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トレッキング初日〜二日目 サンタクルス

Posted by junko on 20.2012 ペルー Peru   0 comments   0 trackback





四人でワラスの目抜き通りを歩いていた。
いくつかのアウトドアショップを覗いては、
どんなアクティビティがあるか、聞いては吟味していた。

そのなかで、四人ともが同意できるプランが生まれた。
それが、3泊4日のサンタクルス山トレッキングだった。





「トレッキング」という言葉さえよく理解していなかった私。
なんとなく、山歩くんでしょ?くらいな知識。
いやー、無知っていうのは恐いですね。
世の中で一番恐いことかもしれませんね。

無邪気な私は前日にテントやら寝袋やらをレンタルしたり、
行動食の買い出しするのを楽しんだくらい。
夜には宿でみんなの荷物を広げ、
だいたい均等になるように食材を分けたり。
まぁ、私の分はかーなり軽くしてもらったけれど。
そんな風にして人生初のトレッキングキャンプが始まった。









2012年6月21日


サンタクルストレッキング初日


ワラスを早朝に出発し、
Cashapampa(カシャパンパ)という起点の町へとやってきた。
いよいよ始まるんだね!





SDIM2673.jpg





天気は良好、快調な滑り出し。
ゴツゴツした石道は決して歩き易くはないけれど、
まぁ、この調子なら意外と楽に行けるかも、なんて自意識過剰もいいところ。
数時間後にはそんなことも言ってらんなくなった。
たまに登りがキツい坂道があると、やっぱりペースは遅れてしまう。
いつの間にか四人のポジションは決まっていた。

トップを進むタカシ君、
そのすぐ後を追うようにヒカル君、
なんとか彼らとの距離を縮めたい私、
そしてそんな私の後ろからお尻を叩くケイヨウ。




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パンにチョコを挟んでチョコパンランチ。
これがものすごく美味しいー。
あとはレーズンとか、ピーナッツとかをたまに口にする。
飲料水は、川を流れる水をペットボトルに汲んで、
浄化剤を一粒ポンッと入れるだけ。便利なものがありますね。





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トレッキングルートにはたーっくさんの牛が。
必然的に道にはたーっくさんの糞が。
なんなの?君たち。野生なの?飼われてんの?






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特に大きな問題もなく初日を終えようとしていた、その時!
嫌な雲が見え隠れしていたと思ったら案の定、降り出した雨。
早くテントを組み立てないと、地面がグチャグチャになってしまう。
急がなくちゃ。
その時、私達と前方を行く二人との間にかなりの距離が開いていた。
タカシ君は個人の一人用テントを持参していたから、
私達は三人用テントを借りていた。
で、その肝心なテントはケイヨウのバックパックの中に入れていたから、
ケイヨウが着かない限りテントを組み立てる事ができない。

ちょっと考えた末に、ケイヨウは私を抜かして、
あっという間のスピードで前方の二人に追いつく。
そしてタカシ君と共にまたさらに早いスピードで進んで行った。
一方ヒカル君は、ペースダウンしてゆっくり歩いている。
私を待っていてくれてるんだ。
ケイヨウがヒカル君に一言告げたみたいで、
追いついた私に、「一緒に行きましょう」と。
あー、みんな優しいね。

「ありがとう」





私達がキャンプサイトに着く頃にはもうテントは組み立て終わっていた。
ギリギリなんとか大丈夫な具合に間に合ったらしい。
ご飯にニンニク、タマネギ、そしてコンソメキューブの簡単雑炊で夕食。
タカシ君が自分で持って来たサラミを切って分けてくれた。
そのサラミの美味しいこと!!!山にサラミは絶対だね。
塩分欲してたんだなー。
そしてお決まりのレモンティーにお砂糖たっぷり。
甘いの欲してたんだなー。
レモンの酸味も疲れに沁みてほんと美味しい。
酸っぱいの欲してたんだなー。
てかもう全部じゃん。



もう外は真っ暗で、何にもすることがない私達は、
原始的な遊びを始めた。
そう、しりとりだ。

いい大人が四人で暗いテントの中しりとり遊び。
いやーかなりシュールな絵だよね。
やってる本人達は真剣そのものなんだけどね。
だって罰ゲームは食器洗いと朝の水汲み。
キンキンに冷えた川の水で洗うのはツライよ。
朝だってまだ暗いうちから水汲みに行くのはしんどいよ。
だからみんな真剣。

一通り遊んだ後、タカシ君は自分の一人用テントに戻って、
私達三人は川の字になって寝袋にくるまった。










翌朝、6月22日の夜明け



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昨日しりとりで負けたタカシ君が水を汲みに行ってくれる。
それで作る朝イチのレモンティー。相変わらず美味い。
もちろん朝ご飯は雑炊で。
早くに起きたはずなのに、なんだか支度に手間がかかって、
出発する頃にはすっかり太陽が上がってしまった。





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さぁ、二日目の始まり!






昨日少し感じていた足の親指の爪の違和感は的中し、
今日になってその違和感は痛みに変わる。
ボリビアで買ったこの革靴、一目惚れでデザインも気に入ってるんだけど、
サイズがちょっとだけ小さい。
いや、小さいというよりはジャストサイズなんだけど、
山歩きには少し大きめのサイズの方が向いてるんだってね。
私の親指の爪はじんじん痛みを増してきて、
歩くのがかなり辛く感じるくらいになってきた。

それでも午前中は、こんな平坦な道が多かったので頑張れた。
まぁ、砂道は砂道で足をとられるから歩きにくいんだけど。





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トレッキングポール代わりの木の棒っこ。
これがあるだけで全然違う!
特に登り道なんかは、手の力でだいぶ足腰の負担が減るの。






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あのロバに乗れたらなんて楽だろ。









この後だ。
流れが変わってきた。
まず雲行きが怪しいうえに、なんと道に迷ってしまった。
明らかに「え?そんな道行くの?」みたいな道が前に立ちはだかっている。
けれども男の子ってチャレンジャーだよね。
自分で確信するまで前進するのね。

滝を下から登っていくような道だ。
大きな岩に飛び乗りながら登ってく。
じゃないと足場は雨でドロドロになっているから。
ちょっと足を踏み外せば大ケガしそう。
慎重に慎重に、手を取りながら進む。
結局滝を登りきって、男の子達はやっぱり道に迷っていることを確認する。
その時の私はもう思考能力がストップしているので、
言われたままに身体を動かすだけ。
あともうちょっとで降りれるって時だ。
足を滑らせて、私は泥の中にずぼん!と落ちてしまった。
するとなんとその泥、底なし沼のように私の身体をどんどん飲み込んでいく。
もがけばもがくほど、沈んでいく。
すぐに男の子三人がかりで私の体を引っ張って救い出してくれた。
その時の私の姿といったらもう、、、
情けなくてやりきれなくて、笑うしかなかったよ。
底なし沼に落ちるなんて、怖いを通り越えて笑っちゃうよ。








とにかくこれは修行以外の何ものでもない。
道のりはただただキツくて、眺めを楽しんでる余裕もない。
道には何百個もの牛やロバの糞が微妙なニオイを放っている。
牛のなんて特に踏んだら最悪だ。
自然と視線はどんどん下へ下へと下がっていき、
腰は曲がり、前屈みになってしまう。
大きな岩や石だらけの道、たまにつまづいて足のつま先をぶつけてしまう。
足の爪はすでに損傷しかかっているので、
その痛みといったらもう筆舌しがたい。
適したサイズではないから、靴擦れも起きて川がむけてしまった。




もう、一言で表せば「辛い」だたそれに尽きる。
でもじゃあなんでやめないのか?
一度やると言った以上、あきらめたくない。
一緒に歩く仲間の心遣いを無駄にしたくない。





今回は一つだけ目標があった。
決して最後まで、「疲れた」の一言を言わないってこと。
言霊として、それが周りに与える影響を考えても、
この言葉は良くない。












結局その日は目標としていた場所に行くことは断念して、
当初の予定よりも手前のキャンプサイトに泊まることにした。
そのせいで、まだ日の明るいうちにテントにおさまることができた。






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みんながテキパキとテントを立てるのを横でながめる。
ちょっとここは甘えさせてもらって、先にテントで一休み。
外で男の子達がお茶を入れたりしてくれる。
あーほんとに、今日も、

「ありがとう」







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ちょっと横になるだけで楽になった。
今夜もしりとりで食器洗いと水汲み係を決めようか。





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Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
でも人はもっと好き。

まだ見ぬ出会いを、笑顔を、そして
感動を求めて。

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