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親切な町サルタ

Posted by junko on 26.2012 アルゼンチン Argentina 2   1 comments   0 trackback


愛二がアフリカへと発った翌日の朝、
私たちもそれぞれの旅路へと出発した。

尚吾とチエちゃんは、アルゼンチン南部パタゴニアへ。
啓陽と私は、以前チリのビーニャ・デル・マールで出会ったおもしろ大学生、
ヒカル君が勧めてくれた、アルゼンチン北部の小さな町を訪れることにした。





尚吾たちは一度南下はするけど、また北上し、私達と同じように中米を目指す。
だからきっと再会は間違いない。
どの国になるかはわからないけど、、、
それに、最後のUNOで『次に会ったらお酒をおごる』賭けをして、
見事尚吾たちが勝ってしまったので、
私達は再会した時一杯おごってあげなければならないのだ。
どうか物価の安い国で再会できますよーに。


私達のバスの時間の方が早かったから、
尚吾とチエちゃんはバス停まで見送ってくれた。
一週間ちょっと前までは、遠かったこの二人の存在が、
今ではとても近しい旅仲間として目の前に居る。
今回は一都市に贅沢に滞在して、とにかく一緒に過ごす時間を大事にしたけど、
今度会った時は、旅の醍醐味『移動』を共に出来たらいいねって。
一番しんどいけど、何故だか印象に残る『移動時間』
それを共有できたらいいな。









レティーロ駅でバスを降り、長距離バスターミナルへと進む。
実は今回このバス移動が実は楽しみだったりしていた。
何故なら数あるバス会社から今回選んだのは、

『ANDESMAR』

このバス会社、何がすごいってサービスがすごい。
ご飯は付くし、おやつも付くし、ビンゴゲームだってある。
他のバス会社でもご飯やおやつは付くものもある。
だけどここは、その質が違った。

まず乗って数時間経った夜の10時頃、遅めの晩ご飯が配られた。
受け取ってビックリ、なんと温かい!!!
しかも蓋を開けると、お肉がどっさり。
添え野菜やご飯だってちゃんと温かい。
しまいにはプリンというデザートまで、、、
コップにスプライトが注がれ、優雅な晩餐が始まった。

快適なバス時間は私を眠りへと誘い、
寒くもなく暑くもない適温の中、しっかりと熟睡。
翌朝はおやつと飲み物が配られる。
その飲み物の種類と数がハンパない。
紅茶やコーヒー、粉末ミルクや砂糖がそれこそ「どっさり」詰められたセット。
旅人としてこんな嬉しいことはありません。
もちろん余ったものはお持ち帰り、日頃の食生活に使わせていただきます。

昼食には大きなサンドイッチ二種、
さらにその直後またおやつと飲み物のセット。
もう至れり尽くせりとはこのことでしょう。
さらにそれらを配布してくれるお兄ちゃんが素晴らしい働き者!
狭いバスの中を縦横無尽に動き回り、
笑顔で乗客に対応。
こんなバス会社、今まで見たことも乗ったこともない!!

おやつの後には極めつけのビンゴゲームが始まった。
スペイン語で読み上げられる数字を必死に聴き取り、
啓陽も私も本気になってカードに穴を開けていく。
残念ながら勝者にはなれなかったけど、
その勝者にはなんとワインのプレゼント。
一体どこまでリッチなんだこのバス会社!







DSC_4055.jpg





そんなアンデスマール、もう一度乗りたいアンデスマール




DSC_4057.jpg









飛行機の機内食にしてもそうなんだけど、
交通機関の中で配られるご飯ってなんであんなに嬉しく感じるんだろう。
別にさ、特にものすっごい美味しいわけでもないのにね。
ふしぎー。







そうして約20時間ほどかけてやって来たのがサルタという町。
素敵バス会社アンデスマールのおかげで、
長時間のバス移動はなんら苦ではなかった。
そしてこの町に着いて早々、
人の優しさに連続して触れる機会が訪れる。

まずサルタのバスターミナルにて。
他の町同様、たくさんの宿の客引きが押し寄せて来る。
けれど予め宿を予約してあった私達には、用は無い。

「宿はある?一泊25ペソだよー」

「宿、予約してあるから、、、」

「そうか、なんて名前の宿だ?」

「◯◯◯hostel」

「あぁ、そこならあの角を右に曲がって何ブロック進んで、それから、、、」

といった具合に、なんと自分の所の客にもならないような私達に、
他の宿への行き方を教えてくれる親切な男性が居た。

南米はたいがい人が良い。
特に商売を挟まない普通の町を歩く人が、とても良い人達ばかり。
『南米』と聞くと、窃盗や首しめ強盗なんて恐ろしい言葉も多々出てくるけど、
幸い未だ私達はそういう怖い思いは一度もしていない。
そりゃiPhoneは盗まれちゃったけど、
他の旅人の痛ましい体験談を聞けば、そんなの比になんない。

そういえば最近、道を訊ねて、
辿り着けなかったことってなかったなぁ。
一昨年ヨーロッパを旅している時、特にトルコだったっけなぁ。
みんなテキトーなこと言うから、
通行人に道を聞くなら、最低3人には聞いた上で、
平均値を計って判断した方がいいなんて話もあったっけ。
だけどここ南米に入ってからは、そんなこともない。
まぁ、聞く相手をちゃんと見極めて、
この人なら絶対大丈夫、って人にしか聞いてないってのもあるけど。
たとえば女性警官とか。
商店のおばちゃんとか。
そういうコツみたいのも、知らないうちに身についているのかも。






そんな親切な男性のおかげで、いい気分で歩き出した私達。
バス停でバスを待つ若い母親と、
その横にちょこんと座る子供があまりにも可愛くて、
思わず微笑みかけてしまう。

「Hola!」

「Hola!」

「とっても可愛いね、お子さん」

「ありがとう。どこから来たの?」

「ハポンだよ。」

「ハポン!いいわねぇ。いい国ねぇ。」

「ありがとう。」

「ところで宿は決めてあるの?」

「うん、すぐそこの◯◯」

「そっか。いや、私の友達がホステルを経営してて、いい所だから
 どうかなと思って。ところでそこはいくら?」

「◯◯ペソだよ」

「あら、そっちの方が安いわね、ならそっちね」

「あははは」

「サルタにようこそ。楽しんでってね」

「ありがとう!!」

そんな会話が道端でできてしまうなんて。
しかもその直後だ。
明らかに旅人っぽい初老の男性が近づいて来た。
するとおもむろに地図を渡してきた。

「この町のマップだ。きっと役に立つから」

そう微笑んで去って行った。







なんていい町なの!!!!!






着いて早々、親切な人々に3人も会ってしまった。
しかも連続して。
まったく情報の無かったサルタというこの町に対して、
一気に親近感が沸いたのは言うまでもない。






この町に歓迎されているようないい気分になった。





だから。
翌朝、町を一望できる丘まで登った時、
最高に天気が悪くて何にも見えなかったけど、
それも許せちゃったんだ。





SDIM1679.jpg




頂上まで1070段の階段を登って行きます。
そりゃヤル気も入ってこんな顔んなります。




SDIM1684.jpg





SDIM1690.jpg




んんん~、雲ですね。




SDIM1697.jpg





むしろ霧ですね。





SDIM1700.jpg





SDIM1707.jpg




まっ、しゃーなしやで。




SDIM1705.jpg










町に降りて少し散歩。
今日は午後からもう移動だから、
歓迎してくれたサルタの町とはすぐにバイバイなんだ。




SDIM1716.jpg


教会でひとやすみ。
無料で入れる教会は旅人の癒し場所。


SDIM1713.jpg










この後、フフイ(Jujuy)という町を通過して、
ウマワカ(Humahuaca)という町を目指す。
午後イチで出発すれば、夕方までには着くだろう。






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2014.08.12 21:40 | | # [edit]


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Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
でも人はもっと好き。

まだ見ぬ出会いを、笑顔を、そして
感動を求めて。

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