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感化された感性と感情 (1/3の純情な感情とは違うのさ)

Posted by junko on 17.2012 ブラジル Brazil   0 comments   0 trackback


2012年2月25日


クリチバ観光、まず絶対に観てみたかったオスカー・ニューメイヤー美術館へ。
ブラジルが誇る名建築家だ。
地図を頼りに向かうも、全然辿り着かない。
あれ?なんかこの地図の縮尺おかしくない?
と、地図のせいにし始めた頃、
しびれを切らせて通行人に聞いてみた。

ダニエルと名乗ったその男性は、
美術館まで案内してくれるという。

「すぐそこだから」

そう言って、だけど何やら携帯電話で話している様子を見ると、
どうやら仕事前で、同僚に少し遅れる旨を報告しているみたい。

「悪いからいいよ!もう大丈夫だし。一人で行けるよ!」

そう言って断るも、

「全然平気だよ。大丈夫!」

あぁ、、懐かしいこの感じ。
一昨年のヨーロッパを思い出すなぁ。
すぐ人に聞いちゃう私とは逆に、ギリギリまで自分で辿り着こうとする啓陽だから、
こういう通行人とのやり取りは久々だった。





Eyeー目の形をした建造物が、普通の街並に突如現れた。
これだ!
そのデカさにまず、感嘆。




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ダニエルに熱を込めて御礼をすると、

「じゃねーん」

と、彼はあっけなく行ってしまった。
なんていう自然体。




コンテンポラリーアートを観賞するのも久々だった。
ベージュや茶のグラデーションが美しく、かつ強さも感じる絵に惹かれた。
いつか自分の家を持てたなら、
リビングのど真ん中に絵を飾ってみたい。
そう思うようになったのはごく最近だ。

そういえば、今はもう無き私の生まれた家にも、
いくつか絵が飾ってあったような気がする。
あれは誰の絵だったんだろう。
誰が買ったんだろう。
そしてあの絵は今どこに行ったんだろう。




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すごく好きな感じ





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世界地図をさかさまに見てみよう




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“ 整然としたアングルには惹かれない
人間によって作り出された堅い直線も同様だ
私が惹かれるのは、
自由で肉感的な曲線だ
故郷の山、しなやかな川の流れ、空の雲、
そして愛された女性の体が持つ曲線
この世界は曲線によってつくられている”









Antanas Sutkusというリトアニア出身の写真家の展示を観た。
一般の人々への愛があふれる視点、
そして間違いなく、フィルム写真。
量産的で便利なデジタルとは違う。

もうしばらくフィルムで写真を撮っていないなぁ。
ていうか私、フィルムで撮れるんだろうか?
急に自分の撮っている写真が無意味に感じ始める。
決まったアングル、決まった色合い、
正直それなりのカメラがあれば誰でも撮れてしまう写真のような気がして、
自信を失う。
そもそもはなから自信なんて無いのに。

だけど同時に、もっと撮ろうと思った。
もっともっと、いっぱい撮りたい。
誰かの心をわし掴みにするようなアングル、表情、瞬間を捉えたい。
そんな思いで美術館を後にする。






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外に出ると、"Eye"が空を映していた




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街に出るけど、旧市街と呼ばれる観光エリアはやっぱり心が動かない。
あとから綺麗に造り足したような街の雰囲気は、
見慣れてしまったせいなのか?
そうかと思えば、路上で手作りアクセサリーを売る男性が、
雰囲気も良くて撮りたい欲望が生まれるも、
別に買ってもないのにレンズを向けることに躊躇してその場を去る。

一昨年のあの勢いはどこへ行ったのだろう?
もっともっと私は、臆せず積極的にシャッターを切っていたはずだ。

首からカメラをぶら下げて歩けない事も、
起動力に欠けるせいで、撮りたい欲望を半減させる原因の一つかもしれない。
あまりにも南米の治安の悪さを話に聞くせいで、
ビビってしまっている、
いちいちリュックの紐を解いてカメラを取り出すその行為が、
未だ苦痛に感じてしまう。
仕方のないことなのに、、、

だけど。
だけど原因はきっとそれだけじゃない。
ていうよりは、そっちに原因をなすり付けたがっているだけかも。
本当の理由は、ただ怖がってる。
自分の能力の低さに対面することを。





どうにかしなければ。
そんなことを考えながら歩いていると、
ふと、銅像によじ登る子供達を見つけた。
よじ登られている銅像がなんだか滑稽で、
思わずカメラを取り出す。
そう、無意識に。

どこの国でも、子供達には言い易い。

「写真、撮ってもいい?」

彼女らも笑顔で

「いいよ!」





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「あ、あの、、」





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「ま、前が、、」





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「あーやっと解放された」





言葉が解らない私に、あきらめずに話しかけてくれる。
スペイン語なら少しはできると思っていたけど、
それに似ていると言われるポルトガル語は、
私にとっては全くの別物だ。
それでもなんとか、身振り手振りのボディラングエイジで理解しようと続ける。
私があきらめない限り、
相手もあきらめない。
理解しようとする相手が目の前に居たら、理解させようと努力するもんだ。




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今度は道路標識に登り出す子供たち





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この表情、もはやただ者ではない





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「ちょっと姉チャン見せたれや!」





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「ほっ」




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「ほっ」




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「ほっ」




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言っておくが合成ではありません





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ほんと凄いよ、将来体操選手になれるよ





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「オレちょっと疲れたぜ」





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「何言ってんのよ年下のくせに」





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シスターズこらぼれーしょん





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「やっぱ負けてらんねー」





彼女達はそのまましばらく一緒に歩いてついてきた。
本当に、本当になんて、可愛いんだろう。
この世界は子供達によって救われているような気さえしてきた。




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たしかに旅人にとってコミュニケーションをとり易いのは子供かお年寄り。
そりゃそうだ、こんなブラジルのような進んだ社会ならなおのこと。
例によって子供達に励まされた私は、
宿への帰り道、スケボーで遊ぶ若者にもレンズを向けた。




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今からこんなに可愛くて将来どんなにか男の子を悩ませることでしょう




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ありきたりじゃない、
誰にでも撮れない写真を撮る為に。
やっぱりこの欲望を失っちゃいけない。
試す。
あきらめずに続ける。
怖がらないで。








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Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
でも人はもっと好き。

まだ見ぬ出会いを、笑顔を、そして
感動を求めて。

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