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結局カネなのか、それとも。

Posted by junko on 09.2012 ブラジル Brazil   1 comments   0 trackback


2012年2月19日



日曜日でお仕事がお休みだったこともあり、
弓場のユウゾウさんとゴリさんが、
アルサトゥーバの町のバスターミナルまで車で送って下さった。

さらにバスを待つ数分の間、ビールまでご馳走になってしまい、、、
最後の最後まで、お世話になりっぱなしだったなぁ。



私達の次に向かう先は、リオ・デ・ジャネイロ。
ブラジルが誇る大都市だ。
目的は、「ブラジルといえば」で必ず答えに出てくるであろう、
あれ。



“リオのカーニバル”



これを観に行くために、この時期に合わせてブラジルに来たんだ。
宿の値段は通常の何倍にも跳ね上がってるし、
カーニバル会場への入場料は一体どんな値段なのかもわからないまま。
だから今回、私達は「泊まらない」という弾丸でいくことに。
夜行で向かい、朝にリオに着く。
日中はリオ観光して、夜通し行われるカーニバルを堪能し、
寝ずに翌朝を迎え、そのまま朝のバスでサンパウロへ向かう、という予定。

さらに私達には、もう一つの目的があった。





「本当の出会いは、二度目から」



啓陽くんの口癖のこの言葉。
これを今回またまた実行に移したわけです。
というかまぁ、自分達の都合の良いように解釈しただけって言われれば、
それまでなんすけど。


NYCジャズバーでの出会い


そう、このリオ在住のファミリーを、私達はおもいっきりアテにしたわけで。
NYCで出会ってから、何度かメールのやり取りをする中で、
リオに行くことが決定した時点で、思いきってお願いしてみた。

「一日だけ荷物、置かせてくれませんか!?」

お父さんのマリアーノは、優しくも快諾してくれた。



もちろん荷物のことだけじゃない。
地元の人に、街観光のツボを聞くのがいいに決まってるし。
なんせリオに行くんだから、会いに行きたいしっ!







夜行バスの中でおにぎりと豚カツを食べた。
20日の朝、リオのバスターミナルに着いてからもまた、
おにぎりと豚カツを食べた。
全部なくなってちゃって、すごく寂しい気持ちになった。
あぁ、すでに恋しい弓場の味、、、

トイレに向かった愛二が戻ってくると、
その横に見慣れた顔が2つあった。

「あー!!」

なんと弓場で共に汗を流したタイヘイ&タクヤコンビがいた。
私達より3日先に弓場を発った彼ら。
彼らはサンパウロで先に行われたカーニバルを観た後、
今朝ここリオに来たという。

「またどこかで会えると思ってたんすよぉ」




すると今度は、違う方向からまた見慣れた顔が。

「あーーーーー!!!」

なんと、つーちゃんだった。
つーちゃんは、私達が弓場に居る間サンパウロに滞在していた。
昨日リオに着き、夜通しカーニバルを観てきたという彼女の顔は、
かなり疲れきっていた。
そしてこれから朝の便で再びサンパウロへ戻るという。




さすがリオのカーニバル。
こんなバスターミナルの隅っこで、こんなに再会の嵐が続くなんて。




それぞれの行き先が別なので、またの再会を願いつつ別れ、
私達は早速マリアーノの家へ向かった。
知っているのは住所のみ。
だけど住所さえあれば、ちゃんと辿り着けるようになってるから不思議。
それって旅人の特技かな。
バスターミナルのどの辺に地図があるか。
どんな人に聞けば良い答えが返ってくるか。
なんとなく、わかるから。
もし間違っても、また出直せばいいだけのことで。
なんにも不安はない。

彼の家は、あの有名なイパネマビーチとコパカバーナビーチのちょうど中間地点という、最高に最上級なエリアに在った。
正直リオのバスターミナル近辺は、
治安悪っ!!て雰囲気がプンプンで、
やっぱり大都市といえどもそこはブラジル。
貧富の差はハンパない。

伝えていた予定時間よりも結構遅くなってしまって、
不安になりながらもインターフォンを鳴らす。
マリアーノの奥さん、イラーナが笑顔で迎え入れてくれた。


「よく来たわねぇ!今ね、マリアーノはジョギングに出掛けてるのよ」


そう言って素敵なリビングに通され、そのまま素敵なテラスへと通された。

「リオへようこそ」



ほんとに素敵なおうちだった。
イラーナは絵を描くとは聞いていたけど、
リビングは彼女の作品やその他のアーティストの絵がずらっと飾られ、
まぁお洒落だこと!

彼女がマリアーノに電話してくれたんだろう。
彼はすぐに帰って来た。


「いやぁ、よく来たねぇ!会えて嬉しいよ!」


たった一度、それも数分立ち話しただけの仲なのに、
図々しくも押し掛けてきた私達を歓迎してくれて、
申し訳ないやら有り難いやら。

でもね、旅って、図々しくなくちゃ続けらんないかも。
そんな開き直り、ダメかな。。



コーヒーやらフルーツやらを出してくれたり、
街の観光スポットを聞いたり、
あとは今までの旅の話や、これからの予定なんかを話していると、
あっという間に12時を過ぎてしまった。
正直私達としてはこのまま寛いでいるのも十分に良かったけども、
リオにいるのに街を見ないというのも、ねぇ。

と、いうわけできったない移動服からお洒落着に着替えてっ
コパカバーナビーチへ散歩♬



RIMG0004_20120509234124.jpg




このファンキーな帽子、無料で配ってるから即get☆




RIMG0008.jpg




街じゅうみんなお祭り気分♬




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ふざけたメガネも(笑)
なぜだかこの地元の子達に、「写真一緒に撮ってー!」と頼まれて。
うれし♡




RIMG0013_20120509234236.jpg






夕方4時を過ぎてもなお、強い日差し。
そしてビーチ沿いでカーニバルは始まり、、
スタジアムだけじゃなく、リオの街じゅういろんなスポットで
カーニバルは開かれる。
特にビーチ沿いは人気みたいで。
あっちもこっちも、凄い人、人、人ー!!




RIMG0011.jpg





RIMG0012.jpg






爆音の音楽が流れ、みんな口ずさみながら踊り、
もまれてもまれてもみくちゃにされて、
ヘトヘトんなって人混みから這い出てきた。

うん、もうここの雰囲気じゅーぶん楽しんだ。





イパネマビーチで夕陽を眺めつつ、
夜のための精気をためて、
さぁ、いざカーニバルの会場スタジアムへ!

地下鉄へ乗ろうと駅に向かうと、
ものすごい長蛇の列ができている。
みんなこれからおんなじ場所へ行くのかなぁ。
だとしたら相当アツい!!

またもや押されて押されてもみくちゃにされながら、
やっとの思いで地下鉄のホームまで辿り着いた。
テンション上がりまくった若者たちが、
おっきな声で歌ってはしゃいでいる。
それは電車の中に入っても変わらずで、
もうこの街全体が、人そのものが、カーニバルなんだって気がした。




会場に着くと、ちょうど花火があがった。
熱気に包まれたスタジアムに足を踏み入れる。

陽気なサンバの音楽、あふれる笑顔、飛び散る汗、終わらない歓喜の声。
さすが世界に誇る、リオのカーニバル!!!




と、書きたかった。
いや本当に、そうだったらどんなにスッキリ気分が良いことか。
だけど現実は、あまり記憶に残ってないのだ。
不思議なことに。

記憶に残ってないということは、
つまり心が動かなかった、ということ。

なぜって?
答えは簡単。





ケチったから、、、、、





ダフ屋で買ったいっちばん安いチケット。
33レアル=日本円にして¥1,400くらい。
だけど、安いにはやっぱり理由があって。

私達の席はもちろん一番端っこなんだけど、
隣のゲートよりも一段奥まって設置されているために、
メインの山車や踊りがすごーーーーく見えづらいのだ。
私達の目に映る時にはもう、その組のショーは終わり際で、
しかも席が遠いために全部がちっちゃいときたもんだ。

ここの会場では、一晩に5~6組のチームが演目を披露する。
それぞれ一組あたり80分の持ち時間があり、
その間、彼らは同じ曲をひたすら繰り返して踊る。

始めこそ「あぁ、これがリオのカーニバルか!!」と心躍ったものの、
あまりに遠過ぎる対象と、周りとの温度差に、
すぐにその熱も冷めていった。
もちろんそれは私だけに起こったことじゃなくて、
隣を見れば愛二も啓陽もぐったりしている。

周りを見れば、どんなにショーが遠くとも、
リズムに乗って歌って、楽しそうにはしゃぐ地元の人も多い。
きっとこの時を楽しみにして来たんだろう。
一方私達ときたら、
昼間の太陽に吸い取られた体力はほんのちょっとしか残ってないうえに、
知らない音楽がひたすら繰り返し流れ、
だんだんその場に居るのが苦痛にも思えてきた。




「こんなんじゃいけない。
 せっかく来たんだから、カーニバルを楽しまなきゃいけない!」



そう自分を奮い立たせるも、気持ちって頭で動かないもんで。
ちょっとリズムに乗ってみては、すぐに疲れて座ってしまう。
啓陽なんてしまいには眠ってしまった。
そんな姿を見てなおさら意気消沈し、気づけば私もウトウト、、、




要因はいくつもある。
いくら夜行バスで寝たとはいえ、身体の疲れは残ってるうえに、
昼間のビーチ散歩でかなり体力を使ってしまった。
さらにダフ屋で買った激安チケットは、
激安である理由がしっかりとあって。

せっかくのカーニバルを台無しにしてしまったのは、
すべて自分達のせいなんだけど、
じゃあどうすべきだったのかなぁ。



せめて、もうワンランク、上のゲートのチケットを買っていれば、、
せめて、昼間はゆっくり過ごして、体力を温存しておけば、、
せめて、一晩だけでも宿を取って、しっかり眠っていれば、、
せめて、情報がもう少しだけ手に入っていれば、、




まぁ、そんなん言ったって仕方ないな。
全部うまくいくわけ、ないんだから。




フィナーレも待たずに午前3時頃、私達は会場を後にした。
3人とも、無言だった。
カーニバルの感想を述べるにはあまりにも、疲れていた。
それに、、、語らなくともそれぞれの思いはわかっていた。

マリアーノは事前にマンションの管理人に話をつけていてくれて、
私達が何時に帰って来ても、彼の家の裏口の鍵を開けてもらって、
荷物だけ持って行けるようになっていた。



、、、はずだった。




マンションの玄関から何度覗いても、
管理人らしき人が現れない。
管理人室のインターフォンを鳴らしても、全く応答がない。
けれど時間も時間なだけに、
マリアーノの家のインターフォンを鳴らすわけにもいかないし、、

待つしかなかった。

マンションの玄関先の階段に座り込み、
3人とも無言で膝を抱え込んだ。
眠ったような眠っていないような感覚で、
1時間、2時間、3時間と過ぎ、7時になってやっと管理人が現れた。

さっそく中に通してもらい、マリアーノの家の裏口から荷物を取り出す。
ドアには、マリアーノからのメモ書きが残してあった。

「いい旅を!」






“リオのカーニバル”
有名過ぎるそのフレーズに、過大な期待をかけていたのかな。
それともやっぱり、お金がもっとあれば違っていたのかな。
どちらにしても、私の心は動かなかった。
だからカーニバルの記憶は薄く、写真も全然撮ってない。

それよりも、イラーナが出してくれたチーズがやたら美味しかったこと、
息子のリオールがほっぺに「FREE HUG」と落書きしていたこと、
愛二と啓陽が、ブラジル最強ビーチサンダルブランド、
『havaianas』のビーサンを色違いで買ったこと、
無料で配っていた帽子が意外と可愛かったこと。

そんなことの方が、覚えてる。







21日、不完全燃焼な思いを抱きながら、
それでもそれを受け入れるしかない私達は、
サンパウロへと向かう。








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リオカーニバルが・・・・・あまり楽しめなかったのね。
シクン。そんなこともあるさっ。。
2012.05.10 11:07 | URL | お名前 #- [edit]


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Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
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感動を求めて。

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