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ザキヤマともやくん

Posted by junko on 14.2012 パラグアイ Paraguay    1 comments   0 trackback

2012年2月3日




夕方。
私はつーちゃんとあーちゃんと、いつものように農協へ買い出しに出た。
すると一人の男の子がついてきた。
私達は恋バナに夢中になっていたので、
ついてくるその子が視界に入りつつも、
あまり反応を見せず、ひたすら喋り歩き続けていた。
10分くらい話してただろうか。
その子は、まだぴったりと私達についてきている。
その忍耐力に感心して、私はついに話しかける。

「何歳?」

「8歳」

いやいや、うそでしょ。
もっとおっきいでしょ。

それくらい彼は体が大きかった。
けれど喋り出すと、ちょっと舌っ足らずな喋り口調が可愛くて、
どんどん話し続けた。
ちょっぴりしゃくれたケツアゴ君、これってあれだ、ザキヤマに似てないか?
そしてこの一言に、お姉さん達はみんな彼の虜になる。

「もうすぐ雨が降るね」

「え?わかるの?」

「うん、わかるよ。僕、雲見ればわかるんだ」

「へぇ~、すごいねぇ。でも雨やだなぁ」

「大丈夫だよ、笑っていたら晴れるよ」

「・・・」



なんてステキなこと言うのこの子は!!!



「笑ってたら晴れるの!?それステキだねぇ!」

「そうだよ。だって僕ね、こないだ雨が降りそうだったからね、
 はっはっはって笑ってたんだ、そしたら降らなかったんだよ」

「へぇ~。じゃあ、お姉さん達も笑おう!あはははは」

「昔はね、僕笑えなかったんだ」

「えっどうして?」

「病気してたからね。だけど具合が良くなってから、笑うようになったんだ」

「・・・(さぞ大変な病気をしたんだろうと一同沈黙)」

「熱が下がったからね」

「え、風邪!?」

「うん」



彼の独特の笑いにひきこまれて、
(いや本人は別に笑いをとろうとはしていないが)
私達はすっかり彼が大好きになってしまった。
「ともや」と名乗る彼は、その後もずっとついてきて、
農協のすぐ近くの公園を通りがかった時、

「ちょっと公園で遊んでく?」

とナンパしてきたので、

「買い物終わったら寄るね~」

と言って一度別れた。
にもかかわらず、待ちきれなかったんだろう。
ともや君(ザキヤマ)は農協に入ってきて、買い物を手伝ってくれた。





ウユニ 729





荷物を持つのを手伝ってくれたり、とにかく人懐っこくて可愛いともや君(ザキヤマ)





ウユニ 730





これは公園で遊ぶより他ないでしょう。




ウユニ 732
遊ぶとなったら本気です





ウユニ 743





ウユニ 740
デートしちゃったね♡





ウユニ 727
そう、ここイグアス居住区には鳥居もあるのです









宿までの帰り道の途中に、ともや君が連れてってくれた場所がある。
そこで、旅でしか出会えないような繋がりをもたらしてくれた。

ともや君についていくと、芝生にコートを作りバレーボールをする女の子達がいた。
中・高生くらいの女の子達は、照れくさそうに、でも好奇心を隠せないままこっちを見ている。
それにどうやらこのチームのコーチはともや君のお母さんらしい。

私とつーちゃんは元バレーボール部。
そんなDNAに火がついて、翌日自分達もバレーボールに参加させてもらいないかと頼んでみた。
すると、ちょうど練習試合の相手が欲しかったということで、
快くOKしてくれたのだ。




翌日、愛二と啓陽も誘っていざ参加。
姫アヤカは、姫なので、見学。
私は何年振りかに触るバレーボールが嬉しくて、
サーブもトスもアタックもレシーブも、
もう何もかも下手くそになっちゃってるけど、
でもバレーボールがただただ、楽しかった。
だから赤土で服が汚れようと転んだし、
突き指するまで本気でプレーした。
やっぱり学生の時に本気で打ち込んだスポーツって、
一生体に残ってるもんだと思う。




ウユニ 822




もちろん私だけじゃなく、スポーツ大好き愛二は常に本気だし、
つーちゃんは見事なレシーブを見せつけ、
啓陽にいたっては背も高いからものすごいアタックを決めたりする。
それでもやっぱり体と歳は嘘つきません。
3セット目に入る頃には、みんなヨタヨタ、、、

一方相手の女の子達は、ケロッとした顔でクールに決めちゃう。
やっぱり毎日練習している人にはかなわないよね。




ウユニ 828





ウユニ 827
いや完全にザキヤマっしょ





DSC_0145.jpg






おもいっきり体を動かして、最高に気分がいいところに、
嬉しいお誘いがきた。



「あの、、この後予定とかあります?
 もしなかったら、一緒に晩ご食べませんか?」



アキナちゃんというリーダー格の女の子がそう誘ってきてくれた。
そんな、日本でさえ中高生とお話する機会なんてそうないのに、
こんなわけのわからない旅人を誘ってくれるなんてありがたい。


「もちろんです!」




急いで宿に戻ってシャワーを浴び、
どんなお店に行くかわからないけど、とりあえず一張羅で行こうと。
男性陣にいたってはYシャツまで着るしまつ。
(彼らの一張羅はこれしかない)
中高生のお誘いにこんなに舞い上がるアラサーもそういないだろう。

約束した場所と時間に集まると、
さっきまでおもいっきりスポーツ少女だった子達が、
次々とめかしこんでやってくる。
もちろん親の運転する車に乗って。
そんな姿もいじらしくて可愛かった。

指定されたお店は、「グリル・イグアス」といったファミレス的お店。
そんな一張羅着て来るような場所じゃないのに、
気合い入れまくってる大人を彼女達はどんな風に感じたんでしょうか。




ウユニ 764
いやだ、こんなチンピラみたいな大人の男




13人という大所帯だったので、途中で席替えなんかしながら、
それぞれお話するけれど、
やっぱりどこの世も中高生の女の子の興味はもうこれに尽きますね。



恋バナ=恋愛話!



「今まで何人と付き合ったことある?」
「私こないだ別れたんだ」
「あー彼氏欲しい」
「あの子はラブラブだから」



どこかで聞いたことあるようなないような、
そんな会話が飛び交う。
とにかく恋愛ネタに興味津々で、
旅の話なんかどーでもいいらしい。



「この子はジャニーズ好きだから」
「嵐が好きー」
「Facebook持ってる?」



もう、日本の中高生と何ら変わりないんじゃないだろうか。
まぁ、日本の中高生ともあんまり話したことないからアレだけど。
日本の情報はパソコンから入手しまくってるし、
語学だって何ら問題ないくらい完璧に習得している。
スペイン語と日本語が混ざったオリジナル語とかもあって、
それは日系ならではの習慣だと。


とにかく元気なのだ。
ティーネイジャー、素敵じゃないかー。


リーダー格アッキーナは、さらにこうかぶせてくる。



「明日はヒマ?」



えぇ、旅人ですから、、、



「うち来ない?」



えぇ?いんですか?



「うん、全然いいよ!うち明日午前中親いないし。じゃあ9時はどう?」



く、九時ですか?朝の?ちょっと早いな、、、



「じゃあ10時に農協待ち合わせで!」



は、はい!





そんな感じで、中学3年生の女の子のおうちにご招待された我ら旅人5人組。
ただでさえ触れ合う機会の少ない中高生という世代と、
こんな風に出会って、こんな風に仲良くなれるのもまた旅の醍醐味のひとつ。
流されるままに動くのも、悪くないんじゃないか。

そんな気がしていた。





DSC_0058.jpg






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2012.03.15 02:36 | | # [edit]


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Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
でも人はもっと好き。

まだ見ぬ出会いを、笑顔を、そして
感動を求めて。

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