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I can't get NO SATISFACTION

Posted by junko on 06.2012 ボリビア Bolivia   0 comments   0 trackback
1月22日



朝9時頃にウユニタウンへ着いた私達。
バスを降りるなり、いかにも東南アジアで声をかけてきそうなノリの、
サングラスをかけたおっちゃんが話しかけてきた。



「塩ホテル泊まれるよ~」



えぇ、日本語です。



イザベルとかいうそのおっちゃん(いや、絶対イザベルではないけど私達はそう記憶した)は、
「穂高ツアー」という旅行会社の人だった。
いきなり日本語で話しかけられたという時点で、もう警戒心はマックスなのだが、
何故だか彼のキャラクターは嫌じゃなかった。
なんで「穂高」なのか、なんで日本語が喋れるのかはわからない。
まぁ旅をしていると、どこにでも日本人はいるものなので、
このウユニ塩湖という近年人気が急速に上がった観光地だけに、
そりゃ日本語喋る人もいるだろうと。
それに元々ツアー会社に申し込むつもりだったので、
いくつか会社を吟味した後で決めたい旨を伝えると、
意外とあっさり、

「僕んとこの会社の住所はここだから」

と名刺を残して去って行った。
その去り際がなんとも心地良かったので、イザベルのイメージは良。



塩ホテルというのは、ウユニ塩湖のど真ん中に位置する塩で出来たホテルで、
星の鏡張りを観るためには湖の中に一泊はしたいというのが私達の希望だった。
日本からの弾丸ツアーを決行している菜穂ちゃんとミエちゃんのの帰りのフライトを考慮すると、
彼女達は23日の夕方のバスでウユニタウンからラパスへ戻らなければならない。



それらのことをふまえて、菜穂ちゃんとミエちゃん以外の私達は1/22~24の二泊ツアー、
そして彼女達は一泊のツアーで決めることにした。



もちろん、一番安く済むところで。



しかしいくつかの会社の値段を聞いても、大して相違はなさそうだ。
ならば、話の通じやすいイザベルの所でいいんじゃないか。
やはり語学は強い。




啓陽がイザベルと値段交渉などをしている間に、
ウユニタウンの市場で食料や飲み物を調達し、
いよいよ11時になって出発することになった。
穂高ツアーのオフィスの横につけられたLAND ROVER。
運転手のエルビスという男性が、優しそうな笑顔で出迎えてくれた。
今からこのエルビスのガイドで、私達のウユニツアーは始まる。



車内に乗り込むと、昨年ヒットしたアメリカンポップの音楽が流れていた。
まぁ言ってみればノリノリの。
念願のウユニ塩湖がもう間近に迫った私達は、
はやる心を抑えきれずに、車内でもはしゃぎまくった。
そんな私達に微笑んでくれるエルビス、どうやら彼はかなりいい人そうだ。
でかした、イザベル!
いや正直、このガイドさんの善し悪しでもかなりウユニ塩湖の想い出は変わると思う。
幸い私達はいい人にめぐり逢えて、順調な滑り出しをきったわけだ。







30分ほど車を走らせたあたりで、小さな町に停まった。




DSC_9087_20120308061453.jpg





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廃屋のような家屋がいくつも立ち並ぶ中、
不自然に土産物屋が並ぶ。



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それにしても無機質な色にビビッドな配色って、なんでか惹かれる。




DSC_9108_20120306210516.jpg




DSC_9100_20120306210516.jpg








早くあの景色に出会いたい気持でいっぱいの私達。
ただ気になるのが天候だけ。
こればっかりは人間の力ではコントロールできないので、ただただ願うばかり。
そしてようやく辿り着いた、夢にまで見たあの景色、、、







DSC_9178_20120306210639.jpg









なんだけど、うん。




いや、そうね、塩湖だけに塩を精製するために来ている地元のオバチャンとかもいて、
とても新鮮な景色ではあるのだけれど、、






DSC_9127.jpg







なぜだか思い描いていたイメージと重ならない。





まだまだ、と言わんばかりにエルビスが私達を車内へと促す。
ここはまだ塩湖の端っこの方で、彼はさらに湖の中の方へと私達を連れてってくれた。
そこでテーブルや椅子まで用意して、豪華ランチが始まったのだ。
しかも作ってくれたのはエルビス自身のお姉さんだという。
なんて家庭的。




DSC_9228_20120306210638.jpg




もちろんテンションは上がりっぱで、何枚もの写真を撮った。





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職人平田氏による風船技にはみんな参りました





DSC_9321.jpg






雨期ではあるけれど、まだ水の張っていない地域ではこんなトリック写真も撮ったりして。





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DSC_9332.jpg






がしかしだ。
なぜだか落ち着かないこの心。




塩ホテル『プラヤ・ブランカ』に入ると、
可愛い兄妹が出迎えてくれた。




RIMG0105.jpg






CIMG5215.jpg





RIMG0110.jpg






そして落ち着いて今日の写真を見返してみる。





愕然とした。





納得がいかない。





違う、憧れのウユニはこんなんじゃない。









DSC_9398.jpg





ただただそんな思いばかりが膨らんで、
軽く、いやだいぶ重くへこんでしまった。
夕陽も残念ながらあまりハッキリとは見えず、
その晩は雨も降り始め、星空どころではなくなってしまった。





DSC_9406.jpg






さらにホテル側から「ガスが無い」との理由で、
あるはずだった夕食は抜き。
代わりにっちゃなんだけど、ビールとポテチを与えられ、
電気も水もない中、キャンドルの灯だけを頼りに夜を過ごした。
そう、電気や水がないのはもともと承知の上だけど、
プリングルスだけがディナーってのもなかなかひもじいもので。




その場に居合わせた日本人旅人や、韓国人旅人と飲みながら軽く会話を交わすものの、
私の心は満たされぬままだった。





「こんなんでウユニを終わらせられない。」





はるばる日本から来た菜穂ちゃん達にも、
心が震える景色を見てほしかったし、
数多くの知人旅人が絶賛するウユニ塩湖を、
やはり私自身の心で感動したかった。
人から見せてもらった写真じゃなくて。
そう、欲張りだけど、自分のものにしたかったのかもしれない。






深夜、菜穂ちゃんと共に外へ出た。
もしかしたら晴れているかもしれない、、、ちょっとの希望を持って。
懐中電灯を頼りに少し歩き、夜空を見上げるも、
そこにあるのはやはり、完全な闇。
星の一粒も見えやしない。





明日の夜には菜穂ちゃん達はここに居ない。




悔しかった。
だけどどうにもできなかった。






でも。






旅の女神は見捨てなかった。
翌朝、私達は見たこともない世界を目の当たりにすることになる。
そう、降り続いたこの雨のおかげで。











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Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
でも人はもっと好き。

まだ見ぬ出会いを、笑顔を、そして
感動を求めて。

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