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初南米は高山病から

Posted by junko on 11.2012 ボリビア Bolivia   0 comments   0 trackback



2012年1月14日




マイアミ空港で一晩をやり過ごし、
13日の早朝便で私達は北米から飛び出した。
当初の予定ではコロンビアのボゴタ空港で一度乗り継ぎをするだけだったのが、
何故かコスタリカのサンホセ空港で一度降ろされ、
二回乗り継ぎをすることに。
もちろん疲労度は増すばかり。

さらにそのボゴタ空港では9時間というトランジット待ち。
手持ちの食料どころか飲み物さえ無い私達。
そろそろ本当に喉の渇きも限界に近づいた頃、
試しに売店の水の値段をチェックして撃沈。
なんだ、3$って。
日本の空港だって100円で水買えるぞ。
そんなわけでもちろん耐える。


その結果がこれ。




SDIM0894.jpg





しかし私達には望みの機内食がある。
空腹と喉の渇きに耐え抜いて、やっとありつけたもの!
そう、ビール。
タダで飲めちゃうんですから、そりゃおかわりもしちゃいます。




SDIM0904.jpg





まぁ、その結果とんでもないツケが回ってくることを
この時の私達は知る由もなく。
いや、ちょっと調べれば防げたかもしれない事態。
まったくもって、アホなのだ。




ビールを飲みながら映画を観ていた私達。
気づくとお互いの飲むペースががくんと落ちている。
さらに映画も終盤にさしかかる頃には、
なんだか胸の奥が気持ち悪くなってきた。
「ダメだ、もう飲めない」
そう言って啓陽に残りのビールを託す。
なんとか最後まで映画を見終わった途端、
大人しく座っていられないほど絶不調。
なんとか3缶飲みきった啓陽も、どうやら様子がおかしい。

そうしているうちに機体はラパス空港へ無事到着。
無事といっても荒々しい運転といったらまぁ。
あんなんじゃ飲んでなくたって具合悪くなるわ。
二人してふらっふらになりながら税関をくぐり抜け、
到着ロビーのベンチになだれ込む。
時は14日の早朝3時。
こんな時間に宿へ行ったって入れるわけがない。
とにかく7時くらいまではここで待とう、と決めたはいいが、
標高の高いラパス空港は寒い寒い。




そう、ここは標高3800メートル。




そう、私達は標高0メートル地点からいきなり3600メートル地点へと飛んだわけで、
体を大事にするオトナであれば、まずお酒は厳禁なのである。
なぜなら『高山病』を悪化させる要因のひとつだから。




しばらく経つとだいぶ体が楽になった。
が、横を見ると小さくうずくまる啓陽がいる。
こんなに苦しんでいる彼を見るのは初めてで、
普段は彼が率先して換金したり水を買ってきてくれたりするものの、
今回ばかりは私がそれをやった。
というかやるしかなかった、彼動けなかったから。




7時になった。
ずっとこのまま空港でうずくまってるわけにもいかず、
力を振り絞ってミニバスに乗り込む。
空港は、ラパスの市街地よりもさらに高い地点にあり、
どんどんと降りて行く景色に少しだけ安堵感を覚えるも、
バスから降り宿までの道のりを歩き出してそれは一瞬にして消えた。


なんて傾斜の急な坂道なんだ。


息はぜぇぜぇ、頭も痛い。


もうこれ以上歩けない、という時に宿到着。
疲労度マックスでベッドになだれ込むものの、
さっきまで空港でうずくまっていたはずの啓陽が
ここに来て元気を取り戻している。


「初日が肝心だ!」


と言い放ち、さっさと出掛ける用意を始める。
勘弁してよと思いながらも、たしかにオーランドでは、
到着したその日に動いたおかげでKiwiに出会うことができた。
そんな最新の実例も加味して、私も重い腰を上げた。




DSC_8633.jpg




DSC_8627_20120212123259.jpg




DSC_8721.jpg
ラパスではみんな頻繁に靴磨きをするのね




DSC_8720.jpg






食欲も出てきて、なんかいい感じじゃないか。




DSC_8635.jpg





と思ったのも束の間、とにかく体が重い。
坂道の多いラパスの街並、一歩踏み出すだけで息が上がる。
頭もガンガンしてきた。

だめだ、宿に戻ろう。

観光も早々に私達は宿に戻った。
さっきまで意気揚々と初日がどうのと言い放っていた啓陽については、
魂を吸い取られたかのような顔でベッドによたれ掛かっている。




DSC_8644.jpg





そう、私達は完全に、高山病にかかったのだ。





ここでおさらい。
高山病を防ぐために必要なこと。

1.着いたその日は安静にすること。
2.お酒は飲まないこと。

完全にすべての選択を間違いました、えぇ。




どんどん衰弱していく啓陽を見て不安になった私は、
同じ宿のキッチンで談笑する旅行者に相談した。
するとそのうちの一人、アルゼンチン人の女の子が、
自分も高山病にかかってその時に買ったという薬を分けてくれた。
さらに『コカ茶』を飲むと良いということで、
コカの葉っぱもいただく。
初めはその名前にびびった私達だったが、
調べてみると何のことはない、薬草の働きをする葉っぱ。
ボリビアの人達は、日常的にこの『コカ茶』を飲むそうで、
高山病にも効き目があるという。




そうして丸二日ほど寝込んだ啓陽。
私自身、食料を買い出しに行くだけでも息ぜぇぜぇなので、
何度も行かなくて良いように、こんなでっかいパンを買ったわけです。
その後5日間ほどおんなじパンを食べることになったけど、
まぁしゃーなしやで。




SDIM0908.jpg








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Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
でも人はもっと好き。

まだ見ぬ出会いを、笑顔を、そして
感動を求めて。

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