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一生もんのお付き合い

Posted by junko on 10.2012 カナダ Canada   2 comments   0 trackback



旅の話を始める前に、
もうひとつだけ記しておきたいことがある。

それは、モントリオールで出会った一生もんのお付き合いになる方々との、
濃厚な最後の日々のこと。
最後とはいっても、ひとまず2011年においてはという意味で。
今は、一体どこで再会できるのか誰もわからないけれど、
きっといつか必ず再会できると信じて疑わない。
それくらいもう一度会いたいし、
たった一年弱かもしれないけど、
それはそれは本当に濃密な時間を共有することができた。






このブログにも何度か登場した、マサさんとアヤさん。
このお二人無しでは、モントリオールの思い出は語れない。
啓陽の職場の上司でもあり、先輩でもあるこのお二人に、
私達は本当にお世話になった。




DSC_7300.jpg





おうちが近所だったこともあり、
しょっちゅうご自宅にお邪魔しては、
美味しいお酒とおつまみを食卓に挟んで、
時には朝まで語り合った。
まぁ、いつも私が最初に寝てしまっていたんだけど。
しまいには、「淳ちゃんは寝るのが似合う」とまで言われてしまうほど、
私はゆるゆるな気持ちで身を預けることができた。

以前は皆無だったワインの知識も、
このお二人のおかげで少しずつ、本当に少しずつだけど、
覚え始めることができた。
美味しいワインはその場の空間さえもステキなものにしてしまう。
フランス料理についてもたくさん学んだ。
「お客さんに喜んでもらう瞬間が一番嬉しい」
そう言うお二人の芯の料理人魂は、
料理だけじゃなく、いろんな仕事に共通して大事なものだから、
本当に、共感することが多かったし、
気づかされることも多かった。
未だにお二人のワイン学には程遠いけど、
いつか4人でフランスのワイナリー巡りをすることが、
未来の夢のひとつとなった。

そして私達はよく笑った。
完全に身内ネタではあるが、旬な言葉を連呼しては、
笑い合った。
お互いの誕生日も祝い合った。
それぞれ男女に分かれ、
アヤさんと私はガールズトーク、
マサさんと彼はメンズトークを繰り広げたりもした。




そうやって少しずつ、だけど確実に距離が近づいていって、
気が付けば欠かせない存在になっていった。
もちろん職場での彼の仕事振りが基盤にあったからこそ、
こういう信頼関係を築けたんだと思う。
公私共にお世話になって、
何度ありがとうを伝えても足りないくらい。
この恩は、どうやって返していけばいいのかまだわからない。










クリスマス。
フランス語で言うと、ノエル。
長期休暇となるこの一大イベントに、
同じく彼の職場の先輩である、
サトシさん宅で開かれるパーティーに招待された。
二年前から恒例となっているこのノエル会、
まず料理の質がハンパない。




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さらにワインの質もハンパない。





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そして今回は、マサさんの誕生日が近いということもあって、
マサさん以外のメンツでサプライズムービーを制作。
結果は大成功!!!
あんな風に喜ぶマサさんは、初めて見た。
今までやってきた事が少しでもこうやって力になっていることが、
私達自身が認識することができた、
貴重な時間だった。





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TVの大画面でムービーをご披露。作ってほんとに良かった!





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アヤさん手作りのアップルケーキ♡





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とっても幸せなことに、サトシさんは今年の2月にパパになる。
奥さんのミカさんとの間に生まれる赤ちゃんは、
女の子の予定。
大事に大事にその日を待ちわびる二人に、
どうか元気な赤ちゃんが生まれますように。
心からそう願っています。




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旅立つ私達のために、お味噌汁とキャプテンケベックのお土産をいただいた。
ミカさん、サトシさん、キャプテンケベックはしっかりと私のバッグに住み着きました。
たくさんのご馳走と空間を、ありがとうございました!









モントリオールを発つ一日前に、
私達は、彼が働いていたレストランで食事の招待を受けた。
私は以前、マキコとユウタがはるばる会いに来てくれた時、
一度だけ食事を楽しんだことがあったけれど、
丸一年働いた彼に関しては、
未だ一度も席に着いて食事をしたことがなかった。
緊張した面持ちで、そこからの眺めの新鮮さに驚きながら、
嬉しそうに食事を楽しむ彼を見て、
あぁ、彼も本当に良い職場に巡り会えたんだと実感。
私達のために皆さんが心を込めて作ってくれた料理の数々は、
本当に、本当に美味しかった。




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魚のスープに始まり、、、





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帆立のフラン、ぷっにぷに




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こんがり焼いたパイの中から、フォアグラがいーっぱい、、





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最後は鴨とフォアグラの豪華共演!





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「まだいけるっしょ?」とマサさんがにやり顔。
少ししてから彼の前に出されたのは、卵がけご飯!





シメにはこんなステキなデザートが。
おなかいっぱいでも、全部ぺろりです。もちろん!

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本当にご馳走さまでした!







私がLaKhaimaで得た経験と、
彼がこの職場で得た経験、
中身は違えども、だからこそ自分に足りないものを補い合えた気がする。


DSC_7562.jpg










私達は残り少ない時間を名残惜しむように、
最後の最後まで、一緒に過ごした。
レストランで食事をした後、
ごく自然にマサさんアヤさん宅に向かう。
何気なくいつも座っていたこの食卓が、
今夜を限りにしばらくお別れになると思うと、
どうしようもなく寂しくて。

マサさんが啓陽と一緒に飲もうと開けてくれた貴重な焼酎。
アヤさんが一緒に飲もうと注いでくれた、
私の歳の数だけ寝かされたポルトワイン。




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お酒を囲んで思い出話を続けるうちに、
外はだんだん明るくなってきた。
時は12月29日。
そう、このモントリオールを発ち、新たな旅を始める日。
もう行かなくちゃ。
そう頭では言うけれど、やっぱり体は動かない。
いつものようにちょっと眠ってしまった私だから、
いつものように「それじゃあまた」と言って帰ればいいのだけれど、
やっぱりそうもいかない。




悲しいけれど、寂しいけれど、
今はとりあえず、お別れなんだ。
そう自分に言い聞かせて、アウターを着る。
別れって、こんなに辛いものだったんだ。
久しぶりに感じるこの感情に、戸惑っている。
これから旅なんかしたら、
出会いと別れの繰り返しなのに。
あたしこんなんでやっていけるんだろうか。
そう不安になるくらい、心が折れてしまった。





RIMG0143.jpg








だけど進むしかない。
まだ見ぬ世界へ、進むしかない。
泣きながら雪道を歩いて帰った。
そしてそう、この帰る家も、今日で最後。
これからは、もう家はない。
常にどこかに気を使う、宿が私の家代わり。
家があるって、本当にあったかい。




そして29日午後23:45、夜行バスに乗り、
私達はモントリオールを去った。

バスが走り出して数分してから、
マサさんとアヤさんにもらった手紙を読んだ。
二人の愛情がぎっしり詰まっていて、
柔らかく背中を押してくれた。






大好きです、マサさんアヤさん。
本当にありがとうございました。
そしてこれからも。
末永く、宜しくお願いします。




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うぅ…素敵な出会いね、読んで感動しちゃった(´Д⊂

もう旅に出たんだね!
体に気をつけて、じゅんちゃんの求める何かをたくさん見つけてください。

小さな国から、雪でもう意味わかんない狭いこの場所から、
ブログの更新を楽しみにしています(^ω^)
2012.01.10 11:04 | URL | さお #- [edit]
さおちゃん、いつもありがとう。
励ましてくれて、応援してくれて、ほんとにありがとう♡
2012.01.10 11:28 | URL | junko #- [edit]


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Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
でも人はもっと好き。

まだ見ぬ出会いを、笑顔を、そして
感動を求めて。

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