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芭蕉のごとく

Posted by junko on 15.2010 ギリシャ Greece   4 comments   0 trackback
詠みます。

「夏草や 兵どもが 夢の跡」


そのままです、はい。
今日は、そんな句がずっと頭から離れない体験をしました。


昨日の熱もそのまま、
電車に揺られ、中心街からちょっと離れた場所にある2004年オリンピックスタジアムへ。

駅を降りるなり、すぐにそれは始まった。

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まず、人がいない。
いや、いるけど、ちらほら。
そのわずかな数が、余計に閑散としたイメージを強くする。

さらに、とてつもなく広い。
こんな広い敷地が必要なんだな、オリンピックには。
なんて思いながら歩くけど、
どうも寂しい。

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地図を見てみる。
やっぱり広さはとてつもない。

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この近代的なデザインは、スペインの有名建築家カラトラヴァが担当し、
五輪開催のために整備したらしい。

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なのに。



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心ないイタズラ書きの数々。。
本当に、心ない。

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あぁ心ない。

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うーーーーん。
んん??
なんか、違うぞ。。
イメージしてた気持ちに、自分なってないぞ。

そしてふと訪れたこの言葉。


夢の跡。


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夢の跡。


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夢の跡。


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つい6年前、ここで、全世界中から夢と希望、そしてプレッシャーを抱いて
たくさんの選手たちが本気で闘った。
その家族や友達、恋人も集まって、ひとつになって。
それぞれの競技、その一瞬一瞬に歓喜し、あるいは涙を流し、
ひとつの歴史を築いたというのに。


何なんだ、この虚しさは。
ただひたすら、虚しい。


昨日行った初代スタジアムの方が、
より観衆の興奮や選手の鼓動を感じられた。


不思議だ。


そう思いながら、ドームのドアが開いているのをみつけ、
そっと入ってみた。
何かのショーらしき準備をしている。
ひょっこり侵入した旅行者の私なんて、誰も気にも留めていなかった。

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帰り際、このスタジアムの利用法を受付の人に聞いてみた。
夏の間を除いて、アスリート達が練習のために施設を使っているらしい。

あぁ。。。良かった。

と、安心している私は一体どんな立場だ?


6年前、ここで汗と涙を流した選手が今ここを訪れた時、
どんなことを感じるのだろう。
そんなことを思いながら、スタジアムを後にした。

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ちなみにさっきのショーは、ギリシャでは有名な歌手のコンサートだって。
そんな風にも、使われているんですね。



市街に戻りぶらつくと、どうにも目についてしまう心ないイタズラ書き。
壁はもちろん、電車にも。
しかも、理由はハッキリしないけど、
なんとなく感じる治安の悪さ。

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こういうのは、直感的にくる。
なんか、嫌だなって。
変だなって。

なので早々に宿に戻ることにした。


長い長い歴史を持つギリシャ、アテネ。
なのになんでかな、単刀直入に言うと、街にセンスを感じられない。
これはやっぱり、国の破綻という大きな問題を抱えているからなのか?


オーナーのアリスに聞いてみた。

「あの後、何か変わったって感じることはある?」
「正直、市民の暮らしは何も変わってないと思う」

それ以上つっこめない私。
敏感な問題だし、気分を害するのも嫌だし。

そんなアリスは元気いっぱい。
こう見えて、同い年の29歳。

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同じ宿に泊まっていたドイツ人のマイケル。
学生で旅好き。
これから彼はイスラエルに渡り、酪農家で労働をするかわりに
宿とご飯を提供してもらうという、新しいタイプの旅の形を取るらしい。
WWOOFといって、日本でも行われているみたい。

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自分が学生時代にこういうシステムがあったら、
ゼッタイ参加してみたかったー。
もし興味のある方がいたら、ぜひ↓


http://www.wwoofjapan.com/main/index.php?lang=ja



今夜の夜行列車でこの街を、この国を去る。

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お世話になりました!
ばいばいARGO HOSTEL!

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と。
すんなりいきたかったのですが。。


この後わたくし、大失態をしでかします。


上のアリスとの写真を撮ってくれたのは、その時通りがかった日本人。
こうすけくん。
彼は青年海外協力隊として、現在シリアで柔道を教えている柔道家だ。

休暇を取って、ギリシャを旅していたらしい。
すでに予約した宿よりも、こっちのARGOの方が良い宿に見えたので、
価格を聞いてきたのだった。

ギリシャ最後の夜なので、思いっきりギリシャ料理が食べたかった私。
こうすけ君を誘って、先日アリスが連れてってくれたお店へ案内した。

お父さんも柔道家ということで、
こうすけ君は柔道の精神も備わっていて、それを大事にしていた。

宗教上の理由で、お辞儀はしないというシリアの男性に、
(神様に向かってしか頭は下げたくないと言うらしい)
礼は柔道の心だからと説明をする話とか。

自分のブログで、ちょっとだけ宗教的なところに触れたら、
JICAから呼び出しをくらったという話とか。

体験しなければ知ることのない青年海外協力隊という世界を、
少しだけ垣間見させてもらった。
正直、おもしろい話ばかり!


それでそのまま駅まで見送ってもらうことになりまして。
ほんと有り難いです、荷物まで。。

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この笑顔でシリアの人々にも先生と慕われているんだね!

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そして列車が到着し、さぁ乗ろうかというその瞬間。

思い出したんです、私。

いつものリュックに入っているはずのmac bookが。。



ない。



ホテルのロビーに預けたまま、忘れたーーーーーー!!!




もう、終わってますね、私。
自分でもほとほと嫌んなります。
あれだけ大事にしたいと言っていたのに。
もうこれですよ。


出発時間まであと10分。
さぁどうする私。


まず携帯でホテルに電話!
アリスはもうあがっていて、違うスタッフが出る!
「ラップトップ忘れたのー!」
「あるよー!どうすればいい?」
「ほんとに申し訳ないんだけど、駅まで持ってきてもらえないかな!?
 あと10分で列車が出ちゃうの!」

一瞬沈黙。

「わかった、正面入り口で待ってろ!!」
「はい!待ってます!ほんとごめんなさい!!」


というような会話をしたと思う。
動転し過ぎてよく覚えていない。。
そんな私をいつの間に撮ってたんでしょーか。こうすけ君は。

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出発まであと3分。
スタッフが届けに来てくれました。
てっきりタクシーで来るかと思い、タクシー代を用意していた私は、
バイクで来た彼にそのお金を渡そうとしました。

なかなか受け取ろうとしない彼に無理矢理渡すと、

「怒るよ!!」と言い放ち、結局一銭も受け取らずに去っていきました。

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まったくもって情けない。
あー情けない。


話はまだ終わりません。

無事届けてもらったが、一安心する間もなくプラットフォームへダッシュ。
私のバックパックはこうすけ君がしょったまんま。

「いいからとにかく乗ろう!」

そう言ってこうすけ君も車内へ乗り込みました。



もうお気づきでしょうか、皆さん。。



そうです、その直後、発車してしまったんです。
こうすけ君を乗せて。。。


「えぇぇぇーーーーーーー!?いやいやいやいやちょっとーーーーー!?」



ガタン、ガタタン、ガタタンと、否応なくスピードを上げていく列車。
もう。
降りられません。
次の駅までは。


なんということでしょう。
完全に私は、彼をトラブルに巻き込んでしまったんです。

焦る私。
平謝りの私。

なのに、笑顔のこうすけ君。
「次の駅のこと聞いたら1時間後くらいで着くし、そこからアテネに戻るやつもすぐあるっていうし、
 全然これ、笑い話でしょw」

なんていう寛大さ!達観してるよ!!


はぁーーー。。でも、へこみました。
かなり。
自分だけならまだしも、人を巻き込んでしまったことに。
幸い彼は、次の駅でも新しい出会いがあり、
刺激的で楽しい夜を過ごせたようなのですが。
それもこうすけ君のキャラクターあってこそのことだよ。


ほんと、旅先での忘れ物は致命的ですね。

と、何度書いてもまたやってしまうのでしょうけど。



ありがとう、こうすけ君。
そして。
ほんとーーーーーに、ごめんなさい!!

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アスリートの鼓動

Posted by junko on 14.2010 ギリシャ Greece   3 comments   0 trackback
8月27日。
アテネに着いてから3日目の朝。
ついにアテネ観光に出れたんですねー。

風があったおかげで過ごしやすかったサントリーニに比べ、
ここは乾いていて、太陽の熱がほんとに熱いっていう感じ。


やっぱりアテネといえば、パルテノン神殿でしょう。
登りましたよ、てっぺんまで。
いやぁ、暑い熱い。


あのてっぺんまで登るんですか?
そうです、登るんです。

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半分しか登っていないのに、もはやこんな景色が見える。
神殿たるもの、やはり容易には届かないのでしょう。

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今でもここは芸術の舞台として使われるそうです。
能が披露されたこともあるらしい。
日本の芸と、ギリシャの歴史のコラボレーション。
なんだか凄みを感じそう。。


スーパーおばあちゃん発見!!
バックパッカーって、年齢制限ないんだ!
好奇心を持ち続ける人生って、ゼッタイ豊かになると思う。

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何万人(足りない?)もの人々の足に踏まれ続けた石。
この石がですねー、滑るんですねー。
ビーサン危険でした。

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ついにお目見え。

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がしかし。
どうも足場が気になります。
保存していくためには仕方のないことなんですけどね。

というわけで逆サイへ。

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これを建てるのに、15年もの歳月をかけたんですって。
その時代の素材で、どうやってこんな高い所へ運んで、
どうやって造ったんでしょうね。
考え出すと深みにはまりそうです。

現代は現代で、こんなに努力してる!

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人間の創作物は果てしないです。
もちろん自然との闘いもあるけれど。

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アテネの市街を一望!

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観光客の数は、相当なもんです。
あえて撮るの避けてるので写っていませんが、
老若男女、東西南北、ごちゃまぜでした。


次はゼウス神殿。
こちらは、普通に都市化された街を歩いていると、
突如現れた、っていう表現がピッタリ合うような、そんな存在。

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でも中に入ると、かなりの広さの敷地内に、
堂々と立っていました。
まるで、自分だけはその時代のままで、いやもちろんそうなんだけど、
決して置き去りにされてないぞ!みたいな。
意地のような?
うまく言えない。。悔しい。。
個人的には、もうちょっと見せ方あるのでは?なんて思っちゃったりもして。

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ここからさきほどのパルテノン神殿も見えます。

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街に降り、ふと目に留まった露店で、
イニシャルネックレスを作ってみました♡

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ギリシャの古い文字で、『JUNKO』です。

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そして!
この日一番興奮したのが、第一回近代オリンピックが開かれたスタジアム。
その名も、パナティナイコ・スタジアム!!

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ここでは、日本語のオーディオガイドがフリーで付いていたので、
もちろん装着。
ガイドがあるっていうのは、頼もしいものです。


大理石で造られたこのスタジアム。
100年以上も時が過ぎているというのに、
なんだろう、この臨場感。
すぐそこのトラックで、選手達が走って。
それを見守る観衆がいて。
なんだか、すごくリアルに思い描けたんです。

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キングはこの席に座っていたんですって。

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中でも私が一番興奮したのは、ここ!

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これは、選手達が待機していた場所。
暗闇からこのアーチををくぐり抜け、大観衆の中へ飛び込んでいったのです!

今にもアスリート達の高まる鼓動と、人々の歓声が聞こえてくるようでした。
不思議。。

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こんなこっといいな♬

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でっきたっらいいな♬

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大満足のパナティナイコスタジアム。
さらにここで、人々の熱狂がピークに達する出来事があったんですって。
それは、2004年、アテネオリンピックが開催された年。
サッカーでギリシャがユーロ杯を制した翌日、
凱旋する代表チームを迎えるため、このスタジアムに特設ステージをたった1日で完成させて、
選手たちと国民が一体となって喜びを分かち合ったとか。


その熱気といったら、想像を絶しそうな勢いですね。


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そうだ、こうなったら、明日は2004年にオリンピックが開かれたスタジアムに行ってみよう。
すっかりオリンピック色に染まった私。



街に戻りまして。
こんなんみっけました。へぇ~。

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そして最後に向かった先は、スニオン岬という場所。
海の神様、ポセイドンの神殿が建っているところで、
壮大な夕陽が見られることで有名。

なんだか最近、一日の締めくくりを夕陽に託している感じ。
だって、美しい夕陽に出会えたら、それだけでもうその日は大満足になるんですもん。

中心街から、バスで揺られること2時間。。
夕陽のためならえんやこらですよ。

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あのてっぺんの岬まで行くんですよー。

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着いた時には、もう日が沈む寸前!


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バスの中で出会った、スペイン人の仲良し親子。
母と娘、水いらずの2人旅なんて、ほんとに素敵だし、羨ましい。

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娘はベルン、お母さんはカルメン。
この後一緒に夕食をとるんだけど、
ワインやチーズをごちになってしまいました。

会話の内容から、きっと彼女たちは頭が良いと感じた。
だってこれから始まったんですよ。

「どう?最近の日本の経済は」


いやー、参りましたね。
政治、歴史に続いて今度は経済ですか!!

私に聞くのが間違ってる、なんて言い訳は通じないし。
もう、あたふたですよ。

「あぁー。良くはないけど、喰いっぱぐれはしないかな」

出た、恥ずかし回答!



みーんな、みつめています。

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こちらはチェコから来たご夫婦。

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あっという間に日は沈み。。

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やたら気分がいいワタシ。
ついにD300で自分撮りを覚えましたよw

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彼はここで働く青年。

「毎日こんな素晴らしい景色が見えるなんて、最高じゃん」
「まーでも、毎日だと感動もしなくなるよ。」
「そういうもんかぁー」

照れながら笑う、真面目な青年でした。

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まぁ、もちろんサントリーニの夕陽とは違うけれど。
エーゲ海に沈んでいく様は、やっぱり偉大。


静かに佇むポセイドン神殿。
今日見た中では、私は一番好きです。

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説得力とは。

Posted by junko on 13.2010 ギリシャ Greece   4 comments   0 trackback
8月26日。
アテネ。


以前、謎の発疹がどうのこうので弱音を吐いたのはこの日でした。
今思えば、やっぱり虫だったんだと思う。

私の血は、だぶんほんとに虫にとっては甘いんだろな。



そんなわけで意気消沈していたこの日。
宿のオーナーのアリス(アリストテレスが本名だって!)が、
夕食に誘ってくれました。

ふさぎ込んでても仕方ないし、
一日何も食べてないし、
ギリシャ料理、食べたい。。


そして近場の食堂へ。

アリスはほんとに英語が堪能。
しかも歴史に詳しい。

仕事柄、人にアテネのことを説明する機会も多いだろうけど、
しっかりした“数”をもって説明するだけに、
説得力がある。

人口や、年数や、距離や。
すべて、たしかな数となって出てくる。


「君の住んでる街の人口はどれくらい?」
「1億2,000万人だよ」
「ちがうちがう、その北海道ってところさ」
「あー。。。ごめん、知らない。。」



恥ずかしい。



「アテネにはたくさん大学があって、過去にはデモクラシーがよく起こったんだ」
「日本も70年代は大学生がたくさんそんなような活動してたみたいだよ」
「それは結果的に日本にとって良かったの?」
「あー。。。ごめん、わかんない。。」



ダメだこりゃ。



歴史も数もぜんぜん知らないや、自分。
いったい今まで何を学んできたんだ?
とうことに、愕然とするんですよ。


脳を使えよ、脳を。
と、自分に言うのでした。


そんなクレバーなアリスが連れてってくれたお店の料理は、
やっぱり美味しくて。
沈んでた気分も、ちょっぴり回復したわけです。


これぞギリシャサラダ!
フェタチーズ(山羊の乳)は食べやすいです。
オリーブオイルも美味しいんだ。

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アテネの人々のファーストフード、スブラキ。
ラムのケバブや、ポークなど、お肉は選べます。
そこに、ポテトとトマト、タマネギとヨーグルトのソースが入って、
正直これ一個でかなり満腹。

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よく食べた。。

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アリス、さんきゅ。

恋人たちのサンセット

Posted by junko on 12.2010 ギリシャ Greece   6 comments   0 trackback
どうもどうも。
お久しぶりでございます。

ばーちーでっす。


サントリーニの反応が予想以上にとっても良いものだったので、
正直嬉しいです。。
皆さん、ほんとにありがとうございます!
あともう一日トライしたので、ご覧いただけますでしょーか!?


前日のバカンス気分を一新して、
『自分の撮りたいものを撮る』ことを目的にしたこの日。

イアの美しさとは対照的な、“現実”もおさえることにしました。
ここは、私が泊まっていたペリッサの街。
これも、たしかにサントリーニ。


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謎のロバに。

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謎の建築物。

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このバギーがめちゃくちゃうるさい音で走るんですよ!!
荒い運転に巻き込まれるのもアレですし。
私は乗るのは遠慮しときました。

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この営業時間て。。
郵便局なのに、こんなのアリ??
まぁ21時まで開くには、仕方のないことですかね。

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このちょっと殺風景な街から、フィラやイアに行ったからこそ、
比較も相まって、美しさにさらに敏感に反応できたのかもしれません。



そんなイアに移動して、
いよいよ最後のサンセットタイムを待ちます。

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おりこうさん♡

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斜光が創り出す影のアートも、
白い壁ならでは。

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ずっと島に時を刻んできた時計も、
いつからかその働きに替わって、歴史の象徴になった。

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昨日、行こうと決めていた城壁の場所へ。
ここで、今日こそ人を撮るんだ。

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そう意気込んで、ちょっと早めに到着すると、
ギターの音合わせをする男性と、その彼の横でタバコを吸っている女性がいた。

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目が合い、自然な流れで会話が始まる。
私は、あの初めて出会った人と交わす最初のこのコミュニケーションが、
たまらなく好き。
ちょっぴり照れが入って、だけどその人の一番素直な笑顔が見られる。


彼らはスペイン人のカップルで、旅の途中でここに来た。
彼は音楽で、彼女はタトゥーでお金を稼ぎながら。
昨夜、ここで星空の下、眠ったんだって。
彼(あー。名前が出てこない・・・)はバスク地方出身。
彼女のティナは、バルセロナ。

そして何より運命的だと感じたのは、
ティナがフラメンコのバイレ=ダンサーだったということ!!


ご存知の方もそうでない方も。
わたくしフラメンコが趣味なわけでして。
かれこれ3年ほど習っていて、このブログでもいつもセンスある言葉で
素敵なコメントを下さる先生のもと、フラメンコの面白さにどんどんハマり、
一生続けたいな、と思える対象なんですね。

それで、この旅の最終目的地もバルセロナ。
もちろん、スペインではフラメンコに触れる機会を持とうと思っているわけで。
観るのはもちろんのこと、踊れたら最高だなって。


そんなタイミングでティナに出会えたのも、何かの縁。
あまり英語が得意ではない彼女が、一生懸命単語を探しながら話そうとする。
私も、一生懸命聞く。

一生懸命なところに、意味がある。

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そして彼が歌い出した。

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それに合わせて、手拍子を打つ彼女。
その打ち方が、まぎれもないフラメンコ。

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気づくと、たくさんの人が集まっていた。
カップルで、友達で、夫婦で、そして私みたいに、一人で。

みんなの視線の先は、そう。サンセット。


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これを撮った時、たまらなく友達に会いたくなったよ。
SATCみたいにね。

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あーーー。
この表情が、撮りたかったんだ。。

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みんなの顔を照らす太陽は、強くて、あったかくて。
いろんなの国の人々が、今この一つの夕陽に心が満たされているんだって思うと、
なんか、私、無性に嬉しくなりました。

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もちろん、ティナ達もね。

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そして、静かに夕陽は沈みました。

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沈んだ直後、わき上がる歓声と拍手。
みんな、ひとつになってる!!

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余韻を楽しむ大人の余裕。
憧れちゃう。

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そして、みんな去って行った。

私はティナとしばらく話していた。
暗くなるまで。

ティナはまだ学生で、夏休みを利用して旅をしていた。
彼は彼女よりも12歳ほど年上で、だけど2人はもう7年も付き合っているんだって。

彼女の専攻は、環境問題。
地球の環境を守っていきたいって。

フラメンコに関しては、それで食べていくのは難しいけど、
教える側になれたらいいな、とも言っていた。

「今教えてよ!」

いきなり目の前で、見た事のない素早い動きの踊りが表れる。

私の心に火がついた。

思い出せる限りの踊りをしてみる。

ティナも合わせて踊ってくれる。

そして思い出す。
「こんな時は、セビジャーナスだ!」

セビジャーナスとは、フラメンコの中でも一番ポピュラーで、
スペイン人がお祭りで踊るもの。
ほとんどの人が踊れるこのセビジャーナスは、
「みんなで一緒に、楽しく」が主。
ですよね?先生。


そして私達は、月夜の下、一緒に踊ったのです。

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その後、じゃあ私達も帰ろうか、という時、
ティナが周辺のゴミを拾い出しました。
もちろん、自分のゴミだけじゃありません。
周りに落ちているすべてのゴミを、拾っているんです。


驚きが、すぐに尊敬の念に変わった。
あまりにも自然な動きでゴミを拾うティナを、
心の底から、美しいと思った。

「本当に素敵なことするんだね。どうして?」
「だってこの場所は、キレイな方がいいでしょ?夕陽もキレイなんだし」


至ってシンプル。
だけどそれ以上の答えもないだろう。


私達は、バルセロナで再会することを約束して、別れた。




その後、庶民的な食堂で夕食を食べた。
初めて食べるムサカと、ズッキーニボールは、
素朴だけど、心に沁みる美味しさだった。

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ティナに出会えた日。
撮りたい写真が撮れた日。
初めてサントリーニで、満足できた。


恋人たちのサンセット。
皆さんも、いつの日か確かめてみませんか?


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ひとときのバカンスに溺れて(part2)

Posted by junko on 04.2010 ギリシャ Greece   9 comments   0 trackback
今日の一枚。

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これが、私が撮った写真だったなら、もっと胸を張れたのに。
だけど、やられましたね。





イアを歩くと、それぞれが思い思いにサンセットを待つ姿を見ることができました。

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その名もサマーラバーズ♡

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なんだか大人。

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ホテルからも。

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凛とした佇まい。

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なんだか人が集まっていますね。

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今夜のディナーは奮発して、
夕陽を眺めながら食事ができるレストランを予約しました。
節約してきた自分へのご褒美♡

そのレストランがこちら。

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ホテルに隣接しているお店で、
ロビーもこんなに洗練されてる。

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ここで出会ったのが、冒頭の写真を撮ってくれた彼。

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たぶん彼は、おかまだと思う。
その立ち振る舞い、話し方、すべてがそう感じた。

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こんな友達ができたらいいのに。
だってセンスいいもの。
それは写真にも表れてて。
悔しいぞーー。

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席につき、ゆっくりと日が沈むのを眺めます。
周りを見渡すと、いつの間にか大勢の人が集まっていました。

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ここも。

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ここにも。

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私の頭上に座って眺める一人の男性がいました。

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ここに住んでるんですって。
「毎日こんなステキな夕陽が眺められて、羨ましいよ」
「そうだね。毎日見ても飽きないよ」

彼が上から撮ってくれた。

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こんな時はビールじゃなく、白ワインでしょう。

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お一人様でも。

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めげないぞっw

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いよいよ夕陽はクライマックスへ。。

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フェリーの上からは、どんな風に見えるんでしょうね。

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ディナーも揃いまして。

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丁寧な接客は久々です。。

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みんながみつめた夕陽は、こんな色。

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確かに美しさがそこにはあった。
だけど。

まだ満足できない私がいる。


なんだろう。なんでだ?
夕陽の何を撮りたいんだ?

その時、遠くに集まる人々から歓声が沸き起こりました。

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さっきの男性に聞くと、
どうやら誰かがプロポーズをしたらしく。
このサンセットタイムに合わせて、よくあることらしいのですが。


なんてロマンティック!!!


こんな場所でこんな時間帯にプロポーズされたら、
もちろん彼女、断るわけがないでしょうw


うわー。。。それ撮りたかった。。


それで気づいた。
私が撮りたいのは、夕陽そのものじゃなく、
夕陽を眺めている人が撮りたいんだ!!


ピンぼけの自分の写真を撮られてテンション下がったり。
もしくはモデル気分になるような写真を撮られてテンション上がったり。
そんなんしてる場合じゃないでしょーが。

優雅にディナー食べるのも、一人じゃやっぱり物足りない。
いつか大好きな人と一緒にまた来よう。


決めた。
明日はあのみんなが集まっている場所へ行って、
もう一度トライしよう。

ハッキリ目的がわかった後は、気分もすっきり。
そのまま、日が沈むのを静かに眺めていました。

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周りのみんなも、あたりが暗くなるまで、最後まで見守っていました。

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夕陽とバトンタッチした月が、イアの町を照らしていました。

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明日への期待を胸に、イアの町を後にした私は、
そのまままっすぐ帰らずに、カイマリという町へ寄りました。

なぜなら。。

この町には、野外シアターがあるって知ったから!


私、ずっと夢だったんです。
野外で映画を観ることが。

昔から、よくアメリカの映画などに出てくるドライブインシアターに憧れてて。
悲しいかな日本ではもう見つけることができません。

これはもう、行ってみるしかないでしょう。


カイマリへ向かうバスの中で、一組のフランス人カップルに出会いました。
優しい彼が、立っている私に席を譲ってくれたのです。
彼女の横に座って、そこから3人の会話は始まりました。

これまた日本好きな彼。
日本のアニメ、映画、いろいろ知っています。
メルアドも、「ryuga@~」だそうでw

私が野外シアターへ向かうんだと話すと、
映画好きだという彼女が、「私も行ってみたい!」と。
ぜひとも一緒に行きましょう♡


でも。
到着した時にはすでに上映が始まっていて。
さらに満席。

諦めようとしたんだけど、これまた優しい彼が、
「彼女は今日がサントリーニ最後なんだ。写真だけでも撮らせてあげれないかな」
と交渉してくれて。

気の効くスタッフが快くOKしてくれました。
なんていー国だー。

今夜のタイトルは、キャメロン・ディアスとトム・クルーズのアクションもの。
日本ではまだ公開されていないかな?

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ギリシャ語の字幕付きですよ。

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スタッフの一人が、「お酒でも飲んでったら?」と声を掛けてくれて。
またまたご馳走になってしまいました。

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初めての野外シアターは、月明かりの下。
異国の花の香りもほんのり漂って、なんとも気持ちいい時間でした。

あいにく映画自体はがちハリウッドで、銃もばんばん。
ヒューマンものが好きな彼女と私は、一通り見て、もう満足w

でも、本当にステキな体験ができました。
それも、このステキなカップルのおかげ。
ありがとう!

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パリに行ったら、また会いたいな♡

  

プロフィール

junko

Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
でも人はもっと好き。

まだ見ぬ出会いを、笑顔を、そして
感動を求めて。

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