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たびの移動のおはなし

Posted by junko on 03.2012 チリ Chile 2   0 comments   0 trackback





もっぱらバス移動の南米。
飛行機を使ったのは、北米のマイアミからボリビアはラパスに飛んだ時と、
チリのサンチアゴからイースター島に飛んだ時のたった二回。
あとはぜーんぶ、バス。


といってもこの南米のバスといったら、想像以上のハイクオリティで。
なーんにもストレス感じることなく移動できちゃう。
トイレが無いとかいうのも、もう当たり前になってきたし。
全くノンストップで行くわけはなくて、
同乗しているバス会社のスタッフまでがトイレ休憩で車止めるくらいだし、
その辺の隙を狙って草むらで、、、なんてよくある事。
もちろんトイレットペーパーは常時持参である。
ちなみにこのトイレットペーパー、
芯を抜いて少しでも重量を軽くしようとしている。
かさばらないしねっ。ペチャンコでも役割は変わらないのさ。


寒いとか暑いとかいうのも、もう慣れてきた。
噛み合わせがおかしくなってるせいで窓が完全に閉まりきってなかったり、
カーテンがふざけた薄さだったりで、
大概は寒いことが多いから、乗車する時はブランケットが必須。
私は大きなマントをブランケット代わりにしている。
マントって超便利ね。大好き。


真夜中に大爆音で音楽を流されたって、気にしないさ。
意識を飛ばせばいいんです。
だって乗ってるだけで目的地に着いちゃうんだもん。
チャリダーやバイカー達は、この移動さえも自分の采配。
天候の具合もあるから、疲れたからといって止まってらんないだろうし、
気を抜いたら身の危険にも及ぶわけだし。
移動中もずっと緊張感を保つって、よっぽどしんどいだろなぁ。
ほんと、「すごい」の一言だよ。


だって私は、乗車中はほとんどが思考時間。
思いきり気が抜けている。
もちろん手荷物は常に足下に。
上の網に乗せたら最後、盗まれるか忘れるかだし、
何より気が抜けない。
もちろんすごく広いわけじゃないから、足下が狭く感じる時もある。
だけどこれだけは仕方無い。
もしここに置いてもなお盗まれたりしたら、その技を褒めてあげたい。

















嘘です。
恨みます憎みます。



とにかく「考える時間」とか、「物思いにふける時間」って、
忙しく繰り返されて行く日々の中だと実はそんな簡単に持てなかったりする。
だからこの移動時間は旅の醍醐味だ。










そして窓の外に目をやると、
頻繁に訪れる、我が故郷北海道を彷彿とさせる景色。
母なる大地を感じると、なぜか道産子の血が騒ぐ。
牛や馬なんかが居たらもう即、である。

けれど最近の景色はちょっとひと味違う。
北海道のほの字も出ないほど、異なる。
すべては『乾いてる』せいだ。
植物や動物が育つには決して恵まれているとは言えない環境。
そんな『乾き』はやがて私の身体の内部に影響を及ぼし始める。





長時間移動では、丸二日間顔も洗えず砂埃を浴び続ける事がある。
いや、休憩中に水でパシャパシャっと洗うことはできるが、
塗った日焼け止めクリームは中途半端に残っているし、
洗った後のお手入れなんか皆無だ。

つい先日も長い長い移動を経て、
やっと宿に辿り着き、鏡を覗き込んだ時のこと。











絶句した。











そう、お肌に乾燥は大敵だって、誰かが言ってたけど、、、
ほんと、その通りだわ!!!
気づけば目の下に、し、し、しわ…
恐れていた年輪の出現だ。

そりゃ、化粧品なんてもうニベアクリームしか塗ってないけど。
だってニベアはすごいよ、どこの国でももれなく手に入るよ。
そういえばニベアクリームの匂いはおばあちゃんを思い出す。
会いたいな、おばあちゃん。。。





それにしてもこのお肌の荒れっぷり。
目の下から鼻の周りがガサガサ。
慌てた私はそれからこまめに洗顔しては、
念入りにクリームをたっぷり塗って眠るように。
言うところの「お肌のお手入れ」ってやつね。

するとどうでしょう。
一週間もしないうちに、あんなにガサガサだったお肌がぷるんぷるん。
日本円にしたら150円くらいの無名の化粧水と、
世界に誇るニベアクリームの両刀使いで。








てか、それだけで。










やっぱり旅ガールとまでは飾らないけども、
それなりの女性でいたい。
旅してたら、自分を着飾ることなんて難しいし、
何よりもっと別の方向へ意識は向いているから、
なかなか『美』ってものに執着できないけど、
それでもやっぱ、これ以上はあかんでしょっていうボーダーラインがある。
そんな自分だけのボーダー。
女だけのボーダー。



キレイに旅しようなんて思わない。
可愛い女の子でいたいわけでもない。
ただ、なんていうかなぁ。
自分がへこんじゃうような事態は避けたい。
そのための最低限の努力は怠っちゃダメだ。


内側から輝く女性に憧れてる。
そういう人って、見てても美しくて、気持ちが良い。
お肌は化粧が薄くたってぷるぷるしてるし、
髪の毛も派手じゃなくたってキレイに整えてるし、
服だって、自分に似合うものを知ってる。
小物使い、色の組み合わせ、そういうところでセンスが光る。


あとは、「言葉選び」だ。
その人が使う言葉で、その人となりがわかる。
数ある同義の言葉の中から、なぜそれを選ぶのか。
言葉の音の響きも関係する。
それは日本語だけじゃなく、英語やスペイン語にも同じ事が言える。
センスある言い回し、それを覚えるだけでぐんと見え方が違う。













なんか話がそれちゃった。
まぁでもバスの移動中は、こんな風にどんどん思考が進んでいく。
一つのネタから、それは心配事だったり疑問だったり、
最初は小さなスタートでも、それがどんどん膨らんでいって、
あっちこっちに飛んでは戻ってきたり、
はたまた横道にそれたり、、、
そんなことしてると、あっという間に次の目的地に着いちゃう。
結論は出なくとも、
考える事に意味があると信じてる。










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移動中、道路工事のため30分ほど待たされた。








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それぞれの理由で、
それぞれの移動がある。









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そして私達は南米第7カ国目、ペルーを目指す。





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どこまでも家族

Posted by junko on 09.2012 チリ Chile 2   0 comments   0 trackback




毎日毎日、ファドとパブリーナは色んな場所に連れて行ってくれた。
それぞれの予定と時間をやり繰りしながら、
私達のために動いてくれる。
ほんとに、感謝してもしきれないよ。。

それに、ご飯のことも。
朝ご飯はパブリーナ邸でしっかり珈琲とパンを頂き、
ランチはファド邸にて。
チリではランチが一番豪華に食す食事らしく、
毎日ファドママお手製料理が食卓に所狭しと並べられた。





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この黒いのは小豆を塩茹でしたもの。






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うれしすぎっす!





午前中で学校が終わるパブリーナ。
こうやってランチはファド邸にてファドの家族と一緒に食べるのが、
日課となっているみたい。
彼氏のお母さんの手料理を美味しく食べれるなんて、幸せよね♡

そして夕食。
ファド邸で軽食を頂くこともあれば、
チリではメジャーな『ワンタン』をテイクアウトしたり、
そうそう、こっちのワンタンは揚げていて、『タマリンド』という甘辛ソースをかけて食べるの。

一度、いつもご馳走になってばかりの私達から、
御礼もかねて和食を振る舞わせていただきました。
前回訪れた漁港市場でメルルーサという白魚を仕入れて、
酢飯や海苔も用意して、漬け丼!
あとは魚のあら汁も醤油味で作りました。

お料理好きのファドママ、ものすっごい興味津々で、
特に酢飯を作る時なんか、

「ビネガーにお砂糖入れるの!?それをお米と合わせるの!?へぇ~」

と、なんとも不思議そうな顔で見ていた。
甘酸っぱいご飯は、そうか、たしかに酢飯以外存在しないな。

結果、パパとファドはお気に召していただいたようで、
全てペロリと完食してくれたんだけど…
ママとパブリーナはちょっと苦手だったみたい。
ん~、漬け丼、私達として旨かったんだけどなぁ。
やっぱ寿司の中に揚げ物とかワケわかんないもん乗せて、
「ジャパニーズスーシー!」っつって売ってる輩がいるせいで、
本当のお寿司の味が伝わってない…と、人のせいにしてみる。





それにしても本当に、ファドママの料理はどれも全て美味しかったなぁ。
以前一匹で買った大きな魚、パロメータを、
フライやグリル、スープなど、
毎日いろんなレシピで工夫して調理してくれたんだ。





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聞くとなるほど、調理学校に通っていたみたい。
やっぱり!
こんな美味しいママの味を毎日食べれて、
ファドはほんっと、幸せ者や。




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或る日には、そのパパとママの週末マーケットの店舗を、
もっと使い易くするためにパパが日曜大工するっていうので、
私達も助っ人に参りました。




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そんな風に、ファドの家族のいつも通りの日常に溶け込み、
私は自分が旅人であることを忘れかけた。
基本、町の移動は徒歩、ときどきコレクティーボ。
車なんか滅多に乗らないのに、
ファドが運転するパブリーナの車(彼女の愛車はホンダFIT)の後部座席に乗るのは
もう日常と化していた。

ふかふかのベッドにしてもそうだ。
虫やダニの不安が一切ない、気持ちいいベッド。
リモコン一つでTVもついちゃう。






あぁぁぁぁーーーーー、家っていいな。。。






こんな移動続きの旅の中で、やっぱり家って空間が心に沁みる。
そんなわけで当初2~3泊の予定だったのが、
ファドがシフトで仕事が始まる直前までギリギリ、
6泊もお世話になってしまった。
ご飯はファド邸、寝床はパブリーナ邸といった具合に、
見事なコンビネーションで両家にお世話なりっぱなし。






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大阪のおばちゃんを彷彿とさせるパブリーナママ!
がっはっはっと大笑いする笑顔がたまらなく好き。








旅人同士の決まり文句のようになっている別れ際の台詞、

「See you again」

それが実現できたのは、やっぱりファドとパブリーナの懐の深さだろう。
初めて会った時から、この二人には飛び込んで行ける、
そんな予感がした。

彼らにとっても日本人とこんなに深く接するのは初めてだったという。
どう感じたんだろう。
自分ちでこんなリラックスしてる二人の日本人を。
会話は少なかったかもしれない。でも、
たどたどしいスペイン語を話す中で、
それでもしっかりコミュニケーションは取れるわけで。
英語に頼らず、絞り出すように単語を吐き出す。
理解しようと一生懸命拾ってくれた。






最後に二人して言ってくれた。

「いつでもアリカに戻ってきてね。貴女の家はここにあるから」




心底嬉しい。
こんな風に、受け入れられて、信頼されて。






パブリーナと二人きりで女子トークをした時。
将来ファド邸の敷地に新しく家を建てて、
そこでファドと一緒に暮らすんだって。
でも結婚はまだまだ。
「ファドは今すぐにでもって感じだけど、私まだ若いし。
弁護士の仕事だってこれからだし。」

そりゃそうよ、これからだもん。
でも、私あなたたちカップルが大好きなんだ。
ありのままで、愛し合ってる君たちが。
いつまでも寄り添っていってほしいな。
そしていつか、本当にこれは口約束なんかじゃなく、
いつか日本に来てくれたなら、おもいっきり恩返しさせてください。





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百万回のキスとありがとうを!












誰も、僕のことを、チキンとは呼ばせない!

Posted by junko on 08.2012 チリ Chile 2   0 comments   0 trackback


2012年5月6日




今日は日曜日。
パブリーナは学校も仕事もないから、
朝から一日じゅう私達と一緒に過ごしてくれる。

チリやアルゼンチンではおなじみの、
エンパナーダ屋さんで朝ご飯をとる。
チリ人にとっては、こうして日曜の朝はちょっと遅めに、
家族でエンパナーダ屋さんに行くのが習慣みたい。
店内には所狭しと家族連れが頬張っていた。
そのエンパナーダの大きいこと!
今まで食べたどのエンパナーダよりも大きくて、そして美味しかった。







今日はどこに連れて行ってくれるのかな。
こうしてファドの運転する車の後部座席に深々と座り、
窓に流れる外の景色を眺めることが、
実はものすごく贅沢なことなんだってかみしめる。







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路上で出会ったファドのお友達。
ていうかさ、普通に公道を人が馬乗って走っている風景が、
もう自然と馴染んでしまってるのね。
日本じゃありえないよなぁ。




ファドは生まれも育ちもアリカということで、友達が多い。
街を歩いていても、スーパーマーケットで買い物していても、
こうして車を運転していても、、、
とにかく友達に遭遇する回数が多いのだ。
それだけ友達を大事にしているってことだね。
ファドの人格なら納得だよ。







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赤信号で停まるたんびに、キス。
この角度から、二人のキスを何度見たことでしょう。










車を一時間ほど走らせて、私達は海から離れ、
山のある景色の中にやってきた。
ファドが一言、

「今日はユタに行くぜ!」

そう言ってたっけ。






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また馬がやってきた。
なんていうかな、牧歌的というか、ただただ、長閑な空気。







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大草原に立つ少女(妙齢)






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イタズラ好きなファド






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ここユタはファドお気に入りの場所で、
田舎でのんびりしたくなったら、ここに来るんだって。
乗馬したりもするみたい。







ちょっとした飲食店が連なる敷地で、
突然目の前に現れたのは、、、










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何この子!めちゃくちゃカワイイよ!!!





これが私とアルパカの初対面でした。
噂では聞いていたけども。
この可愛さ、やばいです。
しかも赤ちゃんだから、なおさらね。





隣に居たリャマは、カワイイってよりも、積極的で、、、




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チュウ






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チュウ






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ここもチュウ





ごちそうさま♡





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アリカは、チリのアタカマ砂漠北部の乾燥地帯ということもあって、
山々の色も乾ききった色してる。
この山も上に登って行けば行くほどに、
見たこともない景色が広がっていた。
まだ砂漠、見たことないけど、
きっとこんな感じなんじゃないかなぁって。






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頂上は意外と広くて、こんな平地が続いてる。





そして山の反対側に降りて行くと、、、





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ファドのお友達の家があったんだ。





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連れられるがままについていくと、
そこにはまた、見たこともない景色、いや音、いやどっちもが、
目の前にバーン!と開かれた。









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どっち向いても鶏、にわとり、ニワトリ!
そう、ファドのお友達は養鶏場を経営しているのです。






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「コーケコッコー」

なんて鳴き声ではもはやありません。

「クワーックワックワックワックワッ」

とも違います。

なんていうかな、地響きのような、
底から響いてさらに反響してとにかくもう、もの凄い音なんです!
あてて表現してみるなら、

「ゴゴゴゴゴゴゴキー!キー!クェー!」

いやーなんか違うな。
うまい擬声語がみつかりまへん。






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産みたての卵もあるよ






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もう圧巻、言葉出ない





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いやぁ、凄いもん見させてもらいました。
しかもこんな大量のニワトリが収容されている建物が、
さらに5軒ほどあったんです。
これを一人で管理してるなんて、、、凄いとしか言えない!
養鶏場って、こんなだったんだ。






ファドの突然の訪問は久し振りだったんだろう。
友達はものすごく歓迎してくれて、
「また来いよ!」って。

ずーっと生まれ故郷で生きてくと、
こうして学生時代の友達が何かしらで生業を立てていて、
それをこうやって直に見ることができる。
実際の行動で応援することができる。
街を歩けば、スーパーマーケットに行けば、
何のけなしに会えちゃったりもする。立ち話もできる。
それが今すごく羨ましいな。
友達シックになってる私としては、ほんと、羨ましいよファド。






それに、愛するパブリーナが側にいるしね。





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飾らない姿で想い合ってる二人を見てると、こっちまで幸せんなるよ。



チリとペルーの狭間で

Posted by junko on 07.2012 チリ Chile 2   0 comments   0 trackback




2012年5月5日



アリカには歴史軍事博物館なるものがあって。
通称「アリカ要塞」

今日はそこに連れてってもらった。






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市街から見上げる大きな岩山、
それを車でぐんぐん上がっていく。
てっぺんに着くと、見たこともないでっっっかい国旗が、
風になびいている。




まるで、

「ここはチリだぜ!!!チリなんだぜーーーー!!!」

と、大声出しているようだ。






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それもそうで、この博物館には、
歴史上一時、ボリビアに占領されたり、
ペルーとの領土をめぐっての戦いが記されていた。

今まで知らなかったけど、チリとペルーって微妙な関係なんだね。
やっぱそれは、領土の問題なのかな。
TV番組でも、それはチリ側の視点で作られたものだったけど、
コメディアンがペルーの大統領に扮して、戦闘機がぶんぶん飛ぶ映像に絡めながら、
めっちゃ皮肉たっぷりな歌を唄っていた。

どこの国も一緒だなぁ。
歴史の浄化はそう簡単にはいかない。
そもそもそんなことできないのか。
事実は消えないわけだし。
だけど、過去の一点だけにこだわっていると、
線上に生きる現在と辻褄が合わなくなるのは当然。

「これはオレのもんだ」

「いや、オレのもんだ」

「いんや、オレのだって」

「違う!オレのだー!」

そんな会話してる二人が居たら止めるでしょ。
何かいい折衷案考え出すでしょ。

「あれはオマエのせいだ」

「だから謝っただろう」

「一生許さない」

「じゃあどうすればいんだよ!」

そんな二人に明るい未来はない。







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いがみ合わない道があるはずなのにね。







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こんな風に愛であふれた世界でいこうよ





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そのとーり!我が友よ







てっぺんからアリカの街を一望すると、
やっぱりここは港町なんだなって実感。





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コンドルが飛んで行く(たぶんコンドル)






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抜けるような青空ってこういう色






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パブリーナ可愛いなぁ。
むちむちしてて可愛いのって、やっぱ若さの賜物よねぇ。
花の23歳♡






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ファドは、ことあるごとに「オレが写真撮るぜ!」と言って撮ってくれる。







午後には、ファドのパパ&ママが週末だけマーケットを出しているというので、
みんなで顔を出すことに♬





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すごいよねーやっぱマネキンまでラテン系。
見事なS字でございます。







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物は良いんだけど全部サイズがでかいのね。







服やら生活用品やら食料品やら、なんでもごちゃ混ぜのこのマーケット。
昨日ママに会った時は、

「アメリカの服が格安で売ってるのよ!!」

なんて言ってたけど。
一体二人は何を売ってるんだろう?
期待を胸に行ってみると...







大量のオモチャに囲まれたファドのパパが。





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なんかカワイイー♡






向かいにはファドのママが、これまた幼児向けのオモチャを売っている。



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女子会ノリで♡






そう、完全なる老後の娯楽ですね、これは。
一体どこから仕入れてきたんだろうという代物がずらーっと。
でも実際、子供連れの家族とかが買ってくんだよね。


と、思ってたら。
懐かしいゲームボーイ発見!
テトリスとマリオしかできなかったけどー。



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引退する前は骨董品に関わる仕事をしていたというパパ。
それと今では売ってる物は違えども、
仕入れて→売る、この作業がきっと好きなんだろうな。

パパはレバノンの血が入っている。
ここチリにはレバノンからの移民が多く居るらしい。
そういえばモントリオール時代、最初に働いていたビストロでも、
レバノン出身チリ育ち、って男の子がいたっけな。







世界はどんどんミックスされていくんだろうな。









そして今日も愛らしい二人なのです。



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図々しさが功を奏すのさ

Posted by junko on 05.2012 チリ Chile 2   0 comments   0 trackback

2012年5月3日



ラパスでの終盤の日々は、飢えとの戦いだった。
なぜなら買い物をし過ぎて、
残りの日々の生活費はもうほんとにわずか。
けれどここで銀行からお金をおろすわけにはいかない。
なぜならここ南米、ATMの手数料がバカにならないくらい高い。
だから極力少ない回数で、多くの金額をおろすように努力している。



たかだが数日の食料費のために、手数料の払うのはバカバカしい。
それにここはボリビアだ。
物価が安いで有名なボリビアだ。
何かあるはずだ、格安でおなかを満たす物が、、、








あった。
一個40センターボ!!!
しかもちょっとチーズが乗ってて、美味しいじゃないか。
こちら、5個で2ボリ、しめて22円になりまーす。

なんて素晴らしい価格なの!!!
私達は毎日足繁くこのパン屋さんに通い、
パン屋さんといってもインディヘナのおばちゃんが路上で売ってるだけなんだけど、
二人の朝昼晩の食事にあてた。

時にはいつだったかどこかの朝食付きのホステルに泊まった時、
ちょっとだけ拝借してきたジャムを塗ってみたり。
残っていた粉末スープにパンを浸して「パンdeスープ!」やってみたり。
試行錯誤で乗り切った4日間だった。
まさか南米で一番物価の安いこの国で、ひもじい思いをするとは、、、
まぁやり繰りできなかった自業自得なんだけどっ。







そして日本ではGWのスタートをきる5月3日早朝6時、
私達はバスに乗っていた。
行き先は、、、










チリ、再び。










皆さんは覚えているだろうか。
私達がイースター島で出会ったおもしろカップルのことを、、、

チューウ!チューウ!





あの時、日本人だらけだったティパニーモアナの宿で、
このチリ人カップルだけはいつも明るく挨拶してくれた。
自分が逆の立場だったらどうだろう。
だって日本以外のどこか別の国、しかも言葉が全然理解できない国の、
それも大量の外人が同じ宿に泊まっていて、
キッチンとかを占領してワイワイ騒がれちゃったら、、、
イヤだろうなぁ。

でも彼らはそんなちっちゃい事なんか気にしない♬みたいな、
すごく大らかな態度で、いつもリラックスしていた。
まさにイースター島の空気そのものを堪能している感じ。

そして何度か会話を交わすうちに仲良くなって、
最後には彼の方とこんな会話も。


「チリのどこ出身なの?」

「アリカだよ!もうペルーとすぐ近いとこさ」

「へ~。いいとこ?」

「もちろんだよ。海もあるしね。
 へい、アリカに来ることがあれば、うちに来な!」

「ほんと?泊まってもいいの?」

「もちろん!うちはおっきいんだ。何個も部屋があるんだ」

「えー、まじでー?笑」

「ほんとだよ!あっはっはっはっは」



そんなノリだったから、まぁ誰も本気にはしないだろう。










私達以外。










図々しさでは有名の私達、実は虎視眈々とその機を狙っていた。
ボリビアで思う存分買い物した後は、
ついにインカ帝国歴史深いペルーだ。
でも待てよ、ラパスから南西へ10時間くらいバスで移動すれば、
アリカ、行けちゃうじゃん!!!近いじゃん!!!

もう、この感覚がすでに南米体質になったってことだよね。
バスで10時間はもはや「近い」距離なんだもん。







何週間も前に、おそるおそる、彼の方にメールで聞いてみたんだ。

「5月の頭くらいにアリカに行こうと思うんだけど、、、
 会えるかなぁ?会いたいよ!!!」

そしたらなんと大歓迎との返信。

「来れる日がハッキリわかったら教えて!
 バスターミナルまで迎えに行くよ」

そこまで言ってくれたんだ。
これはもう行くしかないでしょう!
正直アリカに何があるかなんてわからない。
でも、このカップルがいる。
『出会いは二度目から』をモットーとしている啓陽も、もう行く気満々だ。








私達は日にちが近づくにつれて、日程の詳細を決めていった。
ラパスの街でWi-Fi探してメールチェックしてたのも、
全てこのため。
相手方の都合もあるし、なんせおうちに泊めていただくんだから。

そうして決まったのが、今日だ。

ラパスのターミナルを6時に出たバスは、エルアルトの街の方へとどんどん上がって行く。
途中、朝陽が登ってきた。
その光景がほんとうに美しくて、、、
夜景同様に、街の上の方に住む下級層の人達は、
毎朝こんな美しい朝焼けと共に一日が始まるんだと思うと、
羨ましくて仕方ない。

すっかり冷え込んだバスの車内。
持ち得る限りすべての服を着込んで挑んだものの、すきま風がやっぱり寒い。
ぶるぶる震えながら、それでも窓の向こう側で照る太陽が、
少しだけ体を温めてくれるような気がする。







夜行ではない長時間のバス移動。
何かしようって気にもなれず、また物思いにふける。
すると思考はどんどんいろんな場所へ飛んでいく。
過去、未来、ここ、日本、カナダ、、、
実際に自分の体使って世界を旅しながらも、
脳みそまでどこか旅しがちになってしまったようだ。







イミグレを無事通り抜け、チリ再入国。
アリカには着いたのは予定よりも30分ほど早い、16時半頃だった。
なんで最近バス早く着くんだろ?

ベンチに座って、彼らを待つ。
ふと啓陽がiTouchをいじると、なんとこのバスターミナル、Wi-Fiが飛んでることがわかった。
今までブラジル、アルゼンチンなどの大きな国を渡ってきたけど、
どこもバスターミナルにWi-Fiが飛んでいるのなんて出会ってない。
しかもここ、無料で使えちゃう。
なんて素晴らしきかな、Wi-Fi。

しばらくネット環境から離れた暮らしをしていたので、
私達はたまりにたまった作業をした。
大事なメールの返信、facebookチェック、はたまたblogのアップ、、、
ダメだね、こんなにインターネットに依存してちゃぁ。

そんなことしてたら、彼らがやってきた。


「オラ!」


イースター島の時と変わらない笑顔、そして二人のラブラブっぷり。
再会を喜び合って、彼の車へと移動する。
この後の予定とか、まったく把握してないし、決めてもいない。
だけど不安はひとつもない。
なんか、体もココロもおっきなこの二人に全てを任せておけば大丈夫だろう、
そんな安心感を与えてくれるカップルなんだ。




彼の名前はファド、彼女はパブリーナ。
ファドの運転で、車はバスターミナルから5分ほど走った所にある、
パブリーナの家へと向かった。
どうやらここが私達のお宿となるらしい。

「どうぞー」

そう通された家の、大きいこと!!!
私達は唖然としたまま、促されるままに家に入る。

「この部屋使ってね。いい?」

そこは大きな大きなクイーンサイズのダブルベッドとTVがある客間。
タンスからはみ出た洋服や、部屋の隅に寄せられた物を見ると、
普段は物置部屋なのかな?
今回のために、片付けてくれたんだろう。




「すっごいステキなおうちにお部屋。ほんとにありがとう!!」

「いいのよー。うちね、まだもう一軒あるの。違う場所に。」

「え?家2つあるの!?」

「うん、そうよ」



どうやらパブリーナ、いいとこのお嬢様らしい。
リビングに置かれたたくさんの写真や装飾品を見ても、
なんとなくそれは想像できた。
でも、なんていうか全然すれてなくて、鼻高々でもなくて、
大らかなの。自然体なの。
だから私達もすぐにこの大きな家に馴染んだの。え?





「おなかすいてる?」

「う、うん、、、けっこうすいてる」

「じゃ、どっか食べに行こう!
 チキンと魚、どっちがいい?」

「あー、魚食べたいかも」

「あ、でもだめだ、魚市場は朝しか開いてないから、明日行こう。
 チキンでもいい?」

「全然いいよ!何でも食べれる!」


そうしてファド達はレストランに連れて行ってくれた。
もじもじしている私達を気遣ってかどうなのか、
ファドはさらさらとメニューを見てオーダーしてくれた。

しばらくして大きなチキンと添えられたポテトフライのプレートが、
どかーんどかーんと、私達二人の前に置かれた。

あれ?ファド達の分は?

「食べないの?」

「俺達ランチが遅かったから、まだおなかすいてないんだ」

「えーーーー!!!そうなの!?」


言ってもらえれば待ったのに、、、
ジュースしか飲まない二人の目の前で、
どでかいチキンを頬張る私達。
まぁ落ち着きませんよね、早く食べ終わらなくちゃって。
だけどラパスでひもじい食生活を送っていたせいか、
日頃からケチってゆっくり食べる癖がついたせいか、
どう頑張っても早く食べられない。
ていうか、せっかくこんな久し振りのお肉にありつけたのに、
ゆっくり味わって食べられないなんてー。








食後、ファドがささーっとお会計を済ませてしまった。
内心、もしかしたら…とは賤しくも思ってはいたこと、
でも彼らは食べていないのに、私達の分だけ払ってもらうっていうのは、
どうしても気がひける。

「いんだよいんだよ、気にしないで!」

「いや、、、でもそういうわけには、、、」

「じゃあ、次そっちね!」

「わ、わかった、、、」










でも、そんなのウソだったんだ。
だって結果から言うと、私達、このアリカでの滞在で、
ほっとんどお金ってもんを使っていない。
つまり、すべてファド達がまかなってくれたんだ。
衣食住のすべてを。











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自慢のBMWの前で、パブリーナとファド決めちゃって♬








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突き出た湾のような小島で、波と遊ぶ男の子たち







DSC_4951.jpg








一通りさらっと車でアリカの街をドライブした後、
ファドがどこかへ向かって車を走らす。
私達といえば、一体どこへ向かっているのかさっぱりわからない。
まだスペイン語もままならない私達、
わからない事がある度に質問していては相手のペースを狂わせちゃう。

黙って後部席に乗っていると、
ファドが言ってくれた。

「これからオレの実家に行くからね!」






そうして市街から20分ほど走って辿り着いたファドの実家は、
期待を大きく上回るほどのステキなおうちだった。






DSC_4956.jpg
歓迎してくれたファドのパパとママ







どうやらものすごいとこに来てしまったみたい、私達。
これからどうなってくんだろう??






  

プロフィール

junko

Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
でも人はもっと好き。

まだ見ぬ出会いを、笑顔を、そして
感動を求めて。

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