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バカボン教えて太陽のこと

Posted by junko on 30.2012 アルゼンチン Argentina 2   0 comments   0 trackback






イルーシャ村からウマワカに戻って来た私達は、
翌日にはもう次の目的地へと出発する予定だったのに、
色々事情があって、
その事情はおいおい公表できるようにはしたいんだけど、
まぁ、色々あって、
結局2泊してしまった。






まずはその翌朝25日、朝焼けを見に行こうってなって。
きっと山の向こう側から登る陽の光はさぞ綺麗なんだろうって。
三脚持って、まだ真っ暗なうちにいそいそと出掛けたわけです。






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相変わらずひんやり底冷えのする寒さの中、
ただひたすら待つ、その時を。






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だんだん山の稜線がくっきりと浮かび上がってきて、、、






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ふあぁ、カッコいいねなんて話しながら、、、
いや、ほんとにカッコいいんだけど、、、
たしかにそうなんだけど、、、





あれ?こっちに登るんじゃないの?
自然と明るくなってしまった周りの景色を見て、気づく。






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太陽はこっちに登んないっすよ






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そうか、、、そうだったか、、、






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ったく頼むよ。ていうかアナタね、人の体温で足温めないでおくれよ。






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まぁ何はともあれ、夜が明けたぜよ。






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これから働き出すという町の人々を横目に、
「帰ってもっかい寝よ」という私達。











えぇと、インターネットが使えない環境で予想外の時間ができると、
人間、マジメちゃんになりますね。
溜まりに溜まった写真のデータ整理に明け暮れました。





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私のマックブック現在の形。
イースター島で買った鳥人儀礼のステッカーに、
啓陽と私が訪れた国々の国旗の星形ステッカーを貼って。
これからの人生で、このPC全部埋まるくらいの国行けるかな?






あとはゆっくりご飯作ったり。
洗濯したり。






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旅とは『暮らし』であります。
最近特に思います。
みんなと一緒だよ。









翌日の26日、私達はついにアルゼンチンを出て、
再びボリビアに入国する。
1月にラパスとウユニ塩湖に行った以来、
今回はスクレという古い町と、再びラパスに行く予定だ。
ラパスにもう一度訪れる理由はただひとつ。









おっかいっものぉ!!!!!!!!!









前回、愛二やツーちゃん、アヤカちゃん、菜穂ちゃん、みえちゃん達が、
揃いも揃ってガンガンお土産を買っている姿を横目に、
私達は寡黙にお財布の紐をきつく、きつく閉めていたんだ。
何故なら、こうやって再び戻って来るのは想定済みで、
だったらその時におもいっきりお土産を買おうじゃないか、と。
で、日本に送ろうよって。

ボリビアは南米の中でもパラグアイに並んで一番物価が安い。
だから、旅人の間では、普段は我慢している買い物欲を、
ここでおもいっきり発散し、
これまた安い郵送費で、日本へ送るっていうのが流行っている。
というか、多くの旅人がそうしているのを目にするし、耳にする。

だから。

私達だって買い物、したいよ!!!







そんなわけで、ここウマワカからボリビア国境付近の町、ラキアカへ。
そこから徒歩で国境を越え、ビジャソンという町へ入り、
そこからバスでスクレへ向かうことにした。







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お世話になった宿のオーナーと。
フラメンコを踊ったらさぞ色っぽいんだろうと思わせるセニョールでした。







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妙に気に入った街角







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バスターミナルも、田舎のちっちゃな規模なんだけど、
手作り感が溢れててかわいいんだ。





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「アイ エンパナーダァ!=エンパナーダあるわよぉ!」

バスを待つ乗客たちに向かって叫ぶ、物売りのおばちゃん達。
エンパナーダとは、パイ生地の中に鶏肉やらジャガイモやらを詰めて焼いたもの。
手頃に食べれる、アルゼンチン人にとってのソウルフード。
そう、日本人にとってのおにぎり的な。






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「僕にもエンパナーダ、一口下さい、、、」
「僕にもー」
「オレにもくれよぉ!!!」






あーあ、私も食べたかったな。
でも、アルゼンチンのお金(ペソ)がもうあとほんのちょっとしかない。
これで今日一日分の食料を賄わなくちゃ。
私は商店へ行って、ありったけの残金でパンやらお菓子を買った。
でも、いざレジに行くと5ペソほど足りない。
う~ん、ここは、、、押しで行くしかないっしょ。



「おじちゃん!今日アルゼンチン出ちゃうの!でももうこれしかお金ないの!
 なんとか、、、だめぇ?」



するとおじちゃんは、あっさりとOKしてくれた。
そんな簡単にいいの?
まぁ、もともとあって無いような値段設定なんだろうな。
全部おっちゃんの口答によって値段を聞いたわけだし。
ま、いっか。







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バスを待つ間に出会ったカワイイ天使達。






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ジャイアンを連想してしまうのは私だけでしょうか。






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あ、ちがった






極めつけにノックアウトされたのは、
ラキアカからビジャソンへの国境越えの時、
たまたまイミグレの列で前に並んでいた旅人の親子。
その赤ちゃんの笑顔がもう、、、地上の天使とはこのことか。






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ママに質問してみた。

「赤ちゃん連れて旅するのって、大変じゃない?」

「まったく!大変なことは何もないわ」

「本当?そうなんだ、、、」

「この子、いつもハッピーみたいでね」

「うん、ほんとにいい顔して笑うね。可愛い」

「ありがとう。」

「どれくらい旅してるの?」

「半年くらいかな。この子が生まれてまもなく出発したの。」

「すごい、、、そんなことができるんだね」




パパの方を見ると、もういかにも長く旅してますって感じの風貌。
一体どうやってやりくりしてるんだろう?
宿は?ご飯とかは?バスの移動時間は?赤ちゃん平気なの?

でも、この赤ちゃんの笑顔を見てたら、
そんな野暮ったい質問もどっかに飛んでいった。
この子が幸せそうに笑っていて、
両親も幸せなら、
それでいいじゃんね。

旅にはいろんな形があるんだから。









そして、約3ヶ月振りのボリアビに入国する。
アルゼンチンのラキアカから、
ボリビアのビジャソンに入った途端、明らかに違う空気に包まれた。
懐かしい匂い、雑踏、音、、、
そうだ、このゴチャゴチャと路上に商店が並んでいて、
一体何屋なんだかわからない感じとか、
鳥臭い匂いとか、
そうだそうだ、ボリビアってこんな感じだったっけ。

一つの旅の中で、二度同じ国を訪れると、
こういう感覚になるんだな。
チリからアルゼンチンに戻った時には感じなかった新鮮な何かが、
私の中ではじける。

やっぱボリビア、異質かも。






さぁボリビア、何が待ってる?





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歩きましょうか、6時間ほど

Posted by junko on 29.2012 アルゼンチン Argentina 2   0 comments   0 trackback



2012年4月24日


早朝まだ暗いうちに起きる。
山の朝は芯から冷えるので、
何枚も重ねた分厚い毛布から出るのはやっとのことだ。

共有キッチンでお湯を沸かしてお茶を飲む。
もう早く飲みたいのに、
標高のせいでお湯が沸くのにも時間がかかる。

この沸点の低さが一番顕著に影響するのが、
パスタだ。
どうしてもぶよーんとした茹で具合になってしまう。
だからなんだな、こっちの人達はパスタをスープに入れて食べるのは。






早く起きたのには理由があって。
今日はサンイシドロという隣の村まで、
トレッキングをするんだ。
片道3時間、往復6時間。
今日の夕方のバスでウマワカに帰る私達は、
イルーシャ村に午後イチくらいで戻ってこなくちゃならない。
ってことは、、、相当早く出発しないと。

起きた時は真っ暗だったのに、
外に出た時にはもう陽は登っていた。
山の夜明けは早いんだな。





残念ながら良い天気!とは言えない空の色。
だけど私達は出発した。
サンイシドロ村に向かって。






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下から見上げたイルーシャ村。
山が背景にあるだけで、こんなにも威厳が出ちゃうものか。






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雲がさ、山の下にあるんだもんね。






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あ、馬が来るよ






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この道は地元の人々が日常的に使う道だから、
たくさんの馬や人に追い抜かれたり、
すれ違ったり、、、






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やっぱりこういう原色の服って、
山で暮らすには必須なものなのかも。
だって無機質な岩山の中で、めっちゃ目立つもんね。






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おまえも一緒に行くか?





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ずっとついて来るんだから






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道はどんどん山奥へと進み、やがて川辺に出た。
大きな石がゴロゴロある砂利道を、
川に沿ってひたすら歩く。






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足下に転がる石は、
こんなカラフルな色してる。






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少しずつ、太陽が出てきた





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いくつもの川を越え、
何匹もの犬と戯れながら、歩くこと3時間弱。
やっと村が見えてきた。





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着いたぁ~ぷはぁ~






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可愛いお出迎え?






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空への階段みたいだ







そして辿り着いた、サンイシドロ村。
なんてことはない、山の中にひっそりと存在する小さな村。
だけど、、、だけどさ、
しっかりと、人々はづいているんだよね。
よくもこんな山奥で暮らせるよなって、正直思うもん。
物資も少ないし、朝晩はめっちゃ冷えるし、それでいて日中の日差しは焦がすような強さで。

住み易いかどうかって言ったら、私にとっては、決して住み易くはない。
だけどこの村に生まれて、この村で育った人間には、
あたりまえの、ごく自然な生き方なわけで。

ブエノスアイレスを思い出してごらんよ。
ここだってアルゼンチンだよ。
とても一つの同じ国とは思えない。

なんていうか、、、超越してる。
山の存在感が、とにかく凄いんだ。






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『HOSPEDAJE』とは、民宿のこと。






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すれ違う人は少ないけれど、
しっかりと人の『生活』を感じる。





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すぐ犬に絡まれる。





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ロバもまったく私達人間を怯えず、
完全なる自然体でそこに佇んでいる。





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目が可愛いんだよーたまらん





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雲よりも村の方が高いなんて。
こんな景色、見たこともないし来たこともなかった。






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その辺の道端に座って、ビスケットのランチを取る。
通りがかる村人も、特に私達を気にしない。
そう多くの観光客が訪れるわけでもないだろうに。
なんだ、このありのままの自然体は。
新しい、知らない場所に来たっていうのに、全くそんな気がしない。
山に包まれているからだろうか。






帰り道、また見上げる村。
何度も思ってしまう、よくこんな場所に村を築き上げたなぁ。






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川越え谷越え、来た道とおんなじ道を辿って帰る。
太陽だけが行きとは違って、
強く私達を照らす。





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イルーシャ村に着く頃には、体も軽くなっていて、
なんだか頭ん中もスッキリして気持ちいい。
標高の高い所で6時間も歩いたのに、
全然頭も痛くない。
私の体はすっかり高度順応したみたいだ。



なのに、そんな時。
もうすぐゴールって間際になって、なんと靴の底が剥がれてしまった。
どうも歩く度にベコベコ変な感触があるなぁとは思っていたが、だ。

めちゃくちゃ歩きにくい姿勢で、底を引きずるように歩いていたら、
たまたますれ違った女性がそんな私を見かねたらしく、
自分が持っていた毛糸で、靴と底を結んで縛ってくれた。
もちろん即席の対応だから、ずっとこれで良いわけないんだけど、
その親切心がほんとに身に沁みた。

思わず「ありがとう!!!」と抱きついてしまったくらい。













山と共に生きる人々の暮らしをほんのちょっとだけ垣間見たような、
2つの村での時間。

蛇口から出る水はヒヤっとするほど冷たいし、
陽が沈んでから吹く風は乾燥していて、体を芯から冷やす。

商店に並ぶ品々の物価はビックリするほど高く、
とにかく坂道が多くて足の筋肉はぴきぴきいってる。

ロバや馬が人の生活に溶け込んでいて、
いやむしろ必要不可欠で。
相変わらずノラ犬はとてつもなく人懐っこい。





「ここで生まれたら、これが当たり前なんだ。」





なんて当たり前のことを、思ってしまう。





「ブエノスアイレスに上京したらビックリだろうな。」





なんてお上りさん的考えも浮かんでしまう。






多分、私にとって新鮮だったんだろう。
山々に囲まれた奥地で住む人々が。
そういえば最近、都会ばかり訪れていたせいかもしれない。

インターネットも通じない場所で、
6時間歩いて、
少ない物資で飲食して、
なんか、全部スッキリした。

こういう時間を求めていたのかもしれない。









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ウマワカで 故郷に 出会った~

Posted by junko on 28.2012 アルゼンチン Argentina 2   2 comments   0 trackback


2012年4月23日



ウマワカの朝を迎える。
私達は今日の午後イチのバスで移動するので、
それまでこの町を散歩しよう。

太陽は朝から元気いっぱいにそのパワーを届けてくれる。
朝晩はものすごく冷えるから、
固まった身体が太陽の熱でほぐれていくみたいだ。







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宿のオーナー






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この土壁の素朴な色合いの中で、
ビビッドな存在感を放つブルーの扉がたまらなく可愛い。






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そういえばそれは空の色にも言えること






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本当に空が蒼い。
それに、近く感じる。













その時だ!
なんだか見覚えのある、そしてとても懐かしい形が目に飛び込む。






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「あれ?これ北海道の形じゃん」




ウマワカという町があるのは、フフイ州。
そのフフイ州に形を模したものが、
地面に彫られていた。

おもわず我が故郷、釧路エリアに鎮座してしまいました。
なんだか嬉しくって、、、










さぁ、移動の時間だ。
どこに行くかというと、、、



なんにも調べてなかったのに、
行く先って決まるものなんだね。

ここウマワカに来る前に寄ったサルタで、
偶然すれ違った初老の旅人にもらった地図。
そこに載っていた一枚の写真が、
今回の目的地を決めてくれた。





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紺色に染まった景色の中、
山の稜線はハッキリと見える。
そして人間の存在を象る光。
すごく美しいと思った。
それが、





『イルーシャ村』





幸いここウマワカからイルーシャ村までのバスは頻繁に出ている。
ここを拠点に日帰りで観光する場所として有名らしい。
けれどこの写真は、夕暮れ後に撮られている。
どうしてもこの絵が見たい。
なら、泊まろうってことに。

私達はただ一枚の写真をたよりに、向かった。








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どんどん山奥へと進むバス。
この移動時間のバスの中から見る景色が、また素晴らしかった。

もともとウマワカは渓谷で有名な場所らしく、
その景観を見事に見せてくれるルートだった。






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気づけば雲は眼下に





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3時間ほどバスに揺られ、村が見えてきた。

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山々に囲まれた小さな小さな村だった。
ただ、かなり標高も高い上に、
村は傾斜の急な坂道だらけ。
バスを降りてから宿の客引きがあって、
彼女についていくのがもう必死。





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「もうすぐそこだから!セニョリータ」

なんて言われても、返す言葉も出ないくらい。
そうえばこんな標高高い場所に来るのは、
1月のラパス以来か。






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宿についた途端ベッドになだれこむ






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今日のお宿はこんなんなってます






でも、ここ一泊しかしないしさ。
村を見ないと来た意味ないじゃんね。
寝込みたくなるカラダを叩き起こして外に出る。

宿を出てすぐ見上げた所に、白い十字架が立っていた。
山間の町ではよく見かける、その町の一番高い所に立ってる十字架。
もちろんそこからの眺めはきっと良いものに違いないわけで。

ぶーぶー言いながらも、登るんだ。






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こんな山々に囲まれた村、今まで見たことなかった。
まっすぐな大平原で育ったような私には。
きっと日本にも、山と共に暮らす人々はたくさんいるんだろう。
今度は日本の山の景色を見たいとも思った。

山と共に生きる人々の暮らしを。





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気づいたらこの子がついて来てた。






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そんなうつろな目でついて来られても、、






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そっちの犬じゃないよ






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もーオマエはほんとに可愛いなぁ







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たまたま入ったケーキ屋さんで、売り子の女の子が編んでた






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そろそろバイバイだね






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そんな寂しい顔しないでよぉ。おうち帰んな。






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そうそう、なんでこの村に来たのかっていうと。






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日暮れ前に登ったあの十字架からの夜景、
それがあの一枚の写真だった。
まるで山の中の宝石箱のように、
可愛らしく光っていた。





イルーシャ村。
またひとつ自分だけの特別ができた気分。












情報ゼロで

Posted by junko on 27.2012 アルゼンチン Argentina 2   0 comments   0 trackback




2012年4月22日


私達はサルタからフフイ行きのバスに乗っていた。
盗難防止から、いつもは後部座席を狙って座るのに、
今回はバス会社の手配で勝手に一番前の席に決められてしまった。

右横に、アジア人の男性が一人座っているのが見えたが、
彼が日本人かどうかがわかるのは、
出発直後に立ち上がった彼が頭をぶつけて、
「イタッ!」と叫んだ瞬間だった。



それがイケヤさんとの出会い。



旅をしながら出会う世代っていうのはだいたい決まっている。
私達と同じ20代後半~30代前半か、
20代前半の学生が80%を占める。
たぶん20代半ばは新卒で働き初めて数年、一番勢いの乗ってる頃だし、
30代後半となると色々動きづらくもなるんだろう。
40代の旅人には、もちろん出会うことは出会うけれど、
その数は少ない。
誤解を恐れずに言うと、
旅が人生そのものになっているような人や、
ものすごいオーラを放っている人、
ちょっとイワクツキの人、
そんなところだ。



イケヤさんは、ぱっと見その40代ゾーンの世代に見受けられたが、
上記のような旅人とは大きく異なって、
しっかりと日本の社会を背負う大きな背中のようなものを感じた。
話し始めてそれはやはり当たっていたと実感。
イケヤさんは、ひとつの企業のトップであり、家族を養う父であり、
そして、旅が大好きな一人の男性であった。

長年の夢であった世界旅行。
仕事に一つの区切りがついて、社員や家族の理解もあって、
超短期間の弾丸旅行を実践中であった。
その日程やルートを聞くだけで、
のんびり贅沢に進む私達からするともう本当に、圧巻の一言である。

勢力的に移動し続けて来たイケヤさん。
この南米を最後に、二週間後には日本へ帰る予定だという。
一日一日がとても貴重で、
だからこそ精一杯この旅時間を生きている、そんな印象を受けた。
キラキラしていた。




昔、学生の頃も旅をされたそうで、
その時とは大きく違った旅スタイル。
もちろんそれは時代の変化も大きく影響するけれど、
自分自身の変化の方も事実ある。
予算や時間、労力のかけ方。
そんな違いも認識しながら、それでもやっぱり旅が好きだと実感する。

イケヤさんは、私達の旅バナシにも興味を示して下さって、
応援の言葉をたくさんいただいた。
なかなか世間一般の概念からは理解を得難い選択をしてしまったばかりに、
自分達のなかに葛藤があるのは事実。

「いい歳して、フラフラして、、、」

「家族が心配してるのに、、、」

「将来どうやって生計たててくの、、、」

そんな声は常に耳に鳴り響いている。
私自身が私に向かって言っている。



けれど、自分よりも人生を長く生きている先輩に、
この生き方を、選択を、肯定されると、
やっぱり無条件に嬉しくなるし、心強くなる。
いま現在、日本社会の中で戦っている人に言われるからこそ、
余計に真実味を帯びて心に響く。

この選択に恥じない生き方をすればいいんだ。
それだけだ。









二時間弱のバス移動の中で交わしたイケヤさんとの会話に、
背中を押された私達は、
フフイに着くなりすぐにウマワカ行きのバスに乗り込んだ。
本当はもっとイケヤさんとお話していたかったし、
フフイに滞在することだって可能だった。

だけど私達は、前に進んだ。




長い旅の中で一瞬とも言えるような出会いと会話。
そんなことが、自分を奮い立たせる支えや力になったりする。
だからいつも人に助けられてる。
イケヤさん、出会えて良かったです。
ありがとうございます。










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山々に囲まれた道をバスは進む。






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そして夕方近く、目的地のウマワカに着いた。





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宿だけは予約してあった。
バスターミナルからすごく近いのに、迷ってしまう。
でも別に怖くない。
初めての、それも情報もまったくゼロの町なのに、
ぜんぜん怖くない。
不思議だ。
この感覚、どこから来るんだろう。
変な自信と信頼に支えられてる。

無事に宿に着き、荷物をほどき、町に出た。
斜光が眩しい。太陽が近いせいだ。
標高の高い町に居るんだと実感する。






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無防備に寝てるよ






町を望む丘に登る。
空にぐんと伸びているのは、変わった形のサボテン。
こんなのが、にょきにょきとたくさん生えている。




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「次行ってみよー」





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まだ寝てるよ。連れて帰っちゃうぞ可愛いなーもう。






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宿には私達しか客は居なかった。
独占したようないい気分で、
キッチンも自由自在に使って、
新しい町、情報ゼロの町に乾杯。



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親切な町サルタ

Posted by junko on 26.2012 アルゼンチン Argentina 2   1 comments   0 trackback


愛二がアフリカへと発った翌日の朝、
私たちもそれぞれの旅路へと出発した。

尚吾とチエちゃんは、アルゼンチン南部パタゴニアへ。
啓陽と私は、以前チリのビーニャ・デル・マールで出会ったおもしろ大学生、
ヒカル君が勧めてくれた、アルゼンチン北部の小さな町を訪れることにした。





尚吾たちは一度南下はするけど、また北上し、私達と同じように中米を目指す。
だからきっと再会は間違いない。
どの国になるかはわからないけど、、、
それに、最後のUNOで『次に会ったらお酒をおごる』賭けをして、
見事尚吾たちが勝ってしまったので、
私達は再会した時一杯おごってあげなければならないのだ。
どうか物価の安い国で再会できますよーに。


私達のバスの時間の方が早かったから、
尚吾とチエちゃんはバス停まで見送ってくれた。
一週間ちょっと前までは、遠かったこの二人の存在が、
今ではとても近しい旅仲間として目の前に居る。
今回は一都市に贅沢に滞在して、とにかく一緒に過ごす時間を大事にしたけど、
今度会った時は、旅の醍醐味『移動』を共に出来たらいいねって。
一番しんどいけど、何故だか印象に残る『移動時間』
それを共有できたらいいな。









レティーロ駅でバスを降り、長距離バスターミナルへと進む。
実は今回このバス移動が実は楽しみだったりしていた。
何故なら数あるバス会社から今回選んだのは、

『ANDESMAR』

このバス会社、何がすごいってサービスがすごい。
ご飯は付くし、おやつも付くし、ビンゴゲームだってある。
他のバス会社でもご飯やおやつは付くものもある。
だけどここは、その質が違った。

まず乗って数時間経った夜の10時頃、遅めの晩ご飯が配られた。
受け取ってビックリ、なんと温かい!!!
しかも蓋を開けると、お肉がどっさり。
添え野菜やご飯だってちゃんと温かい。
しまいにはプリンというデザートまで、、、
コップにスプライトが注がれ、優雅な晩餐が始まった。

快適なバス時間は私を眠りへと誘い、
寒くもなく暑くもない適温の中、しっかりと熟睡。
翌朝はおやつと飲み物が配られる。
その飲み物の種類と数がハンパない。
紅茶やコーヒー、粉末ミルクや砂糖がそれこそ「どっさり」詰められたセット。
旅人としてこんな嬉しいことはありません。
もちろん余ったものはお持ち帰り、日頃の食生活に使わせていただきます。

昼食には大きなサンドイッチ二種、
さらにその直後またおやつと飲み物のセット。
もう至れり尽くせりとはこのことでしょう。
さらにそれらを配布してくれるお兄ちゃんが素晴らしい働き者!
狭いバスの中を縦横無尽に動き回り、
笑顔で乗客に対応。
こんなバス会社、今まで見たことも乗ったこともない!!

おやつの後には極めつけのビンゴゲームが始まった。
スペイン語で読み上げられる数字を必死に聴き取り、
啓陽も私も本気になってカードに穴を開けていく。
残念ながら勝者にはなれなかったけど、
その勝者にはなんとワインのプレゼント。
一体どこまでリッチなんだこのバス会社!







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そんなアンデスマール、もう一度乗りたいアンデスマール




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飛行機の機内食にしてもそうなんだけど、
交通機関の中で配られるご飯ってなんであんなに嬉しく感じるんだろう。
別にさ、特にものすっごい美味しいわけでもないのにね。
ふしぎー。







そうして約20時間ほどかけてやって来たのがサルタという町。
素敵バス会社アンデスマールのおかげで、
長時間のバス移動はなんら苦ではなかった。
そしてこの町に着いて早々、
人の優しさに連続して触れる機会が訪れる。

まずサルタのバスターミナルにて。
他の町同様、たくさんの宿の客引きが押し寄せて来る。
けれど予め宿を予約してあった私達には、用は無い。

「宿はある?一泊25ペソだよー」

「宿、予約してあるから、、、」

「そうか、なんて名前の宿だ?」

「◯◯◯hostel」

「あぁ、そこならあの角を右に曲がって何ブロック進んで、それから、、、」

といった具合に、なんと自分の所の客にもならないような私達に、
他の宿への行き方を教えてくれる親切な男性が居た。

南米はたいがい人が良い。
特に商売を挟まない普通の町を歩く人が、とても良い人達ばかり。
『南米』と聞くと、窃盗や首しめ強盗なんて恐ろしい言葉も多々出てくるけど、
幸い未だ私達はそういう怖い思いは一度もしていない。
そりゃiPhoneは盗まれちゃったけど、
他の旅人の痛ましい体験談を聞けば、そんなの比になんない。

そういえば最近、道を訊ねて、
辿り着けなかったことってなかったなぁ。
一昨年ヨーロッパを旅している時、特にトルコだったっけなぁ。
みんなテキトーなこと言うから、
通行人に道を聞くなら、最低3人には聞いた上で、
平均値を計って判断した方がいいなんて話もあったっけ。
だけどここ南米に入ってからは、そんなこともない。
まぁ、聞く相手をちゃんと見極めて、
この人なら絶対大丈夫、って人にしか聞いてないってのもあるけど。
たとえば女性警官とか。
商店のおばちゃんとか。
そういうコツみたいのも、知らないうちに身についているのかも。






そんな親切な男性のおかげで、いい気分で歩き出した私達。
バス停でバスを待つ若い母親と、
その横にちょこんと座る子供があまりにも可愛くて、
思わず微笑みかけてしまう。

「Hola!」

「Hola!」

「とっても可愛いね、お子さん」

「ありがとう。どこから来たの?」

「ハポンだよ。」

「ハポン!いいわねぇ。いい国ねぇ。」

「ありがとう。」

「ところで宿は決めてあるの?」

「うん、すぐそこの◯◯」

「そっか。いや、私の友達がホステルを経営してて、いい所だから
 どうかなと思って。ところでそこはいくら?」

「◯◯ペソだよ」

「あら、そっちの方が安いわね、ならそっちね」

「あははは」

「サルタにようこそ。楽しんでってね」

「ありがとう!!」

そんな会話が道端でできてしまうなんて。
しかもその直後だ。
明らかに旅人っぽい初老の男性が近づいて来た。
するとおもむろに地図を渡してきた。

「この町のマップだ。きっと役に立つから」

そう微笑んで去って行った。







なんていい町なの!!!!!






着いて早々、親切な人々に3人も会ってしまった。
しかも連続して。
まったく情報の無かったサルタというこの町に対して、
一気に親近感が沸いたのは言うまでもない。






この町に歓迎されているようないい気分になった。





だから。
翌朝、町を一望できる丘まで登った時、
最高に天気が悪くて何にも見えなかったけど、
それも許せちゃったんだ。





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頂上まで1070段の階段を登って行きます。
そりゃヤル気も入ってこんな顔んなります。




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んんん~、雲ですね。




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むしろ霧ですね。





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まっ、しゃーなしやで。




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町に降りて少し散歩。
今日は午後からもう移動だから、
歓迎してくれたサルタの町とはすぐにバイバイなんだ。




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教会でひとやすみ。
無料で入れる教会は旅人の癒し場所。


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この後、フフイ(Jujuy)という町を通過して、
ウマワカ(Humahuaca)という町を目指す。
午後イチで出発すれば、夕方までには着くだろう。






  

プロフィール

junko

Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
でも人はもっと好き。

まだ見ぬ出会いを、笑顔を、そして
感動を求めて。

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