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もうバスがったがた

Posted by junko on 09.2012 ボリビア Bolivia   0 comments   0 trackback


2012年1月26日



ウユニ塩湖を堪能した後ラパスに戻ってきて私達は、
日焼けのお手入れに四苦八苦だった。

本当に、今回は啓陽が焦げ過ぎてしまい、
人間の肌ってこんなにも黒くなるんだという事実を見せつけられ、
ミエちゃんが置いていってくれた貴重な化粧水パックを彼に施し、
ちょっとでも美白を試みたがもちろん効くわけもなく。

けれど翌日、今度は脱皮し始めた。
しかも尋常じゃないスピードで。
きっと化粧水パックのおかげで、お肌の新陳代謝が上がったのだろう。

もちろん啓陽だけじゃなく、他のメンツもほぼ皆、脱皮し始めた。
十年後が怖い。メラニンをごっくごく飲んだ肌。。



まぁそんな状態で、私達はラパスを後にしたわけだ。
次に向かうは隣国パラグアイ。




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いつも思うんだけど、インディヘナの女性達が背負っているこのおっきい荷物、
一体何が入ってるんだろう。
彼女達だけじゃなく、地元の人達の荷物は例外なくみんなデカイ。
家財道具一式持ってるんじゃないかと思わせるくらい。





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あぁ、完全に同化してます







そして。
ここでやられました。
旅の洗礼ってやつですね。










iPhone










盗まれた、、、、、






人混みの多いバスターミナル。
ラパスも最終日ということで、気が緩んでいたのかもしれない。
リュックの外ポケットに入れておきながら、
後ろに背負ってしまった私が悪い。





いざバスに乗り込み、音楽でも聴こうかなと探すけれど、
無い。
無い。
iPhoneが無い。
どこにも無いんスよ。







やられたぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーー!!!!









けれど時すでに遅しで。
こればっかりは、あがいてもしゃーない。
後日、泊まっていた宿に忘れてないか確認したけれど、やはり見つからず。
すぐに携帯を止め、まぁ幸い悪質に使われたような形跡はなく、
金額的にはそれほど痛手ではないのだけれど。






でもやっぱり困る。
iPhone無いのは困るよ。。
いろいろ便利だからさ。。





無い不便さを思うとへこみそうだったので、
もう気を取り替えるしかなかった。
そんな出だしのバス移動、これまたしんどいもんでした。










まず26日の夜7時に出たバスは、翌日27日の12時にサンタクルスという
ボリビアとパラグアイの国境近い街に到着。
何故かそのバスのトイレには、わけのわからない荷物がぎっしりと積まれ、
乗客が使えない状態に。
幸い途中、休憩所に寄ってくれたからなんとかなったけど、
次のバスが最高にハードだった。

サンタクルスを夜6時に出て、
翌28日になった深夜の3時ころ、税関に叩き起こされる。
まぁそれは仕方無い。
あーちゃんが間違えてグリーンカード出すのも仕方無い。
いやほんと、コレには笑わせていただきました。
内輪ネタなのでこれ以上言及はしませんが。







ほとんど舗装されていないような森の中の砂利道をひたすら進む。
そういえば一昨日ラパスを発ってからお風呂にも入れていないので、
体じゅうベトベト。
ラパスは標高のせいかカラッとしていて涼しかったのに、
300mまで降りてきた途端ひどく湿っぽい。
ここでまた菜穂ちゃん置き土産のビオレシートに救われる。

それにしても木々の葉が窓に触れるほど道は狭い。
揺れ続ける車内で、ご飯を食べたり




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スペイン語を勉強したり





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こんな穴ぼこを避けて走るからまぁ揺れる





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そしてやっぱり気になるのはトイレ事情。
もういい加減みんな限界を感じていた。
なぜならこのバスにはトイレがなかったから。

おもむろに子連れの親が運転席へ近づき何か言っている。
すると車はすぐに停まった。



こんなところで。



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続々と降りる乗客は、それぞれ草むらへと消えて行く、、、




そうです、ここですれってことですハイ。




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誰の目にも触れない死角を選び、蚊を恐れながらしました。
自然に返しました。
まぁ下手に汚いトイレでするよりも、よっぽど気持ちいいってもんです。


にしても24時間近く乗るってのにトイレが無いバスなんて、
さすが南米としか言いようがありません。
もちろんクーラーもないし。
カーテンの作りがぼろくて、日光防げないし。


もうね、このバスが今まで一番きつかった。





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景色だけ見たらキレイなんだけどね







だけど、旅から移動を引いたらなんにも残らないわけで。
みんなでぶーぶー言いながらも、
いや私しか言ってなかったかもしれないけども、
28日の夜8時頃、やっとパラグアイの首都アスンシオンに着いたのだった。





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いるだけで幸せな場所

Posted by junko on 08.2012 ボリビア Bolivia   0 comments   0 trackback



1月23日





朝陽の光が雲の切れ間から差し込むと、
前夜の雨で湖面に溜まった水が水鏡となり、
雲と光をダイナミックに映し出した。
遠くに立つ人の影は、まるで雲の上に浮いているよう。







子供のようにはしゃいだ。
何度写真を撮っても止められなかった。
ずっとそこに居られた。







だんだんと陽がのぼり、昼間になるとそれはそれでさらに新しい世界を見せてくれた。
空と湖の境界線が見えず、もう、本当に、そこには自分と仲間以外、誰もいない何もない。
ふとミエちゃんがつぶやいた。



「幸せってさ、なんにもいらないんだね」



一同、深く納得。



すると菜穂ちゃんがかぶせた。



「シンプルイズベストってことでしょ!?」



一同、沈黙。



「え!?ちょっとなんでみんな反応してくんないの笑」



いやいやいやいや、だいぶ端折ったでしょ菜穂ちゃん!笑
まぁそんな一言に笑い合って、
エルビスのお姉さんお手製のランチを食し、
また写真を撮り合って、、、





ほんとに、幸せでした。
ただそこに居るだけで、この目の前に広がる景色に身を置いているだけで、
幸せ感が込み上げてくる。
そんな場所が、まだ地球上にはきっともっと、ある。




この時間に、空間に、一緒にいる仲間に、

「ありがとうー!!!!!」

を連発してしまうくらい。






だから、じわじわと焼けていく肌にも気づかず、
私達は何時間も外で過ごした。
その間エルビスは微笑みながら、ずっと待っていてくれた。
ほんとに最高のガイドさんだ。




そしていよいよ菜穂ちゃん達がラパスへ戻るためのバスの時間が近づき、
残る私達が二泊目の宿として予約してあった『クリスタル・セマーニャ」』へ移動。
湖のほとりに位置するそのホテルは、想像以上にキレイで、
もちろん塩でできているんだけど設備もちゃんと整っていて。
電気も水もないプラヤ・ブランカに比べると雲泥の差。
一泊しかできないのだったら、菜穂ちゃん達、こっちに泊まらせてあげれば良かったなぁと
ちょっと後悔もしたのだけど。

でも、あの湖のど真ん中に泊まったからこそ、
心が震える朝日を見ることができた。




ほんの数日だったけど、はるばる日本から来てくれて、
素晴らしき日本の食材をお土産に持ってきてくれたり、
カラフルな風船まで用意してくれて、
すごく嬉しかったし、楽しませてもらったよ。


本当にありがとう、菜穂ちゃんミエちゃん!


この仲間で共有した時間は、一生記憶から離れられないと思う。
もうそれくらい、大きく深く、刻まれた!





名残惜しくも別れの時間はやってきて、
エルビスが二人をウユニタウンまで送り届け、
私達はそのままホテルに残った。

ほんとに、生きてて良かったって思える景色を思う存分に堪能した私達は、
もうほとんど抜け殻のようだった。

すべてはこの瞬間のために動いてきたかのような達成感。
そして、確実にじわじわと感じ始める疲労感。
そりゃそうだ、一日中強い日光を浴びてはしゃいでたんだ。



夕食を取り終え、軽く乾杯しているうちに、
どうにも体が重くなってしまった私達。
だけど、、、あれちょっと待てよ、星空見てなくないか?
今日は新月、まさにその日。
このタイミングに合わせてここまでやって来たのに、
いやいやまさか見ないとかナシでしょうとか、
もう寝たいとか、
あーだーこーだみんな言いながら、
結局12時を過ぎたあたりにホテルの外に出てみる。




すると肉眼でもハッキリ見える、星空。




これ、いっときましょう!!!





真っ暗な闇の中を、5人で歩き出す。
30分くらい歩いたろうか。
やっと湖のほとりまで辿り着いた。
ホテル、こんなに離れてたっけ?



でも、、確実に水の気配は感じるものの、
リフレクションとして映し出される星は見えない。
たしかに空には満天の星空が輝いているのに、
湖面は闇のまま。



理由なんてわからない。
居た場所が良くなかったのか、
空には雲一枚張っていたからか、
水の溜まり具合が良くなかったのか、、、



だけど、とにかく私達は、宇宙に浮かぶ体験はできなかったわけだ。



それでも誰も不満はなかった。
むしろ満足感でいっぱいだった。
昨晩あんなに納得のいかなかった私も、
今日の一日でもう十分過ぎるほどの感動を貰った。



見れなかった景色は、また今度ということでね。







翌日1月24日。
リッチなホテルで目覚めて、お互いの顔を見てどん引き。



完全に日焼けし過ぎた!!!
黒いし、痛いし、
なんか唇まで腫れてないか?
唇まで焼けるなんて私知らなかった。



私はカッコ悪いグラサン焼け。
啓陽にいたっては、日焼け止めクリームを塗らなかったあまり、
大変なことになっている。
冷たいタオルで腕や足を冷やすと、悲痛な叫び声を上げていた。




皆さん。
もしもこれからウユニへ行くという方、
いや、これは一生のうちに是非見ておいていただきたいと心底思うのですが、
日焼け止め対策はしっかりと、もうやり過ぎかってくらいにしてください。
私達は見事5人とも、大変な思いをしました。




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遠目ではわかりにくいんだけどね。





なにはともあれ今日も半日ウユニ観光。
エルビスは一日目、二日目とも違う場所に連れてってくれた。
しかも彼は必ず、私達が独占できる場所を選んでくれる。
だから余計に仲間意識が強まるし、独占欲も満たされるんだ。




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昨日の景色とはまた違って、うっすら青いこの色も美しいな。




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やっぱりランチはここでね。




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そして今日は、世界一周中の松本夫妻と合流して、
半日ウユニ観光をご一緒させていただいた。
旦那サマの梓さんと、奥サマのよっちゃん。
とっても雰囲気の良いお二人で、デザインをお仕事にする梓さんのお話は、
もちろん啓陽や私の興味アンテナをびんびんに張らせた。




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いろいろポーズはあるけれど、
日本人ならやっぱこれでしょう。




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「手はピーンとね、ピーンって」by梓さん



ふざけたかぶり物までいただきまして笑
このカバ未だ日の目を浴びておりません。




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天候が崩れてきて、いよいよ湖を離れることに。
この三日間、いろんな顔に変化しながら私達を楽しませてくれたこのウユニ塩湖を、
離れるのはやっぱり寂しかった。
正直エルビスが最後に連れてってくれた、
ちっちゃい民族チュルパスが住んでいたという遺跡的な場所も、
あまり記憶が薄い、、、




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鼻焼けたねーアイジ





「もうウユニタウンに戻っていいかい?」とエルビス。


「えぇもうどうぞどうぞ!」と私達。


湖を離れた今、完全に私達の観光欲は消え失せていた。
というより、もう満たされていたのだ。



ウユニタウンでそれぞれの旅の笑い話なんかをしながら、
ラパスへと戻るバスを待つ。




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啓陽の肌の色がやばいです





夕食時になって、みんなでピザを食べに行くことに。
そう、ここウユニタウンは何故かピザ屋がひしめき合っている。

「実はウユニがピザの発祥地なんじゃ」

「そうです、ここからイタリアに渡ったのです」

なんてふざけながらも、せっかくならば美味しいピザが食べたい!
この街一番人気のピザ屋さんは残念ながら予約で満席、
でもそこのオーナーにお勧めしたもらった店が当たりだった。



『Arco Iris』



めーちゃーくーちゃ、美味しかったんです。




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やはり黒いです





さらに松本夫妻による温かいご好意によって、
ご馳走になってしまった私達。
本当に、あんな大人になりたいと心から思いました。
もうそういうことをする側の歳になっているというのに、、
札幌か釧路か、はたまた東京か?
どこででも、またお会いできたらとっても嬉しいな。

梓さん、よっちゃん、本当にありがとうございました!!




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お二人の旅blogはこちら






塩だらけになった靴
日焼けしてカサカサの肌
なんかもう全身で、ウユニを体感した




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ユニクロのCMで使われて以来、日本人旅人の間では大人気のこの場所。
それぞれが、それぞれの期待を運んで集まって来る。
そしてその時出会った仲間と、あの感動を共有する。
それぞれのやり方で。
それぞれの感情で。



こんなにも旅人を魅了する場所が、美しく在ってくれることに感謝。
地球はまだまだ美しい!



no need words

Posted by junko on 07.2012 ボリビア Bolivia   0 comments   0 trackback


2012年1月22日




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I can't get NO SATISFACTION

Posted by junko on 06.2012 ボリビア Bolivia   0 comments   0 trackback
1月22日



朝9時頃にウユニタウンへ着いた私達。
バスを降りるなり、いかにも東南アジアで声をかけてきそうなノリの、
サングラスをかけたおっちゃんが話しかけてきた。



「塩ホテル泊まれるよ~」



えぇ、日本語です。



イザベルとかいうそのおっちゃん(いや、絶対イザベルではないけど私達はそう記憶した)は、
「穂高ツアー」という旅行会社の人だった。
いきなり日本語で話しかけられたという時点で、もう警戒心はマックスなのだが、
何故だか彼のキャラクターは嫌じゃなかった。
なんで「穂高」なのか、なんで日本語が喋れるのかはわからない。
まぁ旅をしていると、どこにでも日本人はいるものなので、
このウユニ塩湖という近年人気が急速に上がった観光地だけに、
そりゃ日本語喋る人もいるだろうと。
それに元々ツアー会社に申し込むつもりだったので、
いくつか会社を吟味した後で決めたい旨を伝えると、
意外とあっさり、

「僕んとこの会社の住所はここだから」

と名刺を残して去って行った。
その去り際がなんとも心地良かったので、イザベルのイメージは良。



塩ホテルというのは、ウユニ塩湖のど真ん中に位置する塩で出来たホテルで、
星の鏡張りを観るためには湖の中に一泊はしたいというのが私達の希望だった。
日本からの弾丸ツアーを決行している菜穂ちゃんとミエちゃんのの帰りのフライトを考慮すると、
彼女達は23日の夕方のバスでウユニタウンからラパスへ戻らなければならない。



それらのことをふまえて、菜穂ちゃんとミエちゃん以外の私達は1/22~24の二泊ツアー、
そして彼女達は一泊のツアーで決めることにした。



もちろん、一番安く済むところで。



しかしいくつかの会社の値段を聞いても、大して相違はなさそうだ。
ならば、話の通じやすいイザベルの所でいいんじゃないか。
やはり語学は強い。




啓陽がイザベルと値段交渉などをしている間に、
ウユニタウンの市場で食料や飲み物を調達し、
いよいよ11時になって出発することになった。
穂高ツアーのオフィスの横につけられたLAND ROVER。
運転手のエルビスという男性が、優しそうな笑顔で出迎えてくれた。
今からこのエルビスのガイドで、私達のウユニツアーは始まる。



車内に乗り込むと、昨年ヒットしたアメリカンポップの音楽が流れていた。
まぁ言ってみればノリノリの。
念願のウユニ塩湖がもう間近に迫った私達は、
はやる心を抑えきれずに、車内でもはしゃぎまくった。
そんな私達に微笑んでくれるエルビス、どうやら彼はかなりいい人そうだ。
でかした、イザベル!
いや正直、このガイドさんの善し悪しでもかなりウユニ塩湖の想い出は変わると思う。
幸い私達はいい人にめぐり逢えて、順調な滑り出しをきったわけだ。







30分ほど車を走らせたあたりで、小さな町に停まった。




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廃屋のような家屋がいくつも立ち並ぶ中、
不自然に土産物屋が並ぶ。



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それにしても無機質な色にビビッドな配色って、なんでか惹かれる。




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早くあの景色に出会いたい気持でいっぱいの私達。
ただ気になるのが天候だけ。
こればっかりは人間の力ではコントロールできないので、ただただ願うばかり。
そしてようやく辿り着いた、夢にまで見たあの景色、、、







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なんだけど、うん。




いや、そうね、塩湖だけに塩を精製するために来ている地元のオバチャンとかもいて、
とても新鮮な景色ではあるのだけれど、、






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なぜだか思い描いていたイメージと重ならない。





まだまだ、と言わんばかりにエルビスが私達を車内へと促す。
ここはまだ塩湖の端っこの方で、彼はさらに湖の中の方へと私達を連れてってくれた。
そこでテーブルや椅子まで用意して、豪華ランチが始まったのだ。
しかも作ってくれたのはエルビス自身のお姉さんだという。
なんて家庭的。




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もちろんテンションは上がりっぱで、何枚もの写真を撮った。





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職人平田氏による風船技にはみんな参りました





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雨期ではあるけれど、まだ水の張っていない地域ではこんなトリック写真も撮ったりして。





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がしかしだ。
なぜだか落ち着かないこの心。




塩ホテル『プラヤ・ブランカ』に入ると、
可愛い兄妹が出迎えてくれた。




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そして落ち着いて今日の写真を見返してみる。





愕然とした。





納得がいかない。





違う、憧れのウユニはこんなんじゃない。









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ただただそんな思いばかりが膨らんで、
軽く、いやだいぶ重くへこんでしまった。
夕陽も残念ながらあまりハッキリとは見えず、
その晩は雨も降り始め、星空どころではなくなってしまった。





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さらにホテル側から「ガスが無い」との理由で、
あるはずだった夕食は抜き。
代わりにっちゃなんだけど、ビールとポテチを与えられ、
電気も水もない中、キャンドルの灯だけを頼りに夜を過ごした。
そう、電気や水がないのはもともと承知の上だけど、
プリングルスだけがディナーってのもなかなかひもじいもので。




その場に居合わせた日本人旅人や、韓国人旅人と飲みながら軽く会話を交わすものの、
私の心は満たされぬままだった。





「こんなんでウユニを終わらせられない。」





はるばる日本から来た菜穂ちゃん達にも、
心が震える景色を見てほしかったし、
数多くの知人旅人が絶賛するウユニ塩湖を、
やはり私自身の心で感動したかった。
人から見せてもらった写真じゃなくて。
そう、欲張りだけど、自分のものにしたかったのかもしれない。






深夜、菜穂ちゃんと共に外へ出た。
もしかしたら晴れているかもしれない、、、ちょっとの希望を持って。
懐中電灯を頼りに少し歩き、夜空を見上げるも、
そこにあるのはやはり、完全な闇。
星の一粒も見えやしない。





明日の夜には菜穂ちゃん達はここに居ない。




悔しかった。
だけどどうにもできなかった。






でも。






旅の女神は見捨てなかった。
翌朝、私達は見たこともない世界を目の当たりにすることになる。
そう、降り続いたこの雨のおかげで。











ウユニメンバー、集結

Posted by junko on 06.2012 ボリビア Bolivia   0 comments   0 trackback



【アイジ】

啓陽には、一緒に日本から出てきた二人の旅仲間がいる。
一人はショウゴ、そしてもう一人は、アイジ。
彼らはそれぞれの姓名から一文字ずつ取って、

『SAL』

というチーム名を作った。





「世界一周をしよう」という目的のもと集まった三人は、
日本での準備期間のあいだ、
やがてやってくるその時を待ちきれないかのように、
何度も何度も会っては、あふれんばかりの希望を分かち合ってきた。


あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい。


そんな風に。





SAL 喜怒熱哀楽3つトモへの日々






そんな彼らがまず最初に降り立った国は、オーストラリアだった。
そこで3ヶ月ほどマンションを借りながら、
英会話学校に通ったり、海で泳いだり、飲み明かしたり、
とにかく初めての海外生活を思いっきり謳歌した。
25歳、男三人の共同生活。
楽しいに決まってる。



マラソンや、スキューバダイビング、はたまたスカイダイビングまで、
彼らはやってみたいという欲望があればとことん挑戦した。
そしていよいよユーラシア大陸へと渡り、
旅らしい旅を始めた三人。



そのうち彼らには分岐点が訪れる。
それぞれのやりたい事を選んだ末に、
3人はバラバラの道を辿ることになる。
けれどそれはもともと彼らの中で想定内のことだった。
誰も、誰かの意思を邪魔することはしない。
それが彼らのルールでもあった。




それでも啓陽とアイジは、インドで別れた後、
東欧、中欧の何カ国で再会を重ねてきた。
私が啓陽に会ったのは、その頃のことだ。
その時、彼からSALのストーリーをたくさん聞いて、
いつかアイジやショウゴにも会ってみたいとずっと思っていた。



その後、彼らはそれぞれ旅の資金を作るために、
啓陽はカナダはモントリオール、そしてアイジはバンクーバーに、
ワーホリを使って住み、働いた。


啓陽よりも早くバンクーバーでの生活を始めたアイジ、
必然的に旅を再開するのも早かった。
そして一番最初に訪れてくれたのが、
私達の住むモントリオールだった。


初めてアイジに会った時、初めてな感じがしなかったのは、
事前に何度かSkypeで顔を合わせて話したからだけじゃなく、
啓陽とすごく近い距離、感覚で日本を離れ、
この旅に賭けているという共通点があったからだと思う。


その後、アメリカのルート66をバイクで横断したアイジは、
中米を廻り、順々に南下してきて、
ここ、ボリビアで1月19日に私達と合流した。
目的は唯ひとつ、雨期のウユニ塩湖へ新月に合わせて行くため。
なぜ新月なのかというと、水が張った湖に映し出される星が、
それはそれは綺麗なものらしいから。
夜空の星と、水鏡の中の星の境界線はもはやなく、
まるで自分が宇宙にいるかのような錯覚になるとのこと。
新月ということは、月が見えない=より一層星が見える。


そんなの、見たいに決まってるし!!


それで、今年は1月の新月の日は23日だから、
そこに焦点を合わせたということ。






【つーちゃん】

NY年越しカウントダウンを共に過ごした八丈島出身の女の子。
私達と同じタイミングで、あのNYから旅を始め、
順調に南下してきて、ペルーからラパスに入ってきた。
もちろん目的は唯ひとつ、ウユニ塩湖に行くため。




【あーちゃん】

同じくNY年越しカウントダウンを共に過ごした、
三重県出身の女の子。
NYに3ヶ月ほど住み、日本へ帰国する前に、
南米をちょっとだけ旅してみることに。
もちろん目的は唯ひとつ、ウユニ塩湖に行くため。




【菜穂ちゃん】

言わずと知れた?私のフラメンコ仲間。
一昨年のヨーロッパ旅で、イタリアを共に食べ尽くし、笑い尽くした仲。
「人生で行ってみたい場所BEST 3」に堂々と君臨したのが、
あのウユニ塩湖。
というわけで今回お休みを取って、日本から弾丸ツアー決行。
その行動力は圧巻としか言いようが無い。
合流第二の巻である。




【みえちゃん】

札幌在住の、菜穂ちゃんのお仕事仲間。
立派な会社は、都市を越えても交流があるものなのね。
正直ちょっとだけ迷いもあった菜穂ちゃんの背中を、
がっちり押してあげることができたのは、間違いなく彼女のおかげ。
突然の菜穂ちゃんからのお誘いに、即答でYESと言えたのは本当に凄いよ。
というわけで菜穂ちゃんと共に日本から弾丸ツアー。








そこに私達二人も加わって、総勢7名の日本人がラパスに集まったのは、
1月20日のこと。
宿はヤナコッチャ通531にあるAUSTRIA。
優しいフランシスコという名のおっちゃんが経営する、
とってもキレイなホステルだ。
なぜオーストリアなのかはわからないけど、
宿の至る所にウィーンの絵が。
おっちゃんの憧れかしら。
ただこのおっちゃん、忙しい時間帯はどうもテンパってしまうので、
お願いごとはおっちゃんの様子を探りつついきましょ。
日本人旅人はあまり使用しないみたいだけれど、
一人30ボリ(330円くらい)で泊まれちゃうし、
なんせ毎日掃除してくれる。
さすがラパス、安さでは裏切らない。





ラパスに入るなりすぐさまボリパーをかけるアイジ。





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やっとSALと共に旅できるんだね。





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つーちゃんとあーちゃんも南米スタイルに近づいたことだし




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菜穂ちゃんとみえちゃんと、ミラドールキリキリ展望台へ。
(また響きで決めたとしか思えない)
ここからのラパスの眺めは絶景!




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市民にとっても黄昏れ場所かな




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ほんっとに山に囲まれてるよ




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一人だけ同じ宿にいた日本人旅人のリョウイチ君。
アツイ心を持つ学生だけど、なんだか妙に落ち着いていて。
そのギャップが魅力でした。
吉報待ってます♬





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インディヘナの女性の山高帽は、イギリスからの物なんだって







それぞれラパスで一日を過ごし、
心配していた高山病も重い症状にはならずに済んで一安心。
そしていよいよ1月21日の夜行バスで、
私達はウユニへと向かうのです。




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ラパスを離れる前、ここのバスターミナルで、
とっても可愛い兄弟姉妹に出会った。
もう、瞳に引き込まれるってこういうことかって。
それくらい、もうぞっこんに。




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お姉さん達は、この子達に翻弄されっぱなしでしたよ。




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特に一番上のお姉ちゃんが忘れられない。
私達のつたないスペイン語を一生懸命理解しようと聞いてくれて、
何度も何度も同じ言葉を繰り返して、
どうにかこうにかコミュニケーションを取ろうとしてくれた。




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さらに自分達はアルゼンチンから来ていて、
私達もアルゼンチンに行く予定だと伝えると、
是非うちに来てほしいと。
近くにいた自分の両親に懇願して、
この日本人を泊めてあげてと。
そんなこと言われても普通の日本人の感覚なら、
「ありえない」こと。

だけど有り得ちゃうのが旅先で出会う人。

ご両親もOKしてくれたらしく、
彼女のパパのメアドと家の住所を書いて渡してくれた。





「ねぇいつ来れる?」

「う~ん、3月の半ばくらいかなぁ」

「15日は?3月15日はどう?」

「そうだね、それくらいかなぁ」

「15日の何時?えっとー、夜の8時くらいはどう?」

「8時?あー、いや、別にいいけど、、、」

「おっけ、じゃあ3月15日の夜8時ね!」

「ん~、そう、、、だね~」





瞳をキラキラさせながらそう言ってくれた彼女。
彼女の期待に100%応える自信がなかっただけに、
私の返答も曖昧なものになっていた。




でも、、、本当に行けたら素敵だな。




それまでにもっとスペイン語を習得して、
彼女や彼女の家族とも話せたら。




旅の予定なんてあって無いようなもんだし、
ここまで話して何もコンタクト取らないなんて、
もし本当に彼女が期待して待っていてくれたらと考えると、
小さな柔らかくて温かい心を傷つけるかもしれないと、
今ここでハッキリ断っておくべきなのかもしれないと。
だけど彼女のまっすぐ私を見据える瞳を見たら、
もう何も言えなかった。




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プロフィール

junko

Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
でも人はもっと好き。

まだ見ぬ出会いを、笑顔を、そして
感動を求めて。

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