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嘘つかない

Posted by junko on 22.2011 フランス France   3 comments   0 trackback

2010年11月28日
私はパリから東へTGVで約二時間半、
ドイツ国境間近のストラスブールという街へやってきた。



ここに、ミチコお姉ちゃんの長女である、
メグちゃんが住んでいる。
さらにクリスマスまで一ヶ月をきったこの時期、
ストラスブール名物、マルシェ・ド・ノエル=クリスマスマーケットが開かれているという。
クリスチャンでも何でも無いのに、
やっぱりベタにクリスマスの雰囲気が好きな私としては、
ベストタイミングだったわけで。




メグちゃんに会うのは9年振り。
パリ生まれのパリ育ち、さらには女盛りの25歳ともなれば、
相当大人になってるんだろーなーとは予想していたけど、、、





想像以上に、彼女は精神の成長が伴う大人の女性だった。





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ファビアンという彼氏と同棲中のメグちゃん。
もうかれこれ3年近い関係になるという。
さらにその家には2人のルームメイトがいて、
カウンターバーが設置されたオシャレなリビングルームや、
広いキッチンを共有しながらも、
それぞれのプライベートを確立しながら仲良く住んでいた。
欧米ではよく見かける、このシェアハウスシステム。
赤の他人と住むっていうのは、日本で育った人間としてはなかなか想像し難いけれど、
生活費の大半を占める家賃や電熱費などを折半できる点はお得。
それに、運良く反りの合うシェアメイトに出会えたなら、
関係も深くなって、大切な友達になれる。
現に、メグちゃんの親戚として訪れた私は、
そのオシャレなリビングルームを寝床として提供されたわけだが、
二人とも快く迎え入れてくれた。
そして当初三日間程度の滞在予定だったものが、
あまりの居心地の良さと、いろんなことが重なって、
結局六日間も長居してしまうことになる。







メグちゃん達のおうちに着くと、
昨晩相当飲んだというらしい残骸が。


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見よ、このワインボトルの数。さすがワイン大国フランス。






早速クリスマス市場にも案内してもらって、もう興奮しっぱなしっすよ。


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我が家のクリスマスツリーは本物のもみの木で。これ、いつか叶えたい夢。




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可愛いすぎる、、もうすべてが可愛いの




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その晩、仲の良いお友達を誘って、
ディナーに連れて行ってもらった。
ストラスブールはアルザス地方の中心都市。
このアルザスという名前は、ドイツ語から来たもの。
立地的にも国境間際というだけあって、
街の文化は建物も食べ物もドイツの影響を強く引き継いでいる。
木組みの家屋や、すっぱいキャベツのシュークルートなど。
このシュークルート、ドイツではザワークラウトって言うよね。
ソーセージや味の濃いお肉料理と最高に合うんだー。


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どうも、贅沢しております




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こっちは翌日のランチに、ストラスブール名物タルトフランベ♡
うすーいクリスピーな生地に、サワークリームやオニオンやベーコンが乗っかってるだけの
シンプル料理なんだけど、ビールに最高に合っちゃう。




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ごちんなりました♡





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メグちゃんちからの景色。
パリでは雪は降ってなかったのに、こっちはしんしんと。







雪がとても似合う街だと思った。

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ここのカテドラルは、今まで見てきたたくさんの聖堂の中でも
ピカイチにかっこよかった。
なんでも地元産の砂岩で造られているらしい。




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メグちゃんには、ジュリアンという日本が大好きな友達がいる。
日本が好きっていうか、もう好きを超えちゃって、
「日本人の彼女しか欲しくない」と言い切るほど。
日本人の女の子しか持ってない良さを、分かってくれてるんだ、ヤツは。

実際ジュリアンには、彼が『小鳥ちゃん』と呼ぶ日本人の彼女がいた。
フランスに語学留学した時に知り合って、
日本⇔フランスという遠距離恋愛を続けていた。
そして後日談にはなるが、
晴れて彼らは2011年の11月に、結婚した。

或る日そんなジュリアンが、
私達をドライブに連れて行ってくれた。
雪深い山の中、彼が贔屓にしているワイナリーへ連れていってくれるという。





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途中に立ち寄った小さな町。すごくドイツっぽいよね。




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どこもみんなクリスマス一色ね




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そんなジュリアン。日本語もほんと上手!




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そしてお茶目ね♡




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念願のワイナリーへ。
といってもこの頃は、ワインのことなんてぜ~んぜん知らなかったから。
ほんの少しだけ勉強した今こそ、もう一度行きたいな。



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ジュリアンのよしみで、樽を見学させてもらった!




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一生懸命説明してくれた作り手さん。




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アルザスといえば、白ワイン。
そして味は、、、
正直、今まで持っていた白ワインのイメージを覆された。
それほど、美味しかったのだ。
よく表現されることかもしれないが、
花の香り、蜜の味、、、
でもほんとにその通り。
すごく華やかな香りで、どうしてブドウからこんな香りが立つんだろうって
不思議になるくらい。
ジュリアンも、日本の小鳥ちゃんに会いに行く時は、
もちろんお気に入りのアルザスワインを持参するみたい♡





車の中でジュリアンといろんな話をした。
小鳥ちゃんの話をする時はデレデレなのに、
人生観の話となったらもうズバっと自分の意見を述べる。
しかもほとんど的を得てる。
感じたのは、自分に正直に生きてるなってこと。








メグちゃんともよく話をした。
パリで育ったとは言え、日本人の両親を持っているだけに
日本語はもう母国語のように喋る。
言語聴覚士の資格を持ち仕事している彼女は、
早くからその自分の進むべき道を決めていたという。
高校を卒業すると同時に専門学校で学び、
今ではフリーで顧客、つまり患者を持つほどに。
そういえばジュリアンも整体師の職に就いている。
みんな、手に職がある。。

日本のように、大学に入ってから遊びまくり、就職活動をする時初めて

「自分のやりたいことって何だろう」

と行き詰まるのとは、違うなぁ。
だけどまだ18、19際の若者が、
自分のやりたい仕事を考えて決断するっていうのは可能なのか?
まぁ、フランスでは可能なんだろう。




何が違うんだろう。
どうしてこうも大人びているんだろう。
何が日本人を幼くしているんだろう。




もちろん日本にだって、高校卒業と同時に仕事に関連する専門学校で学び、
それをそのまま生業にしている人はたくさんいる。
ただ私は大学へ進学して、周りでもそういう経験をした人をたくさん知っているから。
大学で何を学んだかって聞かれる度に、
私はいつも言葉に詰まる。
「国際政治経営」だなんて名ばかりで、
何ひとつとして覚えていない。
だけどあの4年間はスペシャルだった。それは確かだ。
写真と旅への好奇心の開花は、間違いなくあの期間に起こった。
そういう意味で、進学したことに全く後悔などしていない。







メグちゃんとは恋愛話もよくした。
ファビアンとの馴れ初め、経緯、そして今抱える問題、、、
メグちゃんは包み隠さず話してくれた。
もちろんその話の中には、彼女にとって辛い内容も含まれていたけど。
本音で話してくれてる分、私も心を芯から開くことができた。
そんな中で、やっぱりジュリアンと同じくこう感じた。


「自分に正直に生きてる」





さらにプラスαとして、
恋愛においてよく討論される、
「愛される」のと「愛する」の違いについて。

よく、「女は愛された方が幸せになれる」なんて言うけれど、
ほんとかな?
そう思うときは確かにあった。
でも、今は違う。

メグちゃんは、ちょっとした危機にあった。
ファビアンとの関係。
だけど、彼女はこう言い切った。

「私に出来る限りのことをして、それでダメだったらもう仕方ないよね。
 だって私は誰よりも彼のこと愛してるって、私以上に彼のこと愛せる女はいないって、
 そういう自信はあるから。
 でも、彼がそれに向き合う気持がなければ、その時はもうしょうがない。
 もちろんそうなったら、悲しいけどね。」





心が打たれた。
人を愛するって、人をこんなにも強くさせるんだって。
と同時に、羨ましささえ覚えた。

ここまで言い切れるほどの愛情ってどんなんだろう。
その時の私はいろんなことが重なって、混乱状態に陥っていた。
旅は続けていたし、しっかり観光なんかしながらも、
心境はもうガタガタだった。

そんな時にメグちゃんの言葉はガツンときた。
その潔さはとてもカッコ良くて、
私はメグちゃんが大好きになった。
だからこそ、いろんな経緯を経て、
その三ヶ月後、二人が晴れてPACSを結んだという報告を受けたときは、
もう本当に嬉しくて嬉しくて、、


フランスでは最近主流になっているというPACS


「ソフトな結婚みたいなもん」って言っていたけど、
一緒に暮らしているんだもん。
しかも二人とも幸せそうだし。
諦めずに、そして自分に正直に生きて来たメグちゃんだからこそ
手に入れることができた幸せだと思う。





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話せて良かった。
フランスでは妹以外、誰1人親族が居ないというメグちゃんにとって、
はるばる日本からやってきた私は、自分の母親の従妹という遠い親族関係であるにしろ、
しっかりと血が繋がった家族。
彼女にとっても、すごく大切な時間だったと言ってくれた。

血縁関係って、こういう時にとても強く意識する。
30年間の中で一度しか会ったことがない、
遠い遠い存在だった彼女が、一気に近くなった。
不思議だけど、見えない縁で繋がっているとはこういう事なのかな。




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たくさん飲んだし、たくさん美味しいもの作ってくれて、ありがとう。
いつか日本に来るときは、
必ず恩返しさせてください。
本当にありがとう、メグちゃん、ファビアン、そしてジュリアン。




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空に浮かぶ孤高の城

Posted by junko on 21.2011 フランス France   0 comments   0 trackback
この旅に出る前に、
『フランスの旅』という雑誌を読んだことがあった。

その表紙の写真は一目で私の心をわしづかみに。




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この絵が忘れられず、
フランスに行くならば、必ずここ、モン・サン・ミッシェルに行こうと
心に決めていた。




それが叶ったのは、11月25日のこと。




ブルターニュ地方の中心都市であるレンヌに前泊し、
翌朝一番のバスでレンヌ駅からモン・サン・ミッシェルへ。
そのバスに乗り込む前に、ハンガリーはブダペストのアンダンテ仲間である
サンボに再会したのは前述の通り。

サンボって誰?と気になる人はこちら






とにかく天気にさえ恵まれたらもう言うことなし!
そう願って思い通りにいくことなんてそうそう無いのに。
今回は違った。
太陽は私を見捨てなかった。

そしてあの城が視界に入ってきた瞬間、
身震いした。






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うわーーーー、本当に、ぽつんと、そこに。

ずっと雑誌を眺めてはため息をついて、
憧れていたあの「モン・サン・ミッシェル」が、
今目の前に。
しかも周りに誰も居ない。
もはやこの景観を独り占めしてる。

シーズンオフで寒さは厳しいとしても、
この独占に叶うものは無いんじゃないだろうか。




でもね、本当は一人じゃなかったんだ。
ほら。

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振り向けば、わんさか



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すごく長閑な空間の中で育つ羊ちゃんたち。
幸せだねぇ。







一本道を島に向かって進んで行く。
さっきまで牧歌的だった風景はいつの間にか消え、
目の前にバーン!っと立ちはだかる高い高い城が。
厳密に言うと修道院なのだが、
私はどうしても、『城』というイメージが強い。





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島に入ると、まず観光客向けのレストランや露店が並ぶ大通りに出る。
まぁそんなとこに寄るわけもなく、
そのままどんどん突き進んでいくと、
至る所に階段が。
上っては下っての高低を繰り返すと、
いつしか修道院に辿り着く。





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以前は、要塞としても使われていたというだけあって、
島は分厚い城壁で囲われていた。





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サン・マロ湾に浮かぶ小島に築かれた修道院であるモン・サン・ミッシェル。
かつては満潮時に、完全に本土と切り離されて孤島となっていたという、
その風景が思い描かれるような景色が。




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飽きなかったなぁ、本当に。
どこを歩いても初めて見るような景色ばかり。
でも。
ここの絶景は、やはり離れた場所からその全景を望む時にこそ、
出会えるんじゃないかと私は思う。




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日が暮れてきた。
あの表紙みたいに、マジックアワーの瞬間に撮りたかった。
靴が泥まみれになりながらも、
潮が満ちた牧草地をひたすら歩み進んで、
撮った。





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どうしてあの時間って、あっと言う間に暗くなってしまうんだろう。
一瞬、ほんとに一瞬。
あれ、ぶれてる。
あれ、感度上げ過ぎた。
そんなことやってるうちに、
一瞬のうちにマジックは消えてしまった。



まぁでも。
あの表紙のようには撮れなかったけど、
私の心はもう十分、満たされていた。




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翌朝。
眠たい目を無理矢理こじあけて、
着の身着のまま外に飛び出した。
だってホテルの窓から、
朝靄に浮かぶ孤高の城が見えたから。





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本当に刻一刻とその表情を変えてくれた。
一生忘れられない、モン・サン・ミッシェル。


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ものすごい吸引力で

Posted by junko on 20.2011 フランス France   0 comments   0 trackback

「マルシェ」と聞くとどうしても
西田ひかるの「ハウス!カレーマルシェ」と言ってる映像が出てきてしまうところに、
昭和へのよくわからない固執が感じられる、
ばーちーです。




そういえば昔、釧路動物園に西田ひかるが来る!という噂で
意気揚々と行ってみたところ、
石田ひかりだったという思い出が今蘇りました。
まだ朝の連ドラにも、あすなろ白書にも出る前の、
駆け出しのころの石田ひかりでした。




まぁ、そんなマルシェ。
いやいや、パリ本場のマルシェですよ。
マルシェって、フランス語で「市場」って意味ですから。

サンデーモーニング。
MAROON5。
じゃなくて、日曜の朝のマルシェ。
どうも今日の脳みそはどんどん連想に走っていってしまうようです。
疲れてんのか?

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こういうマルシェでさぁ、
中山美穂とか、中村江里子とかも買い物すんのかなぁ。




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野菜だけじゃなく、お魚もたーくさんだよ



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ノリノリやねん




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いや、ノリ過ぎやねん




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おばあちゃん♡




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というわけで、本日のランチはマルシェで仕入れたムール貝!
それを白ワインで蒸すだけの簡単料理。
激ウマばくばく食べちゃうよ。


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ワタクシこの度、スポーツカメラマンになりました。




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嘘です






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ミチコお姉ちゃんの旦那サマのお仕事関係で、
パリがホームチームのサンジェルマンとやらの試合を観戦。
しかも関係者ということで、
選手達の戦場である芝生に立てちゃったというわけ。
えへえへ。




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大盛り上がりのサポーターたち




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キッズよ、大志を抱いてくれ



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ついに選手登場!
誰1人として知らん!ぷーーーーーー




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関係者席ってすごいね。




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ハーフタイムには、ラウンジルームみたいな所で飲み物や軽食を食べられるし。
なんかVIP。とりあえずVIP。
ちなみにそこでダンディなジャーナリストやらに口説かれた。
すぐ横に従姉の旦那さんが見張っているというのに。
そのジャーナリストは、iPhoneで自分の子供の写真を見せてきた。

「僕の宝物だ」

口説いてるのに子供の写真を見せるというのは、
新種の手法か?
それとも既婚者だろうが子供がいようが、
愛の街パリだから許されるのか?

丁重にお断りして後半戦へ。






試合後には記者達のインタビューに混ざってみる。

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それにしても名前も何も知らないんですわ




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監督だそうです




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なんだかすごいとこに来ちゃったもんだな




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昔から芸術家に愛される街、パリ。
なぜだろう?
ものすごい吸引力で、彼らの細胞を掴んで離さない。

中でもモンパルナスにはたくさんの芸術家が住んだ。
そこにある創業1903年という老舗カフェ、
『LA ROTONDE』へ。



洒落こんで行ってみたわけ。
お姉ちゃんにトレンチコートなんか借りちゃったりして。




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ここで、ピカソやモディリアーニ、おかっぱ頭の藤田嗣治なんかが
日夜集まっては、芸術論を繰り広げていたってさ。




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なんか、そこに居るだけでちょっとだけ自分がアーティスト肌に近づいたような、
そんな勘違いをさせる背景と雰囲気を持ち合わせた場所だった。


うん、完全に勘違いなんだけどもさ。











ピカソはこんなシャンソンパブにも通っていたんだって。
お金ないけど芸術家ってこういう場所には行くんだよね。



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ここは、モンマルトルにある『オ・ラパンアジル』
パリに来たら一度はシャンソン聴いてみたい!と思っていたので、
老舗でさらに名立たる芸術家が通ったというエピソードに
またしても惹かれてしまい、
ミチコお姉ちゃんを誘って、熟女二人でくり出したの。
だってユトリロやロートレックやルノワールなんて、
やっぱりここパリに来たら観ちゃうでしょ。
そんな彼らの作品を観たら、
彼らの息吹を少しでも感じたいと思うでしょ。

でしょ?



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中に入ると味のあるおじいちゃんが出迎えてくれた。
ショーの合間の区切りの良い所でその『部屋』に入れてくれるという。
待ち合い室でさえ完璧に「老舗」のオーラぷんぷんだ。




『部屋』に入った。




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照明はかなり落とされていて、
その部屋全体が赤く染まっている。
決して広くはないけれど、その密着度が私は好きだった。
だんだん目が慣れてくると、
このアコーディオンを弾く女性の背後に座る若者たちが、
まぁそれはそれはお洒落な古着スタイルを着こなしていることに気づく。


お客さんまで超オシャレやん!!


さすがパリジェンヌと感心していると、
アコーディオンの女性のパフォーマンスが終わり、
古着スタイルの若者たちが次々と立ち上がる。




なんだ、この子達も出演者だったのね。



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この子の歌が一番上手だったなぁ。哀愁があって。




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さくらんぼのお酒が振る舞われた。
可愛いね。



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居心地は最高に良かった。
その部屋に漂う匂い、空気、すべてが今まで感じたことのないような、
大げさかもしれないけど違う時代、空間へ連れて行ってくれるような。
気づけば、部屋の壁じゅうに芸術家達の作品が所狭しと飾られている。
見たことのあるようなタッチの絵。
たしかに彼らはそこに居てくれた。




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大御所登場。
もちろん歌うは悲恋のシャンソン。




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いろんなこと感じてた。
きっとミチコお姉ちゃんも同じだろう。
心が敏感になっていたと思う、二人とも。
帰りのタクシーの中、無言の時間が過ぎる。
きっと色々振り返ったりしてたんだろうなぁ。
私も然り。


観光客相手で質が下がっただの、
日本人観光客が多すぎるだの、
色々と言われているようだけど、
私は別に気にならなかった。
どの国だって日本人観光客はカメラ持ってうじゃうじゃいるもんだ。
それが日本人ってもんだ。



私は好きだな、ラパンアジル。
もう一度行きたいとさえ思える。






巴里

Posted by junko on 19.2011 フランス France   0 comments   0 trackback




巴里






漢字で表記した時に、
こうもお洒落にキマる街は他にないんじゃないだろうか。
そう感じるのは私だけかなぁ。
なんかこう、「パリ」よりも、「PARIS」よりも、
ぐっとその街本来の雰囲気を表しているような気がするんだ、
「巴里」という漢字は。





ブリュッセルからパリへと渡ってきたのは
2010年11月15日のこと。
私はとても安心していた。
それは、血の繋がった家族がいる街だったから。

ミチコお姉ちゃんは、私の一番上の従姉にあたる人。
一男三女の末っ子だった母にとって、自分の兄の長女であるミチコお姉ちゃんは、
姪っ子というよりも、妹に近い存在。
とても可愛がってもらったとミチコお姉ちゃんは言う。

そして母も、よくミチコお姉ちゃんの話を私に聞かせてくれた。
なんせ親戚の間では、私がミチコお姉ちゃんに似ているというのだ。
特に化粧の濃かった二十代前半なんか、よく言われた。
叔父に関しては、私に向かって「ミチコ」と呼び間違えるほどに。
ちょうど20歳の歳の差がある私とミチコお姉ちゃん。
生まれたばかりの赤ちゃんの私を抱くミチコお姉ちゃんの写真を見た。
自分で言うのもなんだが、二十歳の頃の私とよく似ている。

そんなミチコお姉ちゃんは、二十代そこそこで結婚すると同時にパリへ移住した。
旦那さんの仕事の関係で渡仏したわけだが、
そこで二人の子供に恵まれ、永住権も獲得。
すでパリ生活は四半世紀を超える。

ミチコお姉ちゃんに会うのは、実は9年振りだった。
そう、私は一度、パリを訪れていた。
二十歳の夏、イギリスへ短期留学していた際に、
週末の休みを使って三日間だけ訪れていた。
その時二人の娘はまだ14歳と16歳のティーネイジャー。
とはいってもパリ生まれのパリ育ち。
とても大人びていて、姉妹間の会話はフランス語という点に、
年上だというのに私はドキドキしていたくらい。
その三日間でミチコお姉ちゃんは、
私をパリの主要観光地と呼ばれる場所へ連れていってくれたが、
強く思い出に残っているのは、
キッチンで語った時間だった。
両親には言えないようなことが、
ミチコお姉ちゃんには不思議と話せた。
それはきっと、ミチコお姉ちゃん自身の話も聞かせてくれたからだと思う。
限りなく友達に近いような、でも人生の先輩である経験者、
そういう存在だった。








今回9年振りの再会となったわけだが、
その9年の間に私の身辺では色んなことが起きた。
そして、お母さんが可愛がっていたミチコお姉ちゃんに、
私は会って話す使命があるような気がしていた。

再会した瞬間、まったく変わらない(つまり老けない)
お姉ちゃんにビックリ。
さすが美の街パリに暮らしているだけあって、
お化粧も髪型もバッチリ。
逆に髪も顔もボサボサでどでかいバックパックを背負って現れた私に、
一抹の不安を抱いたということは後から聞かされた。

今では二人の子供達はそれぞれ独立しているので、
家には夫婦二人きり。
「普段はこんなにゆっくり食事なんかしないのよぉ」
なんて言いながら、
毎晩毎晩それはそれは素晴らしい食事を振る舞ってくれた。
もちろんビールから始まって、ワインにサラミにチーズ。
フランスほどサラミとチーズが美味しい国は無いと思う。

何より嬉しかったのは、
餓えていた和食のオンパレードだった。
フランス暦25年といえども、やはり二人とも純日本人。
日本米やお味噌はもちろんのこと、味醂やゴマ、納豆や海苔など、
和食には欠かせない食材、調味料がしっかり棚に常備してある。
もちろん手に入れるのはそんな簡単なことじゃない。
ただパリの日本人コミュニティは規模も大きく発展しているので、
他の国に比べればかなり豊富に供給されている国だと思う。



「淳子ちゃん、お風呂入りたいんじゃない?入浴剤何が良い?」

そう言って日本の名湯シリーズの入浴剤が出てきた時には、
ほんとに泣きそうだった。






11月15日にパリの街へ入ってから、
結局一ヶ月もの間、フランスに滞在した。
その間、パリ以外の都市へも何度か渡ったが、
常にこのパリが拠点に。
そしてその濃密な体験を、
常にキッチントークでミチコお姉ちゃんと共有した。








美しき巴里の街

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ノートルダム寺院ね




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「ノートルダム寺院のてっぺんからのパリの景色は、絶品だよ」

そうフランソワから勧められていたので、
迷わず登ってみることに。



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本当だった。
ありがとうフランソワ。
教えてもらわなかったら、きっと登らなかったと思う。




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西日が降り注いできた。




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セーヌ川、このほとりで幾つものストーリーが生まれては、
巴里という街を彩っていったことだろう。




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メトロまでお洒落ね




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シャンゼリゼ通りの向こうに凱旋門






ボジョレー・ヌヴォー解禁の日。
その年に収穫されたブドウで製造された赤ワイン。
しかもこれボジョレー・ヴィラージュを出してくれるなんて、、
ありがとうミチコお姉ちゃん♡


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或る日には、クリニャンマーケットという蚤の市へ。
アンティークな家具や、古着などの店がもうずらーっと。
私はどうしても最後までその名前が覚えられず、
にゃんにゃんマーケットって呼んでいたけど。

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わしが主じゃ




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さっすーが、世界のキタノ




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甘えん坊のエミちゃん







これがミチコお姉ちゃん。
似てるかな?
ということは、20年後の私、、ププッ( •ॢ◡-ॢ)

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Happy Merry Xmas

Posted by junko on 25.2010 フランス France   4 comments   0 trackback
時間軸が行ったり来たりで、
混乱しちゃうかもしれませんが、

今日は、正真正銘の今日は、12月25日。
そう、クリスマスです。

今わたしはバルセロナにいるんですが、
土曜日ということもあり、ほとんどのお店がクローズ。
買いだめしたワイン片手に、
一人ホステルでクリスマスを迎えているわけです。

でも。
不思議と寂しくないのは、つよがりでも何でもなくって。

こうしてブログを読んで下さる方々の顔を思い浮かべると、
一人じゃないんだなって、ほんとに思えるし。



それに。


それにですね。


一足お先に、おもいっきりクリスマス気分を味わっちゃったからなんですね。
ちょうど一ヶ月くらい前に、フランスのアルザス地方、
ストラスブールという街に行きました。
そこは、”マルシェ・ド・ノエル”というクリスマスマーケットが有名な街で。
クリスマスの本場、ドイツとの国境近くにあるので、
それはそれは素敵なマーケットだったのです。


今日はその時の写真で、皆さんにもクリスマス気分をお裾分けできたらと思って。
日本は今25日の22:30。
間に合うかな!?


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これは、「バンショー」と呼ばれる、
ホットワインのこと。
ワインと一緒に、クローブと、シナモンと、オレンジと、たっぷりのお砂糖を
お鍋に入れて、ぐつぐつと煮込みます。
赤でも白でも、どちらとも美味しい。
心も体も「ほっ」とあったまる、大好きな飲み物。

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お酒が飲めない人には、ホットハニーオレンジ。
これまた優しい~味で、思わず笑顔がこぼれます。

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これは、「パン・デ・ビス」といって、
ドライフルーツやリキュールが惜しみなく盛り込まれた、
ずっしりと重いパウンドケーキ。
長持ちするし、これまたワインに合うんです。

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マーケット以外も、もう街全体がクリスマス一色。
あったかい街灯と、雪と。
ヨーロッパのクリスマスがどうしても見たかったので、
ほんとに、幸せな気分でした。

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向こうに映るのは、カテドラル。
荘厳な、それでいて温かみのある教会。

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大人も子供も、みんないい顔してた。
クリスマスマジック。
だから好き。


日本の皆さんにも届いたらいいな。
Merry Xmas☆

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プロフィール

junko

Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
でも人はもっと好き。

まだ見ぬ出会いを、笑顔を、そして
感動を求めて。

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