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ほんとうのお料理上手

Posted by junko on 17.2012 ペルー Peru   2 comments   0 trackback
2012年6月13日




クスコで泊まったカサ・デル・インカは、
いつからか日本人旅人が多く訪れる宿になった。
そのせいか、そこで働く人達は少しの日本語を喋る。


中でも誰が教えたか知らないが、

「クルテルー」

を連発する。
スペイン語でよく若者は、「ロコ〜!」って言うんだけど、
それって日本語で言えば「バカ〜!」みたいな意味合い。
それを或る日本人が、「狂ってる」というなんともコワイ単語で教えたんだろう。
やめてほしいわ。





まぁでもみんなふざけて言ってるだけだし、
去る時には「イカナイデ〜」なんてくすぐる言葉言うし、
何よりオーナー夫婦がしっかりしてるし、
さらにその奥さんの方の名前は「サユリ」だなんて言うもんだから、
かれこれ三週間近くも滞在してしまった。





DSC_8145.jpg
ありがとう♡






そして道産子代表すじこ作りに関してはピカイチのシゲミさんに見送られながら、
私達は首都リマへと向かった。









長時間のバス移動。
時折休憩が入って、簡単なレストランに立ち寄ったりする。
もちろん私達は移動用にパンだったりビスケットだったりを用意しているので、
そんな所で外食することはない。

今回はスペシャルで、クスコ市内の市場で仕入れたマスに塩をたっぷりしてから焼いて身をほぐし、
出発前夜におにぎりをたくさん握ってきた。
それに塩して乾燥させたワカメも売っていたので、
それをゴマと一緒に煎って、自家製ふりかけなんかも作っちゃったので、
もちろんそれもおにぎりにした。

ところどころで海苔だとかゴマだとかの日本食を手に入れては、
大事にとっておいた甲斐があったってもんだ。




早弁したい気持ちを抑え、やっとバスは休憩時間に。
私達はベンチに座っておにぎりをパクついていた。
正直めっちゃ幸せだった。
おにぎりってほんとに最高だよ。
移動に最適、おなかにたまる、そして美味い。








だけどそんなわずかな、ささやかな幸せは一瞬にして消えた。








鈍い音がした。
もちろんすぐに何が起こったかはわからない。
恐る恐る音のした方に目をやった。










子犬がぐったり横たわっていた。







一度は停まろうとスピードダウンしたトラックは、
思い直したのかアクセルかけてそのまま逃げていった。









ぴくぴくしていた身体は一分もしないうちに静止した。










思えば初めてだったかもしれない。
生き物が死んでゆくその経過を目の当たりにしたのは。









車通りの多いその道路、後から後から大きなトラックがやってくる。
その度に遠くで子供達が叫んでいる。









私は身体を動かせなかった。
早く子犬をどかしてあげないと、また轢かれちゃうよ!!!
頭でそう信号を出しているのに、
身体がまったく反応しない。







それに、恐かった。
さっきまで親犬と思われるものと一緒に戯れていた子犬が、
今ではもう死んで横たわっている。








私は死んだ犬に触ることができなかったんだと思う。
生きてて元気な犬は、何度でも撫でたり抱いたり、可愛がってやれるのに。
そんなんで犬が好きーなんて言えないな。。。







やがて中学生くらいの女の子がつかつか道路の真ん中まで歩いて行って、
何度か子犬をつついて死んでいるのを確認すると、
片手でひょいっと掴んで、というかぶら下げてという表現の方が合ってるかもしれない。
そのまま子犬を民家の奥の方へ連れていってしまった。







叫んでいた小さな子供達が数人彼女のあとをついていった。








生きとし生けるもの、いつかは訪れる死。
わかっているけど、その後立ち直るまでしばらく時間がかかったよ。








DSC_8149_20121216184120.jpg











リマに来たのには理由がある。
私達が初めて南米の地に降り立ったのは5ヶ月前のこと。
ボリビアの首都ラパスの宿で、1人のドイツ人の女の子と出会った。
彼女はリマに留学中で、バケーションでボリビアを短期旅行していると言った。
数回の会話だけでも、彼女は信頼できる人だとすぐに感じた。

私達はその後リマを訪れる日程が確定してから彼女にコンタクトを取り、
再会することに決めたんだ。










彼女の名前はカロ。
ちょうどカロの弟もペルーの別の都市に留学中で、
カロに会いにリマを訪れていたので、じゃあ一緒に会おうということに。




DSC_8151.jpg
カロのお友達も来てくれたよ




カロと待ち合わせしたリマの街角は、ほとんどヨーロッパのようだった。
一緒に行ったカフェも、今どきの若者に人気のような感じで。
しばらくそんなお洒落カフェなんて行ってない私達は、
どうにも落ち着かずそわそわ。。。
でもカロが来て、

「で、どうなの、旅の方は!?」

と興味津々の顔で覗き込んできたもんだから、
なんだか嬉しくなっちゃって。





DSC_8159.jpg






リマの恋人達が秘密のデートをするところ、
Plaza del Amor その名も『愛の広場』で、
私達は愛じゃなくて夢を語った。





DSC_8156_20121216165832.jpg






DSC_8163.jpg






世界に友達をみつけるのって、
ほんのちょっと飛び込んでみるだけでいいんだね






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そしてもう一つ、ここリマでとっても有り難いことがあった。
日本人宿として有名な江田イン。
ここに旅友が2人、集結していた。
それはアレキパのサンドラの家、そしてクスコで一緒だったゆかちんと、
チリのビーニャ・デル・マールで出会ったヒカルだった。





彼等は同時に私達を夕食に招待してくれた。
私達は江田インではなく、ミラフローレスという海沿の地区で、
破格の安宿をみつけていたのでそこに宿泊していた。
普通、宿泊者以外の訪問は避けたがる宿側の人。当たり前だよね。
ましてやご飯を食べるだけのためだなんて、なかなか無いことなのに、
きっと江田インのオーナーが心の大きな人なんだろう。

「全然問題ないですよ。是非来てくださいよ!」

二人ともそう言ってくれたので、私達はお言葉に甘えてお邪魔することにした。







だって







だって








刺身パーティーだって言うから、、、








行くし!!!!!








RIMG0124.jpg
見てください、この素晴らしき食卓を。






日本人宿ならではのシェア飯、和食。
それもただの和食じゃない。
来てみたら、刺身に天ぷらに漬物に巻き寿司に握り寿司、
だし巻卵に魚の煮付におすまし汁。
なんてバラエティー豊かなの!!!





RIMG0127_20121216170337.jpg
昆布でダシをとったニンジンのお漬物、めっちゃ美味しい
ダシ巻き卵も綺麗にカットしてあるし。






これはちょっとやそっとの経験では作れません。
ましてやここはペルー、日本のように全ての食材が簡単に手に入るわけじゃない。
凄いのは、そこで手に入るもので、いかに日本の味を再現できるか。
しかも、使い慣れた自分ちのキッチンじゃない場所で。






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冷めてもサクサクの野菜天ぷら






RIMG0126.jpg
鰹の握りの上には生姜。たまりません。





生姜にワサビに青ネギといった薬味まですべて完璧なもんだから、ご飯が進むすすむ。
みーんなでモリモリいただきました。






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この偉業を成し遂げたのは、左のロングヘアーの女の子ハナエちゃん。






もうねー、感服の一言です。
何が凄いって、この偉業をほぼ全て一人でやったってとこがすごい!
私達が着いた時には、もうほとんどが準備してあって、
お手伝いできた事といえば、お刺身を切ったりしたぐらい。
お漬物もい〜感じに浸かってるし、
なによりおすまし汁や煮付の出汁の美味しいこと!
感動しました。


ほんとうのお料理上手とはハナエちゃんのような女性のことをさすんだと。
ハナエちゃん、ほんとにご馳走さまでした!!!












首都リマのアルマス広場は、
なんとなく人工的なニオイがして、あんまり好きになれなかった。

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ちょっとツボでね





DSC_8196_20121216170135.jpg
ペルーのホットショコラには、シナモンとクローブが入ってる。
ちょっとスパイシーだけどおいし♡








この後、私達はワラスへと向かう。
なんでワラスかっていうと、それはこの次のブログですぐわかるだろう。
そこでヒカルにまた再会するわけだけど、
これまた長い滞在になることを、もちろん私達にも想像できなかった。


リマからワラスへは、南米を廻った旅人なら一度は乗ってみたいと望む(ハズ)、
クルス・デル・スール、訳して “南十字星”
ペルーのバス業界の中でトップに君臨する超高級バス会社だ。






RIMG0129.jpg
独自のターミナルからしてすごい。まるで空港のような雰囲気。





RIMG0132.jpg
そうそう、やっぱ太陽だよね。





RIMG0137.jpg
ポスターには、「ペルーの全ては私達と共に」の文言が。






そんな大きなバス会社、もちろん高いに決まってるので、
私達には無縁だと思っていた。
でも幸か不幸か、私達が移動したい日にはこのバスしか選択肢がなかったのだ。

というわけで、スナック付きWi-Fi付き、広いイスにゆっくり背をもたれ、
それはそれは快適なバス移動が始まる。

こんなことなら、クスコ⇔リマ間で乗りたかったな。
それならもっと長く乗っていられた。
今回の移動は8時間しかない。

そう、居心地の良いバスは、いつまでも乗っていたいんだ。











おまけ





SDIM2621.jpg
ミラフローレスの海にて










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宿泊まったとこ同じだし。
ここで入院騒ぎしたから懐かしいなぁ~
2012.12.18 00:51 | URL | さんぼ #- [edit]
そうかーこの町で君はM字になったんだったね。
2012.12.18 07:26 | URL | junko #- [edit]


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Author:junko
北の大地でお魚食べて育った少女が、
世界へ旅に出ます。

写真が好き。
でも人はもっと好き。

まだ見ぬ出会いを、笑顔を、そして
感動を求めて。

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